現行型の半額以下!? 「非日常」を味わえる旧型ロードスターが60万円
2013/12/13

“人馬一体”のコンセプトは世代を超えて共通!

現行モデルはヒンジひとつでルーフの開閉ができますが、旧型モデルは2ヵ所で操作します。それでもルーフの開閉は実に簡単です

トランクスペースは大きなスーツケースは入りませんが、ボストンバッグ程度のものなら2名分は収納可能。週末旅行には十分です

10年以上も前の車とあって、エアコンのスイッチ類はいささか“古めかしい”ですが、ダイヤルをカチカチと回すレトロな楽しさがあります

旧型ロードスターには排気量1.6Lと1.8Lのエンジンがラインナップされています。軽やかさをとるか、パワーをとるかはアナタ次第です!
需要が減る冬こそオープンカーを狙いたい
冬はオープンカーが売りにくい季節、と言われています。売りにくいから値段を下げるというのは商売の常識で、冬はオープンカーの中古車相場が下落しやすい傾向にあります。 そんな中、旧型マツダ ロードスターの中古車相場もやはり下落しています。オープンカーに乗ってみたい方は要チェックです。
“人馬一体”を謳ったロードスターはいつの世代のモノでも運転する楽しさを教えてくれる車です。車重の軽さがもたらす軽快感と優れたハンドリング性能が、車との一体感を味わわせてくれます。
そして、何といってもオープンエアによる開放感は格別で、「風を感じながら走る」というだけで“非日常”を体感できます。ロードスターはベラボーな加速力があるわけではありませんが、スイスイと爽快に走ってくれます。ドライバーの操作に忠実に反応するので、意のままに操れたときには驚くほどの達成感が味わえますよ!
現行型よりも旧型を狙うべし
さて、あえて旧型を勧める理由ですが、それはずばりその安さ! 現行ロードスターの中古車がカーセンサーアフター保証付きで総額約100万円から狙えるの対し、旧型ならアフター保証付きで総額40万円弱で手に入ります(2013年12月9日時点)。
つまり、中古車市場では旧型は現行型の半額以下で取引されているんです。各物件で年式、走行距離による価格のバラつきがあるものの、価格差ほどの走行性能の差が旧型と現行型にあるとは言いにくいです。もちろん現行型のほうが優れていますが、“人馬一体”となれる運転の楽しさは両モデルで遜色ないと思います。
また、旧型の相場の特性として、MT車の需要が高くAT車よりも高値に設定されていることも注目です。MT車のほうが走りの醍醐味を味わえますが、オープンカーをまったりと走りたい方には価格が安いAT車もオススメ。楽しみ方で選ぶのが良いと思います。
アフター保証車は減る一方。今の内にGETしよう!
リーズナブルで楽しさ満点の旧型ロードスターですが、ネックとなるのは年式の古さとその程度。しかし、アフター保証を付ければ、その不安はほぼ皆無と言っていいでしょう。いや、さすがにトラブルと無縁とはいかないかもしれませんが、不慮の出費とは無縁になれます。
アフター保証は初度登録13年未満の物件が対象となりますから、1998年~2005年までがモデルイヤーだった旧型の場合、一部車両は年明けには対象外となってしまいます。興味が沸いた方は、ぜひ今のうちにご確認を!
※プランでCSA保証を付けた場合、総額60万円を超える場合があります
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