小沢コージが自動車界の勇者・救世主を探すべく「激レア変態車」の取引現場、白金の魔窟を直撃!【カーセンサーニッチ】
カテゴリー: カーライフ
タグ: トヨタ / スバル / 三菱 / ダイハツ / メルセデス・ベンツ / フォルクスワーゲン / フォード / ランドローバー / パンサー / サンダーバード / スタリオン / デリカバン / iQ / J72 / レックス / Sクラス / レンジローバー / EDGEが効いている / 小沢コージ
2021/05/29

誰が買うのか想像もできない、奇妙な中古車が気になってしかたがない!
カーセンサーEDGE.netで物件を眺めていて「この車はいったい?」「価値あるの?」「誰が買うの?」と思わずにはいられない、超個性的なモデルを見つけたことがある人は少なくないはずだ。
そもそもどんな人が買うのだろうか? というか、売れるのだろうか?
この企画ではそんなレア車を扱うお店、そして実際に買ったユーザーを探して、奇妙な車たちがどんな運命をたどってオーナーの手元に届くのかをお伝えしていきたいと思う。
小沢コージ、遂に謎深き激レア変態車オーナー探しを開始します!
昭和の政治・経済・芸能・スポーツを混乱におとしめた元祖写真週刊誌『フォーカス』は、当時の名物編集者、斎藤十一のゴシップネタの極致とも言うべき衝撃的な提案から始まったといわれています。未確認だけど。
そう言われて小沢はふと膝を打ちました。そういや車にもそんなのあったっけと。
「いったい誰が乗るんだこの車?」「君たち、この車買うやつの顔見たくない?」みたいなやつが。
ネタ元は馴染みの大都会の車バカトライアングルこと『高輪自動車』です。天性の車バカ社長、小林しゃちょー率いる摩訶不思議な白金のレア物カーショップで、そこは「いったい、誰が乗るんだこの車?」だらけ。
先日行ったときにも、なぜか整形直前&直後のトヨタ iQが3台が置いてあっただけでなく、ハイパフォーマンス系ポルシェ 911の前には、昭和のベンツ 560SELやら、ダイハツ レックススーパーチャージャーやら、走行距離不明の昭和の初代レンジローバーやら、三菱 スタリオンGSR-Xターボデジタルメーターが鎮座。
年式5年落ち&走行距離5万km前後で、見た目品質良しのベンツ・BMW・ポルシェというどう考えてもみなが適度に欲しがる「絶対手軽に金になるドイツ御三家」、ではなく「面倒くさそうだけど面白そうな中古車」ばかりが並んでいるのだ。




どんな車でも日本に3人は欲しい人がいる!?
変態ウォッチャー小林しゃちょーは言います。「面白そうというか、手強そうな人ばかりですよ。大抵この手の車に問い合わせしてくる人は、車に超詳しいし、性格曲がってるし。でも、普通の車売ってるだけじゃ面白くないじゃないですか(笑)」
その意気や良し! 世の中、利益ばかり追い求めている中古車屋ばかりとは限りません。「儲け」の前に「面白さ」であり「人間観察」を求める人もいるのです。
世の中「ペットを見れば、飼い主の性格が分かる」とか、婚約相手の太り具合を予想したければ「実家のお母さんを見よ」とかなどなど金言はたくさんあります。
しかし、小沢に言わせれば「車を見ればその人が分かる」、「ヤバい車にはヤバい人が乗っている」です。つまり、面白い車の裏には必ず面白い人がいます。まるで巨大な釣りですが、車をエサにすれば面白い人間と面白いストーリーが見つかるのです。
まずは、小林しゃちょーオススメの謎の広島のトゥクトゥクおじさんか、タクシー120台収集家でも狙ってみようかと思いますが、基本は風まかせ。早速来月にでも「激レア車、変態車」を買ったオーナーへのインタビューアタックをスタートするのでぜひぜひご期待あれ!!



■取材先:高輪自動車
■住所:東京都港区白金1-29-15
■TEL:03-5422-7258
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