クロスオーバーSUV比較!3代目ハリアー×初代NX×初代ヴェゼル
2019/07/07
▲新車では価格帯の異なる3台も中古車ではライバルになり得る?
世界的に大人気の高級クロスオーバー。国産車でこのカテゴリーの先駆者といえば、もちろんハリアーです。初代がデビューした当初は世界を見回してもライバルはほぼ存在しませんでしたが、今では花盛りのカテゴリー。そこで現行型である3代目ハリアーとライバル車種を比べてみましょう。
比較する車種は2つ。ひとつは、ハリアーとガチンコ勝負していると言っても過言でないレクサス NX(初代)。かつてのハリアーとレクサス RXのような、ほぼバッジを変えただけの同一モデルではありませんが、プラットフォームやエンジンなど設計の多くを共有。半ば兄弟のような関係にある車です。もうひとつはホンダ ヴェゼル(初代)で、3代目ハリアーとほぼ同じタイミングでデビューしました。
国産クロスオーバーの雄といえる3台。じっくり見比べて「やっぱりハリアーが良い」のか、それともNXやヴェゼルを選ぶべきなのか。その結論を出しましょう。
【概要】基本的な作りは似ていても異なる個性
まずは三車のプロフィールをおさらいしましょう。ハリアーのボディサイズは、グレードによって違いがあって全長4725~4770mmm×全幅1835mm×全高1660~1690mm(2019年7月1日現在)。コンパクトSUVなどよりもひと回り大きい、堂々としたサイズです。
▲トヨタの誇る高級SUVであるハリアー。シティ派として独自のポジションをつかんでいます対するNXのサイズは全長4630~4640mm×全幅1845mm×全高1645mm。ハリアーよりも全長が短く、全幅が少し狭く、全高も少し低いスタイルです。ホイールベースは同じなので、違いはオーバーハング部分。特にリアは荷室に充てられるスペースがハリアーよりも小さくなっています。
▲NXはハリアーとプラットフォームを共有しながらも、スポーティなシルエットとなっていますヴェゼルのサイズは全長4330~4340mm×全幅1770~1790mm×全高1605mm。ハリアーとNXに比べて、かなりコンパクトです。車両重量もハリアーが1580~1740kg、NXが1710~1800kgであるのに対し、ヴェゼルは1180~1390kgとずっと軽量です。
▲ヴェゼルは、海外ではかつてホンダが発売したクロスーバーの先駆け「HR-V」の名前で販売されています3車には「定員5名・2列シートでFF(前輪駆動)、もしくはFFをベースとした4WDのクロスオーバー」「ガソリンとハイブリッド、2種類のパワートレイン」という共通項がありますが、車格はかなり違うんです。
その事実を踏まえたうえで現在の新車価格帯を見ると、ハリアーは約295~460万円で、NXは約442~597万円。ヴェゼルは約207~290万円と、価格帯もバラバラとなっています。中古車相場については後述しますが、ハリアーやNXの中古車を買う予算で、ヴェゼルなら新車が狙えます。
つまり、購入予算で考えるなら「ハリアーの3~5年落ち×デビュー当時のNX×ヴェゼルの新車で最上級グレード&フルオプション」というライバル関係になるのです。
【バリエーション】ハリアーはグレード、モデルごとの個性が多彩
ハリアーは2017年6月のマイナーチェンジを境に大きく変化。デビュー時のラインナップでは標準グレードを「グランド」「エレガンス」「プレミアム」の3種類とし、さらに「プレミアム」をベースに先進装備を充実させた「プレミアム アドバンスドパッケージ」が設定されていました。
前述のマイナーチェンジ以降はターボ車を追加すると同時に最廉価だったグランドが廃止され、かわりにプレミアムの上位となる「プログレス」を設定。予防安全装備「トヨタセーフティセンス」も全車に標準装備されました。プレミアムとプログレスには豪華な専用インテリアの「メタル アンド レザーパッケージ」も設定。ハイブリッドも同様の経緯をたどっています。
また、専用サスペンションや専用デザインの内外装、ボディ剛性アップを施したスポーツコンバージョンモデル「エレガンスG's」(2015年1月~2017年6月)、「エレガンス GRスポーツ」(2017年6月~)がグレードとして用意されているのもハリアーの特徴でしょう。
それぞれのグレードに2WD or 4WD、ガソリンorハイブリッドがあり、マイナーチェン後のガソリンエンジン車はさらにNA、ターボとエンジンも2種類ラインナップ。トータルバリエーションは25種類と豊富です。
NXのラインナップは比較的シンプルで、パワートレインの種類によって大別できます。2L直噴ターボエンジンの「NX200t」と2.5Lハイブリッドの「N300h」を標準モデルとし、装備が異なる3バージョンも用意。三眼フルLEDヘッドランプやステアリングヒーターを装備した「Iパッケージ」、NAVI・AI-AVSやパフォーマンスダンパーを装備した「Fスポーツ」、18インチアルミホイールや本革シート、パワーバックドア(挟み込み防止機能・停止位置メモリー機能付)を装備する「バージョンL」が、両モデルに揃えています。
加えてそれぞれにFFと4WDを設定し、計16種類を展開。2017年9月のマイナーチェンジで名称が「NX200t」から「NX300」へと変わりましたが、ラインナップに変更はありませんでした。
▲NX200tとNX300は名前が変わったのみで同じ位置づけのグレードですヴェゼルのバリエーションは、さらにシンプル。デビュー時は、ガソリン車がベーシック装備の「G」、充実装備の「X」、最上級タイプの「S」という展開で、Gには4WD車も用意されています。
ハイブリッド車ではエントリーとなる「ハイブリッド」と、中堅グレードの「ハイブリッド X」、上級グレードの「ハイブリッド Z」をラインナップ。ハイブリッドとハイブリッド Xには4WD車があり、ハイブリッド Xの4WD車にコンビシートやルーフレールなどを加えた「ハイブリッド X・Lパッケージ」が設定されています。
後にXの4WD車が加えられ、2016年2月のマイナーチェンジで「RS」というスポーティなグレードも追加(同時に「S」を廃止)。GとRSには予防安全装備「ホンダセンシング」を標準装備するグレードも設定されました。
そして2019年1月にホンダセンシングが全車に標準装備したタイミングで、さらにターボエンジンを搭載した「ツーリング・ホンダセンシング」もプラスされました。
▲満を持して追加されたヴェゼルのターボモデルモデルサイクルを通したバリエーションの豊富さでは、ハリアーが圧勝。3車ともガソリン車とハイブリッド車がありますが、ハリアーとヴェゼルではガソリン車でもNAかターボか選べます。また、ハリアーは特別仕様車も豊富。「とにかく幅広い選択肢の中から選びたい」という人にとってはハリアーが優位となります。
【外装】三車三様の個性が顔つきに表れる
外装デザインは最も好みが分かれるところでしょう。ハリアーはフロントマスクまわりの造形こそ凝っていますが、全体を見たときのデザインはシンプル。フロントオーバーハングを長めに、リアを短く見せることで精悍な印象としています。ガソリン車とハイブリッド車の違いは、主にフロントグリルやバンパー下部のデザインです。
NXはハリアーよりも全体的にロー&ワイドなシルエット。ボディサイドのプレスラインがハリアーより複雑なのは、全幅に余裕があるからこそ。スピンドルグリルに代表されるレクサスらしい押し出し感の強さが魅力です。ガソリン車とハイブリッド車の主な違いはハリアー同様、フロントグリルまわりですが、こちらはグリルが大きいだけに違いがより明確になっています。
2台に比べると、ヴェゼルの外観は伝統的なSUVに近いイメージ。ボディパネル下部やホイールアーチなどをブラックアウトし、たくましい雰囲気です。SやRS、ツーリング・ホンダセンシング以外のグレードでは標準装着タイヤが16インチ(ハリアー、NXでは18インチ)となるのも、外観の印象に影響を与えています。ガソリン車とハイブリッドではエンブレムやロアガーニッシュなどが異なりますが、ハリアーやNXほどの差異は感じません。
▲スポーティなルックスのハリアーに対して、ハリアーハイブリッドの外観はより先進的なイメージとなっていますエクステリアの変遷をみると、ハリアーは2017年6月のマイナーチェンジで大きくデザインを変更。NXは2017年9月に、ヴェゼルは2018年2月にデザインが刷新されています。それぞれ前期モデルと後期モデルがあり、いずれもグリルを中心に変更されて、よりたくましいフロントフェイスに変わっています。
▲ハリアーの前期モデル。現行の後期モデルよりもアッパーグリルが広く、マイルドな顔つきでした
▲続いてレクサスの前期モデル。スピンドルグリルが現行のレイヤー状でなく、バンパーの形状も今とは異なります
▲最後にヴェゼルの前期モデル。フロントグリルの横幅が後期モデルよりも短く、LEDフォグも後期モデルの水平型ではなく丸目となっています【内装】高級感ではハリアーもNXも良い勝負
ハリアーとNXの違いは両車のインテリアを見れば一目瞭然です。ハリアーがラグジュアリーさを前面に押し出しているのに対し、NXは高級な中にもスポーティさを強調。インパネまわりの造形も、流麗で落ち着いているハリアーと、エッジを効かせてアグレッシブなNXと対称的です。
ハリアーのシートは、標準グレードでファブリックまたはウルトラスウェード+合成皮革となっていますが、メタル アンド レザーパッケージでは上質なナッパレザーが採用されています。NXもベースグレードはファブリック、バージョンLとFスポーツのみが本革。シートだけを見るならハリアーとNXで大きな差はないと言えるかもしれません。
ただ、NXはレクサスの一員だけあり、ステアリングヒーターなどハリアーにない快適装備がふんだんに盛り込まれています。NXの強みなので、中古車を選ぶ際は物件ごとの装備内容をくまなくチェックすることが満足度を高める秘訣でしょう。
▲NXのインテリアにはコックピットと呼ぶに相応しい造形が採用されています一方でヴェゼルのインテリアはよりポップで、オシャレな雰囲気。高級感よりも開放感が強く、巧みなデザインによりチープな印象も受けません。
ただし、本革シートは上級グレードのみにオプション設定。中古で装着車を見つけるのも難しいかもしれません。このあたりはハリアー、NXと価格帯が大きく異なるモデルなので仕方ないところでしょう。
▲造形の面白さだけでなく、素材の使い方にも工夫のあるヴェゼルのインテリア【走り】走りに快感を求めるならハリアーかNXのターボ
SUVの使い勝手の良さと、乗用車のような走りを両立しているのがクロスオーバー車の魅力。その点では三車三様のアプローチで、高いレベルに到達しています。
ハリアーの走りは、ベーシックな2LのNA(自然吸気)エンジンか、2017年6月のマイナーチェンジで追加設定された2L直噴ターボエンジンか、ハイブリッドかで異なります。NAも先進的なバルブマチックを採用するエンジンなので、実用には不足ありません。
ただし、高速道路や坂道では物足りない印象を受けるのも事実。特に、上級グレードや4WD車では重くなるため、よりパワフルなエンジンもしくはトルクフルなハイブリッドが欲しいところ。
ツインスクロールターボチャージャーと進化した可変バルブタイミング機構「Dual VVT-i」を組み合わせ、最高出力 231psを発生する2L直噴ターボエンジンなら、よりキビキビした走りが楽しめます。高パワーなだけではありません。ターボ車は足回りにパフォーマンスダンパーを採用。トランスミッションもCVTではなく6速ATとなるなど、走りの質そのものがNAエンジン搭載車と差別化されています。
▲ハリアーのターボ車にはパフォーマンスダンパーが装備され、剛性もアップNXは全モデルで、ハリアーのターボ車と同じ型式の2L直噴ターボエンジンを搭載。制御の違いで最高出力を238psに引き上げられていますが、車両重量がハリアーよりも約50kg違うので、そこは相殺されてしまうでしょう。ハリアーのターボ車とNXでパワーフィールは同等と言えます。なお、NXのサスペンションも若干硬めに設定されています。
ヴェゼルのエンジンは1.5LのNA直噴ガソリンが標準。この車格にしては排気量が小さいように感じられますが、車両重量が軽いために力不足ではありません。力強さが欲しいなら、ターボエンジンが搭載されるツーリング・ホンダセンシングの一択となるでしょう。
しかし、ヴェゼルの強みはなんといっても燃費が良いこと。3車のガソリン車とハイブリッド車の最高燃費を見ると、ガソリン車(NA)はJC08モード燃費21.2km/L、ハイブリッド車でも26.0km/Lと良好です。ハリアーはガゾリン車(NA)で16.0km/L、ターボ車となると21.4km/L。NXgはガソリン車が13.0km/L、ハイブリッド車が21.0km/Lです。燃料コストではヴェゼルが有利です。
▲ハイブリッドでなくても燃費が良いことがヴェゼルの魅力です刺激的な加速を楽しみたいならハリアーのターボ。洗練された運動性能を好むならNXがオススメ。元気に走ってほしいが、燃費も気になるならハリアーやヴェゼルのNAもしくはハイブリッドがうってつけでしょう。
【駆動方式】4WDはラインナップにも注目
せっかくのSUVだから4WDを選びたい、という人もいるはず。ハリアーとNXの4WDシステムは、ほぼ同じもの。両車ともFFをベースとして、前輪駆動状態と四輪駆動状態を自動的に制御する「ダイナミックトルクコントロール4WD」を採用しています。ステアリングとブレーキ、駆動力を統合制御するS-VSCと協調制御されるタイプの4WDの中でも、高度なシステムと言えるでしょう。ハリアー、NXともハイブリッドの4WDはモーターを組み合わせた「E-Four」で、駆動力をハイレベルで配分してくれます。
ヴェゼルに搭載されているものも方式としては同タイプです。ただし、デビュー当初は4WDが設定されるグレードが「G」と「ハイブリッド」しかありませんでした。年を追うごとに設定車種が拡大されましたが、最新モデル(2019年7月1日時点)でもターボ車では選ぶことができません。デビュー当初の装着率は約2割なので、中古車で探すのは苦労するかもしれません。
【居住性】寸法だけでは分からない体感上の違い
ハリアーとNXのコンセプトの違いは着座位置にも表れています。NXではシートに沈み込むような、スポーティセダンなどに近いもの。対してハリアーは座面が少し高く、ゆったり乗るポジションとなっています。
この違いは、ハリアーのボディ形状によってもたらされるています。NXより若干高く設計された全高が、車内高に余裕を与えているのです。シートクッションもハリアーは柔らかめ、NXは比較的硬めの設定。こうした細かな部分にも両車の違いがあります。
ちなみに、室内幅はハリアーよりもNXの方が40mmほど広くなっていますが、体感上はほとんど変わりません。頭上高が高い分、ハリアーの方がゆったりしている印象すら受けます。
▲前席よりも後席着座位置の方が高い、シアターレイアウトを採用するNXの車内ヴェゼルは3車種中、車体サイズは最もコンパクトですが、車内高は最も高い1265mmものスペースを確保。後席でも十分な広さが感じられます。これは燃料タンクを薄型樹脂製にして車両中央床下に搭載する独自技術「センタータンクレイアウト」によって、床面が下げている効果。車内のパッケージは近年、ホンダが力を入れているところで、その優位性が際立っています。
ハリアーやNXはあえてセンタークラスターパネルを大きく取り、乗用車のような“包まれ感”を演出している面もあります。外観や内装同様に、個人の好みによっても評価が分かれるところです。
また、ハリアーとNX、ヴェゼルの車内には、もうひとつ大きな違いが。ハリアー& NXにはメーカーオプションで電動ムーンルーフが設定されていますが、ヴェゼルにはありません。「サンルーフは付けておきたい」という人は、ここで選択肢が2つに絞られるでしょう。
▲ヴェゼルの車内は、センタータンクレイアウトによってイメージ以上に広々としています【積載性】ハリアー、NXが容量で有利
3車の積載能力には、ボディサイズの差が如実に表れています。同じ5名乗車時で比べると、ハリアーとNXの荷室容量は450Lを超えているのに対して、ヴェゼルは393Lです。リアホイールハウスの車内への出っ張りもハリアー、NXの方が小さく、積載容量においては同2車に軍配が上がります。
2車の中でも特にハリアーは荷室長、荷室高に余裕があり、荷室床高も低め。積載性能ではヴェゼルとNXよりも優れています。
▲ヴェゼルのラゲージルームの容量はハリアーに及びません。しかし、ゴルフバッグを意識した荷室幅とするなど、使い勝手は工夫されていますハリアーの上位グレードと、NXにはパワーバックドアが、NXのバージョンLとFスポーツではさらにハンズフリーバックドアが装備されるのも大きなポイント。積載性を重視する人にとっては、ハリアーはかなり便利でしょう。
【安全性能】同じ予防安全でも機能に違い
予防安全パッケージは、ハリアーには「トヨタセーフティセンス」が、NXには「レクサスセーフティシステム+」が、ヴェゼルには「ホンダセンシング」が搭載。それぞれの違いを見ていきましょう。
「トヨタセーフティセンス」はプリクラッシュセーフティ、レーンディパーチャーアラート(ステアリング制御付)、オートマチックハイビーム、レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)の4つの機能をパッケージした予防安全装備。ハリアーではミリ波レーダーを使った精度の高いバージョン「トヨタセーフティセンス P」が採用され、2018年4月以降は呼称を「トヨタセーフティセンス」に変更。歩行者検知機能を備えているのが特徴です。
ただし、このシステムが全車標準装備されたのは、2017年6月のマイナーチェンジ以降。それ以前のモデルにはプリクラッシュセーフティがプレミアム アドバンスドパッケージには標準で、他グレードでオプション設定されていました。ただ、歩行者検知機能は付いていませんでした。
また、アクセルの踏み間違いによる事故を防ぐ「誤発進抑制機能」はトヨタセーフティセンスに含まれておらず、インテリジェンスクリアランスソナーの一機能である点も注意したいところ。インテリジェンスクリアランスソナーを標準装備しているのは一部グレードのみで、ほとんどのグレードではオプション設定となっています。
中古で選ぶ際、オプションの安全装備が付いているか否かは外観からだと分からないので、販売店スタッフなどに装備内容をよく確認してから購入すべきでしょう。
レクサスセーフティシステム+はトヨタセーフティセンスに、レーントレーシングアシストやロードサインアシストなどの機能を加えたもの。より充実した予防安全パッケージとなっていますが、NXに標準装備されたのは2017年9月のマイナーチェンジ後から。それ以前のモデルでは、全グレードともオプション設定でした。
誤発進抑制機能付きインテリジェンスクリアランスソナーもハリアー同様、2017年9月以前のモデルではプリクラッシュ・セーフティシステムとのセットオプション、以降のモデルでは単独オプションとなっています。「レクサスだから安全装備は全部付いているのだろう」と油断しないようにしましょう。
▲誤発進抑制機能とのセットオプションとなるインテリジェンスクリアランスソナーホンダ・センシングはレクサスセーフティシステム+の内容に近いですが、誤発進抑制機能もセットになっています。また路外逸脱抑制機能(レーントレーシングアシストに相当)も、状況によってブレーキ操作も支援してくれるタイプで、充実した内容と言えます。
こちらもヴェゼルで全車標準装備となったのは、2019年1月のマイナーチェンジから。それ以前のモデルではグレードごとに段階的に採用されていきました。装備されている車はグレード名に「○○・ホンダセンシング」と付いているので、中古車として選ぶ際にも分かりやすくなっています。
また、ホンダセンシング採用以前のモデルでも、ヴェゼルでは「あんしんパッケージ」としてシティブレーキアクティブシステム(約30km/h以下で作動する自動ブレーキ)をG以外のグレードに標準装備。予防安全装備については3車種中、ヴェゼルが最も標準化されていて装着率が高く、機能も充実。新車価格帯を考えると、意外(?)な結果になりました。
【中古車価格】選択肢の多さがポイント
中古車での価格について。ハリアーは新車だけでなく中古車でも人気車種ゆえに、かなり高めの相場。3代目ハリアー全体の中古車平均価格は272.5万円(2019年7月1日現在)。デビュー当初である2014年頃のモデルで220万~260万円台が価格帯の中心となっています。
2017年のマイナーチェンジ以降では、中心が310万~320万円台。370万円以上の車も多数存在しており、そうした個体になると新車とオプション価格分くらいしか差がありません。
NXでは平均価格が384.6万円。特徴的なのは2017年9月のマイナーチェンジ前後で価格差があること。以前のモデルは平均価格が300万円台なのに対して、以降の500万円台以上となります。つまり、300万円くらいの予算でNXを狙うなら必然的に前期モデルとなります。それでもレクサスならではの魅力は十分に味わえるでしょう。
ヴェゼルの平均価格はグッと下がり188.5万円。ハリアーで2014年あたりのモデルを狙う予算でも、ヴェゼルなら新車に近いコンディションの最上級グレードを購入することが可能です。物件のコンディションにこだわる人で「自分だけでなく奥様も運転するから、走りや快適性より、安全性を重視したい」というならベターチョイスです。
掲載台数を見るとハリアーとヴェゼルは選択肢が豊富。ハリアーは2100台以上、ヴェゼルは3000台以上も掲載されています。ただ、面白いのはパワートレインの割合。ハリアーはNAエンジン、NXはターボ、ヴェゼルはハイブリッドが多くなっています。この違いも中古車選びをする際、念頭に入れておくとよいでしょう。
▼検索条件
トヨタ ハリアー(3代目) × レクサス NX(初代) × ホンダ ヴェゼル(初代) × 修復歴なしこの記事で紹介している物件
トヨタ
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