【名車への道】’71 マセラティ ギブリ
2022/06/30

これから価値が上がっていくだろうネオクラシックカーの魅力に迫るカーセンサーEDGEの企画【名車への道】
クラシックカー予備軍モデルたちの登場背景、歴史的価値、製法や素材の素晴らしさを自動車テクノロジーライター・松本英雄さんと探っていく!

自動車テクノロジーライター
松本英雄
自動車テクノロジーライター。かつて自動車メーカー系のワークスチームで、競技車両の開発・製作に携わっていたことから技術分野に造詣が深く、現在も多くの新型車に試乗する。「クルマは50万円以下で買いなさい」など著書も多数。趣味は乗馬。
名門グランプリメーカーが作ったプレステージカー
——今回は取材時に松本さんが見つけた車にしてみました。正直あまり知らない車ですが……。
——みなさんに知ってほしい車、ということですね。
——なるほど。思い出補正みたいなものですね。


——カロッツェリア・ギアは聞いたことありますね。カルマン・ギアも関係あるんじゃないですか? あと最近までフォード車にバッジが付いていなかったでしたっけ?
——あー、なるほど。そういう流れなんですね。
——フェラーリ 275とかデイトナ、ランボルギーニだとミウラとかが同時代ですよね? ライバル的関係だったんですか?
——話を聞いてるだけでもう凄い車じゃないですか……。

——かなり少ないですね。ビジネスとして成立してたんですかね?
——ちなみにSSってどういう立ち位置なんですか?
——しかし綺麗なボディデザインですよねぇ。
——なんか他にはないグランドツーリスモ感が伝わってきますね。ただパワーがあるだけではなく上品さもあって。
マセラティ ギブリ
ギアに在籍していたジウジアーロがデザインを手掛けた、2シーターのグランツーリスモ。鋼管フレームを用いたファストバックスタイルに仕立てられ、マセラティ初のリトラクタブル式ヘッドライトを採用する。そして1970年、さらに高性能なギブリSSが登場した。


※カーセンサーEDGE 2022年8月号(2022年6月27日発売)の記事をWEB用に再構成して掲載しています
【関連リンク】
日刊カーセンサーの厳選情報をSNSで受け取る
あわせて読みたい
“日本の誇り” 日産 R35 GT-Rは果たしてスーパーカーなのか?【スーパーカーにまつわる不思議を考える】
’07 フェラーリ F430|空力とヘリテージが息づくV8ミッドシップ【名車への道】
光岡 M55とダッジ チャレンジャーは本当に似てるのか問題。アメ車好きにも刺さるのか、ガチ比較してみた!
おトク感重視ならあえて輸入車狙いもアリ? 中古車ならではの値落ち率に注目せよ!【中古車購入実態調査】
若い世代は人と同じ車はNG? 周りとちょっと違う個性的な1台を中古車で【中古車購入実態調査】
’73 シトロエン DS|独自のデザインと乗り心地、そのすべてに“哲学”がある【名車への道】
「もはや家!」200台限定の新型Gクラスが3500万円超えに絶望したあなたに贈る「1/3で買えるこの車、代わりにどうですか」5選
フェラーリの維持費ってどれくらいかかるの? そんなリアルな疑問、専門店に聞いてきた!
~300万では選べない、1000万では高すぎる~ 600万円で探せる一度は乗っておくべきクルマ【カーセンサーEDGE 2025年11月号】
マセラティ MC12ストラダーレ最高額落札の盛り上がりの陰で、マクラーレンの“最終車両”コレクションがひっそりと販売されていた!?









