レクサスやM・ベンツなど高級オープンカーを「日常の足」にしよう
2015/03/23
今は身近な存在となった高級オープンカー
「高級」の定義は難しいところではありますが、新車時価格が500万円オーバーであれば十分に高級と呼べるのではないでしょうか? 高いというイメージがあるためか、面白いもので中古車市場においては意外と見逃されがちです。今回は中でも、高級“オープンカー”に注目してみました。
「オープンカーは実用的でない」という先入観もあり、高級オープンカーは車選びの選択肢として挙がりにくいのかもしれません。たしかに毎日たっぷりの荷物を積んだり、人を乗せたりする人には不向きでしょう。しかし、「移動」が主な目的であれば、高級オープンカーは非日常と優雅さという“豊かさ”を日々の生活にもたらしてくれます。
さて、ご紹介するのは総額250万円以下でカーセンサーアフター保証対象車が購入圏内となるモデル。とはいえ、ものによっては100万円台からも狙えます。
100万円台で狙える物件もある
100万円台で狙えるのは、トヨタ ソアラ(最終型)です。「高級とは何か?」を突き詰めるために開発陣は世界の高級を体感してきた、という逸話がある車です。
ソアラをベースとするレクサス SCは200万円台から狙えます。基本的には“同じ車”と言えますが、装備内容はしっかり見直されています。特に、ソアラではオプションでしたが、SCでは標準装備となったマークレビンソンのオーディオには驚かされると思います。
両車は同時期のセルシオと同じ4.3L V8エンジンを搭載し、たっぷりのトルクで力強くも“シュルシュル”っと走る優雅なオープンカーです。ソアラはトヨタが考える高級感、つまり高い静粛性、魔法のじゅうたんのようなフラットライドを追求した車と言えます。ルーフを閉じた状態は本当に静かです。
いずれも誰が乗っても満足できるでしょうし、絶版車とはいえ走りはまだまだ現役並みで、古くささを感じさせません。定員が4名というのもポイントです。


M・ベンツとBMWのオープンカーも狙える
アフター保証対象車の数こそ少ないですが、輸入高級オープンカーであるM・ベンツ SLK(旧型)とBMW Z4(旧型)も250万円以下で手に入ります。
旧型SLKはメタルトップのオープンカーで、クーペとオープンカー両方の醍醐味を味わえます。SLKの全長は4080mmとコンパクト。全長に対して長めのフロントノーズ、短いリアエンドというプロポーションによって、良い意味でゴーカートのようなキビキビ感とダイレクト感を楽しめます。
オープン時においては、ルーフがトランクに収納されるのでトランクスペースは狭くなります。しかし、クローズ時は、トランクはオープン2シーターとして一般的な広さです。週末のお出かけくらいなら十分にこなせると思います。

Z4は現行型でメタルルーフとなりましたが、旧型は幌です。前後重量配分が限りなく理想に近い50:50となっているのが特徴で、車とドライバーの一体感が味わえる車です。
Z4には過激なスポーティさはありません。どこまでも上品かつスポーツドライビングのための模範的存在であり、“高級感”すら漂わせています。

多走行気味の物件が不安ならアフター保証にご加入を!
平均車両価格/平均走行距離を見ると、ソアラが約151万円/約9万3000km、SCが約274万円/約5万4000km、SLKクラスが約193万円/約4万km、Z4が約121万円/約5万4000kmでした(2015年3月21日現在)。
「総額250万円以下のアフター保証対象車」という条件だと、多走行気味の物件が多いので、不安な方はアフター保証への加入をオススメします。保証範囲内であれば、万が一の際も無料で修理することができます。
オープンエアがもたらす非日常は、運転するだけでワクワク感が漂います。ぜひ物件を覧になってください。
▼検索条件
トヨタ ソアラ(最終型)&レクサス SC&M・ベンツ SLK(旧型)&BMW Z4(旧型)×総額250万円以下×CSA保証車※プランでCSA保証を付けた場合、総額250万円を超える場合があります
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