トヨタのファミリーカーオススメ一覧10選|7人乗り・5人乗り中古車の値段や特徴を解説!
2024/02/16
▲多様な車種を展開するトヨタなら、自分にピッタリなファミリーカーも選びやすいだろう。写真はトヨタ シエンタ(3代目)トヨタのファミリーカー選びのポイントやオススメの車種も紹介!
2023年、4年連続で世界販売台数1位に輝いたトヨタ自動車グループ。世界一の自動車メーカーの主要ブランドであるトヨタは、ファミリーカーに向いた車種がいくつも存在する。
当記事では、ファミリーカー選びのポイントや今オススメの車種を紹介。豊富なラインナップを誇るトヨタなら、自分に合ったファミリーカーがきっと見つかるはずだ。
目次
- ファミリーカーとは?
- トヨタのファミリーカーの選び方&ポイント
- トヨタのファミリーカー(7人乗り)オススメ5選
- 1:トヨタ ノア(4代目・現行型)
- 2:トヨタ ヴォクシー(4代目・現行型)
- 3:トヨタ アルファード(4代目・現行型)
- 4:トヨタ ヴェルファイア(3代目・現行型)
- 5:トヨタ シエンタ(3代目・現行型)
- トヨタのファミリーカー(5人乗り)オススメ5選
- 1:トヨタ アクア(2代目・現行型)
- 2:トヨタ ヤリス(4代目・現行型)
- 3:トヨタ カローラスポーツ(初代・現行型)
- 4:トヨタ RAV4(4代目・現行型)
- 5:トヨタ ハリアー(4代目・現行型)
- 【Q&A】ファミリーカー購入でよくある質問
ファミリーカーとは?
ファミリーカーには明確な定義はないが、一般的には「家族が快適に移動できる車」を指す。用途による区分であるため、どんな車でも家族が乗って快適ならファミリーカーに該当する。
ライフスタイルの多様化が進む昨今、車に求められるものも一様でなくなり、ファミリーカーの選択肢も多様化。実際ミニバンでなく、5人乗りのコンパクトカーやSUVをファミリーカーとしている家族も多いし、中には軽トラックやスポーツカーを選ぶ家族もいる。
トヨタのファミリーカーの選び方&ポイント
ファミリーカー選びの基準となる5つのポイントを紹介。トヨタ車の特徴も踏まえながら解説していこう。
乗車人数はファミリーカー選びの大前提。家族全員だけでなく、近くに住む親族や子供の友達などを乗せるケースも想定される。多人数乗車する頻度を踏まえ、最適な乗車人数を見極めよう。 スポーツカーからバスまで揃えるトヨタだが、ファミリーカーなら7名乗りか5名乗りの車種がメインだろう。基本的に乗車定員は家族の人数+1を目安に検討すると良い。
▲トヨタの現行型ミニバンは7人乗り仕様がベース。ただ、車種によっては8人乗りや5人乗りも設定されている。写真はトヨタ ノア(4代目)
ボディサイズが大きければ子供の習い事などで荷物をたくさん積める場合でも助かるが、必ずしも大きければ良いというわけではない。大きい車はガソリン代や維持費が高くなるし、小回りが利きづらい。特に、自宅周辺や普段よく使う道が狭い場合は要注意だ。
トヨタでは、幅広いボディサイズの車種を用意。特に、ファミリーカーに選ばれやすいミニバンやハッチバック、SUVはコンパクトからLサイズまでをラインナップしている。
▲トヨタでは、人気のSUVの中でコンパクトに分類されるモデルでも複数の車種が用意されており、選択肢が豊富だ。写真はトヨタ RAV4(4代目)
荷室の広さは、ファミリーカーにおいて重要。日常の買い物程度ならコンパクトサイズで十分だが、ベビーカーを収納したりアウトドアを楽しんだりする場合はMクラス以上が無難だ。また、容量だけでなく、荷室の形状や装備などを含めた総合的な使い勝手を確かめよう。
トヨタ車はクラストップレベルの荷室容量を誇る車種も少なくないし、樹脂製デッキボードなどを備えて使い勝手も良好。ミニバンでは日常使いを考慮し、3列目も格納しやすくなっている。
▲デッキボードを上下2段階で設定できるようにするなど、限られたスペースの中での使い勝手を追求。写真はトヨタ アクア(2代目)
シートアレンジもファミリーカーのチェックポイント。各シートのスライド幅やシートバックの可倒方式、ミニバンなら3列目の格納方式を確認しよう。アレンジは多彩にこしたことはないが、重要なのは自分の用途に合ったアレンジができるかどうかだ。
トヨタのミニバンは2列目の居住性を優先する傾向にあり、スライド幅を大きく確保している車種が多い。シートアレンジが豊富な8人乗り仕様は、選択肢こそ少ないがMクラス以上には設定しているので、アレンジの多彩を追求するなら注目してみよう。
▲2列目がキャプテンシートの7人乗りであっても、2列目を前にスライドすることで、十分な積載スペースを確保できる。写真はトヨタ アルファード(4代目)
安全性能が高いことは、ファミリーカーの絶対条件。ただ、現行モデルであればほとんどの車に先進安全装備が付いているので、安心感が高いだろう。基本的には車格が高いほど装備が充実する傾向にあるので、予算や適切なサイズ感を勘案して判断しよう。
なお、最新のトヨタ車では衝突回避支援パッケージ「トヨタセーフティセンス」を全車に標準装備。衝突被害軽減ブレーキの「プリクラッシュセーフティ」や、車線中央を走るようにハンドル操作を支援する「レーントレーシングアシスト」などを備えている。ただ、ブラインドスポットモニターなどの先進安全装備は別枠となるので留意しておこう。
▲リアクロストラフィックアラートなどの駐車時支援機能も、トヨタセーフティセンスとは別の装備となる。写真はトヨタ ヤリス(4代目)トヨタのファミリーカー(7人乗り)オススメ5選
まずは、ファミリーカーの“鉄板”である7人乗りのトヨタ車を5つ紹介する。7人乗りをファミリーカーにするメリットは、やはり乗車人数と車内の広さ。頻繁に6名以上で乗車したり、荷物を多く載せたりする人にもってこいだ。
トヨタには7人乗りのSUVも存在するが、ファミリーカーとしての利便性を追求するならミニバンがベター。また、今回紹介する車種には8人乗りや5人乗りもグレード設定されているので、ファミリーカーに求める条件に合っているなら検討する価値はあるだろう。
1:トヨタ ノア(4代目・現行型)
▲現行型となる4代目ノアは2021年12月に登場。Mサイズミニバンの中で、2023年に最も売れた人気車種だ(「日本自動車販売協会連合会」調べ)取り回しやすいサイズと室内の広さを両立したいなら、4代目ノアがオススメ。従来型からわずかにサイズアップして全車3ナンバーサイズになったが、最小回転半径は5.5mにとどめた。一方で、車内は低床フラットフロアによって広々としており、開放感がある。
特筆すべきは、2列目シートのロングスライドだろう。7人乗りのキャプテンシートは左右のシート間を185mm確保しながら、前後に745mmスライド可能。さらに上級グレードの2WD車にはオットマンがオプション設定されるなど装備も充実し、ゆったりくつろげる。
ボディは標準とエアロの2種類をラインナップ。パワーユニットは2Lガソリンと、1.8Lガソリンによるハイドリッドが用意されている。7人乗りが基本設定である一方で、8人乗りは両ボディのエントリーグレード「X」「S-X」、中間の「G」「S-G」に設定。8人乗りでは上級グレードとハイブリッド車の4WDを選べないので要注意だ。
▲インテリアでは水平基調のデザインを採用することで、見通しが良く、運転しやすくなっているカーセンサーに掲載される中古車台数は約810台で、そのうち7人乗りが約520台(2024年2月5日現在)。ボディは標準4:エアロ6となっている。パワートレイン別ではガソリン車の割合が8割弱と多いが、7人乗りに絞ると7割弱に下がる。そのため、ハイブリッド車が欲しいなら7人乗りの方が探しやすいだろう。
掲載物件の平均車両価格は約325万円だが、価格帯は総額249.9万~579万円。走行距離1万km以下の物件が8割強を占めるので、低走行車を狙いやすい。条件に合う物件が予算内で見つかれば、中古車での購入は賢い選択肢となるだろう。
【4代目ノアの注目データ】
■ボディサイズ:全長4695mm × 全幅1730mm × 全高1895~1925mm
■室内サイズ:室内長2805mm × 室内幅1470mm × 室内高1405mm
■最小回転半径:5.5m
■燃費性能:14.1~23.6 km/L(WLTCモード燃費)
■乗車人数:7~8人
■新車時価格:267万~389万円
■中古車価格帯(総額):249.9万~579万円
2:トヨタ ヴォクシー(4代目・現行型)
▲現行型となる4代目ヴォクシーは、多くの部分を共有する“兄弟車”のノアとともに2021年12月に登場した便利でスタイリッシュなミニバンをお望みなら4代目ヴォクシーに注目だ。4代目ノアとは性能や装備はほとんど同じだが、ルックスは大きく異なる。デザインは「先鋭・独創」をキーワードにスタイリストに仕上げられ、ボディの設定もエアロのみとなっている。
ノアと同様に燃費性能はMサイズミニバンでトップ。ハイブリッド車ではWLTCモード22.0~23.4km/Lという低燃費だ。安全面では最新のトヨタセーフティセンスを装備し、運転支援技術「トヨタチームメイト」もオプション設定。駐車支援機能「アドバンストパーク」に加え、高速道路などでの渋滞時に運転を支援する「アドバンストドライブ」も採用されている。
パワーユニットはノアと同じく2Lガソリンと、1.8Lガソリンによるハイドリッドを選べる。7人乗りは全グレードに設定されているが、8人乗りはエントリーグレードの「S-G」のみ。さらに、8人乗りではハイブリッド車の4WDを選べない。
▲3列目シートは跳ね上げ式を採用され、片手でのワンタッチ格納が可能。簡単に荷室を拡大できるカーセンサー掲載台数は約820台。そのうち7人乗りが約800台と、ほとんどを占める。パワートレイン別ではガソリン車が6割強で、グレード別では上級の「S-Z」が最多。中古車市場においては、ノアよりもハイブリッド車および高グレードの物件を選ぶやすいのがヴォクシーの利点となっている。
掲載物件の平均車両価格は約380万円で、価格帯は総額289.8万~596.5万円。走行距離1万km以下の物件は8割ほどで、登録済未使用車が3割強だ。新車の場合、工場出荷時期は注文から6ヵ月以上となっているので、早く手に入れたい人は中古車での購入を検討するのも一興だ。
【4代目ヴォクシーの注目データ】
■ボディサイズ:全長4695mm × 全幅1730mm × 全高1895~1925mm
■室内サイズ:室内長2805mm × 室内幅1470mm × 室内高1405mm
■最小回転半径:5.5m
■燃費性能:14.1~23.0 km/L(WLTCモード燃費)
■乗車人数:7~8人
■新車時価格:309万~396万円
■中古車価格帯(総額)(総額):289.8万~596.5万円
3:トヨタ アルファード(4代目・現行型)
▲現行型となる4代目アルファードは、2023年6月に登場。現時点では8人乗りは設定されておらず、7人乗り専用となっている乗員の快適さを重視するなら、真っ先に名が挙がるのは4代目アルファードだろう。室内が広大で、内装は上質。装備も豪華で、スイッチ類やエアコン吹出し口などを天井中央に集約した「スーパーロングオーバーヘッドコンソール」や後席の足元に暖気を送る「リアヒーターエアカーテン」などが採用されている。
乗り心地も極上だ。後席の乗り心地を最優先にして骨格を強化し、振動・騒音の低減を徹底。しなやかなサスペンションに加えて、上級グレードの「エグゼクティブラウンジ」では周波数感応型ショックアブソーバーを設定し、地面からの微細な振動を吸収する。カウルなどに吸音材を盛り込んだり、低騒音タイヤを採用したりと、静粛性の向上にも余念がない。
パワーユニットは2.5Lガソリンと、同じく2.5Lガソリンによるハイブリッドシステムの2種類が設定されている。先進安全装備でも、トヨタのミニバンの中で最も多機能なトヨタセーフティセンスを採用。エグゼクティブラウンジではトヨタチームメイトも標準装備されている。
▲エグゼクティブラウンジの2列目にはマッサージ機能や回転格納式テーブルなどを装備。空調やオーディオなどを操作できる「リアマルチオペレーションパネル」も備わるカーセンサー掲載台数は約50台。グレード別ではスタンダードの「Z」が約40台で、そのうち8割がガソリン車となっている。ハイブリッド車のZおよびエグゼクティブラウンジは希少なので、興味があるなら早めの行動が求められるだろう。
掲載物件の平均車両価格は約990万円だが、価格帯は総額680万~2018.5万円。走行距離は9割以上が5000kmと、低走行車ばかりだ。プレミア価格となっているが、かなりの納車待ちが見込まれている。早く乗り出したいなら、中古車での購入を視野に入れてみるのも手だ。
【4代目アルファードの注目データ】
■ボディサイズ:全長4995mm ×全幅1850mm × 全高1935~1945mm
■室内サイズ:室内長3005mm × 室内幅1660mm × 室内高1360mm
■最小回転半径:5.9m
■燃費性能:10.3~18.7km/L(WLTCモード燃費)
■乗車人数:7人
■新車時価格:540万~872万円
■中古車価格帯(総額):680万~2018.5万円
4:トヨタ ヴェルファイア(3代目・現行型)
▲現行型となる3代目ヴェルファイアは、兄弟である4代目アルファードと同じ2023年6月に登場した快適さだけでなく走りにもこだわりたいなら、3代目ヴェルファイアがイチオシだ。旧型となる2代目は、3代目アルファードとエクステリア以外ほとんど差がなかった。しかし、3代目からは個性が明確化され、「運転する喜び」を感じられる最高級ミニバンとなった。
専用のボディ剛性パーツを追加することで、走り出しの応答性を向上。サスペンションにも専用のチューニングが施され、しっかりとした乗り味となっている。パワートレインは4代目アルファードと同じ1.8Lハイブリッドに加えて、2.4Lガソリンターボを採用。Lサイズミニバンとは思えないほど、スムーズに加速してくれる。
グレードは2種で、スタンダードの「Z プレミア」と、上級のエグゼクティブラウンジを設定。専用グレードとなるZ プレミアには「漆黒メッキ」を基調とした金属加飾が用いられ、シックでモダンな雰囲気が強調されている。
▲内装は車内の広さやレイアウトはアルファードと同じだが、専用カラーのサンセットブラウンを設定。シート表皮も、プレミアムナッパ本革のみとなっているカーセンサー掲載台数は約30台。エグゼティブラウンジは1台のみで、Zプレミアがほとんどだ。ガソリン車とハイブリッド車が半々で、どちらもFFの方が多い。なお、ZプレミアはアルファードのZより装備が充実し、周波数感応型ショックアブソーバーや左右独立ムーンルーフなどが標準装備されているのもうれしいところだ。
掲載物件の平均車両価格は約1070万円で、価格帯は総額995万~1380万円。掲載物件はすべて走行距離5000km以下となっている。アルファード同様のプレミア価格と新車状況なので、納車待ちを避けたいなら中古車で狙うのもアリだ。
【3代目ヴェルファイアの注目データ】
■ボディサイズ:全長4995mm ×全幅1850mm × 全高1935~1945mm
■室内サイズ:室内長3005mm × 室内幅1660mm × 室内高1360mm
■最小回転半径:5.9m
■燃費性能:10.2~17.5km/L(WLTCモード燃費)
■乗車人数:7人
■新車時価格:655万~892万円
■中古車価格帯(総額):995万~1380万円
5:トヨタ シエンタ(3代目・現行型)
▲現行型となる3代目シエンタは2022年8月に登場。5ナンバーサイズのコンパクトミニバンとして人気を博している7人乗りでも日常使いのしやすいを優先するなら、3代目シエンタが有力候補。街中でも扱いやすく、TNGAプラットフォームの採用によって走りは安定。燃費性能にも優れ、ガソリン車もハイブリッド車もクラストップレベルの低燃費だ。
室内はコンパクトサイズと思えない広さを確保。2列目シートを一段高くしたり、天井にサーキュレーターをオプション採用したりと、後席でも快適に過ごせるように工夫されている。また、消臭・撥水撥油加工を施したファブリックシート表皮が用意されているのも、小さな子供がいる家庭にはありがたいだろう。
3列目は床下格納なので、荷室の使い勝手も良い。全グレードに7人乗りと5人乗りが設定。5人乗りの方が広く使えるので、積載性重視なら検討するのも一案だ。また、安全面では標準装備のトヨタセーフティセンスに加えて、高機能なアドバンストパークを備えるトヨタチームメイトがオプション設定されている。
▲水平基調の低いベルトラインやサイドガラスを立てたデザインで、開放感を演出。ミニバンらしく、随所に収納が配されているのも便利だカーセンサー掲載台数は約230台で、グレード別では上級の「Z」が最多。7人乗りは約150台と6割強で、5人乗りも割合としては少なくない。パワートレイン別ではガソリン車が約120台とハイブリッドよりわずかに多い程度で、どちらでも選びやすくなっている。
掲載物件の平均車両価格は約280万円で、価格帯は総額199万~395.9万円。走行距離は1万kmの物件が8割強となっている。マイナーチェンジは一度も施されていないため、予算と条件が合えば積極的に狙うと良いだろう。
【3代目シエンタの注目データ】
■ボディサイズ:全長4260mm × 全幅1695mm × 全高1695~1715mm
■室内サイズ:室内長2030~2545mm × 室内幅1530mm × 室内高1300mm
■最小回転半径:5.0m
■乗車人数:5~7人
■燃費性能:18.3~28.8km/L(WLTCモード燃費)
■新車時価格:195万~310.8万円
■中古車価格帯(総額):199万~395.9万円
トヨタのファミリーカー(5人乗り)オススメ5選
続いて、ファミリーカーにオススメな5人乗りのトヨタ車を5つ紹介する。5人乗りは現代の乗用車の基本形で、ハッチバックやSUVなど多様なボディタイプに設定。サイズも大小様々で、自分のライフスタイルに合った車種を選びやすいのが利点だ。
5人乗りでファミリーカーに選ぶならサイズ感も重要であるだろ。そこで、今回はコンパクトからMサイズまでのサイズの中から、街乗りやアウトドアなどの用途にあった車種をセレクトした。
1:トヨタ アクア(2代目・現行型)
▲現行型となる2代目アクアは2021年7月に登場。トヨタを代表するハイブリッド専用コンパクトカーだ2代目アクアは、燃費性能だけでなく快適さも求める人にピッタリの1台。パワーユニットには1.5Lのハイブリッドシステムを採用し、WLTCモードで最大36.0km/Lを実現。アクセルペダルの操作だけで滑らかに加減速ができる「快感ペダル」が採用され、運転の疲れを軽減してくれる。
走りも上質だ。大容量の駆動用バッテリーを採用することでEV走行できる車速帯が拡大し、静粛性も高められている。内装の質感にもこだわっており、中間グレードの「G」と上級の「Z」ではインパネやドアトリムなどに合成皮革を使用。シートもZには合成皮革がオプション設定されている。
もちろん、安全装備も充実している。搭載するトヨタセーフティセンスは、夜間の歩行者や昼間の自転車を検知できるプリクラッシュセーフティなど、Mサイズの車種と比べても遜色がない。また、シフト制御も自動で行うアドバンストパークを備えたトヨタチームメイトもオプション設定されている。
▲インパネに操作類を集約。センタークラスターのスイッチ類も機能ごとにまとめられ、使い勝手も考慮されているカーセンサー掲載台数は約460台で、FF車が9割を占める。グレード別に見ると最多がGの約210台で、次にZの約150台が多い。一方で、2022年11月の一部改良で追加されたスポーティな「GR スポーツ」は5台と希少だ。
掲載物件の平均車両価格は約210万円で、価格帯では総額133.6万~314.8万円。デビューから約2年半が経過しているが、物件の半数が走行距離1万km以下となっている。一部改良はカラーや装備の拡充で基本性能は変わっていない。年式はそこまで気にする必要はないだろう。
【2代目アクアの注目データ】
■ボディサイズ:全長4050~4095mm × 全幅1695mm × 全高1485~1505mm
■室内サイズ:室内長1830mm × 室内幅1425mm × 室内高1190mm
■最小回転半径:4.9~5.3m
■燃費性能:29.3~35.8km/L(WLTCモード燃費)
■乗車人数:5人
■新車時価格:198万~259.8万円
■中古車価格帯(総額):133.6万~314.8万円
2:トヨタ ヤリス(4代目・現行型)
▲現行型となる4代目ヤリスは2020年2月から登場。ヤリスには他にもスポーティな「GRヤリス」やSUVの「ヤリスクロス」がシリーズ展開されている4代目ヤリスは、低燃費で扱いやすい車を探しているなら見逃せない選択肢だ。パワートレインは1Lと1.5Lのガソリンと、1.5Lガソリンによるハイブリッドの3種類。当然、低燃費なのはFFのハイブリッド車で、全乗用車でトップとなるWLTCモード燃費36.0km/Lを実現している。
全長4mを切る小柄なボディに加えて、最小回転半径は4.8~5.1mと小回りが利くので、街中でもスイスイ走れる。足回りは意外にも硬めで、乗り味はスポーティだ。当然、安全面ではトヨタセーフティセンスを標準装備。トヨタチームメイトもオプション設定されている。ただ、アドバンストパークは手動でシフト操作する仕様である点は留意しておこう。
車内も荷室も4人家族では必要十分。また、コンパクトだからといって室内の使い勝手も悪くない。上級グレードの「Z」と全グレードの4WD車には、高さを上下2段階で調整できる「アジャスタブルデッキボード」が標準装備。AC100V・1500Wのアクセサリーコンセントをオプション装備できるなど、多様なシーンに対応してれくれる。
▲内装はトヨタのハッチバックにおけるエントリーモデルとは思えない質感。装備も一昔前のコンパクトカーでは考えられない内容となっているカーセンサー掲載台数は約1280台。ガソリン車とハイブリッド車の割合は7:3で、ガソリン車が多い。駆動方式ではFFが8割弱を占めている。グレード別では最多がエントリーの「X」。物件数は中間の「G」と上級のZの順に続き、ランクが上ることに数が少なくなっている。
掲載物件の平均車両価格は約155万円で、価格帯では総額で99.6万~275万円。デビューから3年以上が経っているが、走行距離3万km以下の物件が7割強と、低走行車はいまだ多い。2021年5月のマイナーチェンジの安全装備の機能が拡充されているため、安全性能を重視するなら以降のモデルがオススメだ。
【4代目ヤリスの注目データ】
■ボディサイズ:全長3940~3950mm × 全幅1695mm × 全高1495~1515mm
■室内サイズ:室内長1845mm × 室内幅1430mm × 室内高1190mm
■最小回転半径:4.8~5.1m
■燃費性能:19.0~36.0km/L(WLTCモード燃費)
■乗車人数:5人
■新車時価格:139.5万~269.4万円
■中古車価格帯(総額):99.6万~275万円
3:トヨタ カローラスポーツ(初代・現行型)
▲現行型となる初代カローラスポーツは2018年6月に登場。12代目カローラとプラットフォームが同じ、スポーティなコンパクトハッチバックだ初代カローラスポーツは、スポーティだけど乗り心地や使い勝手も譲れない人にはうってつけだ。低重心でワイドなシルエットで、上級グレードの「G “Z”」にスポーツシートを標準装備。パワートレインは1.8Lのハイブリッドに加え、1.2LガソリンターボのCVTとMTが設定されていたが、途中から1.2Lターボが2LガソリンのCVTに変更された。
ハイブリッドは静粛性が高く、1.2Lターボは軽やか。2Lガソリンはパワフルに走る。ただ、どのユニットでも乗り心地は良好だ。足回りは硬くなく、加速もフラット。スポーティさと上質さのバランスが絶妙で、軽快な走りを満喫しながら快適なドライブを楽しめる。
実用性もコンパクトカーとして必要十分。ハイブリッド車およびG “Z”グレードには「4:2:4分割アジャスタブルデッキボード」がオプション設定されるなど、荷室の使い勝手にも考慮されている。
▲室内ではインパネの厚みを抑えて、開放感を演出。フロントピラー(柱)のスリム化とドアミラーの位置を最適化し、前方の視界も良いカーセンサー掲載台数は約910台。グレード別ではG “Z”が約600台と最多で、その大半をハイブリッド車が占めている。一方で、2022年10月に2Lガソリン車は全グレードを合わせて10台以下と希少。新車では購入できないMTのターボ車も約40台と少なめなので、「MTで走りを存分に楽しみたい」という人は早めの行動が吉だ。
掲載物件の平均車両価格は約200万円だが、価格帯は総額109.5万~379万円。物件の半分が走行距離3万km以下で、まだまだ低走行車を選びやすい。イチオシなのは、2019年9月以降のターボ車。このタイミングで、サスペンションやステアリングフィールが変更され、より足回りがしなやかになっているからだ。
【初代カローラスポーツの注目データ】
■ボディサイズ:全長4375mm × 全幅1790mm × 全高1460~1490mm
■室内サイズ:室内長1795mm × 室内幅1510mm × 室内高1155mm
■最小回転半径:5.1~5.3m
■燃費性能:15.2~30.0km/L(WLTCモード燃費)
■乗車人数:5人
■新車時価格:210.6万~289万円
■中古車価格帯(総額):109.5万~379万円
4:トヨタ RAV4(4代目・現行型)
▲現行型となる4代目RAV4は2019年4月に登場。乗用車ベースのクロスオーバーSUVだが、本格的なオフロード性能を備えている4代目RAV4は、趣味と日常使いを両立できる車が欲しい人に最適だ。パワーユニットは、2Lガソリンと2.5Lガソリンのハイブリッドおよびプラグインハイブリッド。駆動方式は基本が4WDで、前者には後輪のトルクを左右独立制御する「ダイナミックトルクベクタリングAWD」、後者には前後のモーターでトルク配分を調整する「E-Four」を採用している。
どちらのシステムも高機能で、抜群の悪路走破性を発揮。路面状況に合った走行モードを選べる「マルチテレインセレクト」によって4WD性能が最大限に引き出され、山道や雪道などでも安心して走行できる。また、舗装路では重厚感のある走りを披露。走行安定性やハンドリングも優れている。
SUVらしく荷室の実用性も高い。容量は2列目シート使用時でも580LとMサイズSUVでトップクラス。裏面が樹脂製のデッキボードは上下2段階で設定でき、使い勝手が良い。ただ、プラグインハイブリッド車は容量が490Lとなり、2段デッキボードも採用されないので要注意だ。
▲無骨な外見と異なり、内装は随所に柔らかな素材を盛り込んで居心地がよい。車内もMサイズSUVだけあって広々としているカーセンサー掲載台数は約2420台で、そのうち9割弱が4WDだ。パワートレイン別ではガソリン車が約1800台と7割以上を占め、プラグインハブリッド車は10台強しか掲載されていなかった。グレード別では、オフロードテイストを強めた「アドベンチャー」が最多となっている。
掲載物件の平均車両価格は約310万円だが、価格帯は総額201.5万~650万円。走行距離3万km以下の物件が約1290台あり、そこまで走行距離に神経質になる必要はない。マイナーチェンジによって安全装備は徐々に拡充されているため、安全性能を優先するなら2022年10月以降の物件、ガシガシ使いたいなら低年式でオトクな物件を狙うのが良い。
【4代目RAV4の注目データ】
■ボディサイズ:全長4600~4610mm × 全幅1855~1865mm × 全高1685~1735mm
■室内サイズ:室内長1890mm × 室内幅1515mm × 室内高1210~1230mm
■最小回転半径:5.5~5.7m
■燃費性能:15.2~22.2km/L(WLTCモード燃費)
■乗車人数:5人
■新車時価格:260.8万~563.3万円
■中古車価格帯(総額):201.5万~650万円
5:トヨタ ハリアー(4代目・現行型)
▲現行型となる4代目ハリアーは2020年6月に登場。MサイズSUVの代表格で、同クラス内では2023年の販売台数もトップ4代目ハリアーは、ルックスが良くて高級感のあるSUVが欲しい人には間違いのない選択肢だ。最大の特徴はクーペライクなフォルム。長くて低いボディがリアにかけて絞り込まれ、スポーティさが漂う。内装もラグジュアリーだ。随所にレザー調の素材やウッド調の加飾、パイピング加飾を盛り込むなど、上質さが追求されている。
イメージどおり、走りも洗練されている。高剛性なボディにしなやかなサスペンションで、乗り心地はフラット。制振材や遮音材もふんだんに用いられ、高級セダンのような快適さとなっている。パワートレインは2Lガソリンと、2.5Lのハイブリッドおよびプラグインハイブリッドを用意。燃費性能もMサイズSUVとしてトップクラスだ。
室内は広く、後席の居住性も上々。スタイル重視ではあるが、荷室の容量も日常使いにおいては必要十分だ。室内長が長いため、2列目を倒せば釣り竿やスノーボードなど長尺ものも積み込みやすい。
▲内装は左右対称のデザインで落ち着いた雰囲気。「馬の鞍」をモチーフにしたセンターコンソールには上質な革を使用し、個性と質感を強調しているカーセンサー掲載台数は約2650台。パワートレイン別ではガソリン車が約1600台もある一方で、プラグインハイブリッド車は20台以下と希少だ。グレード別では上級の「Z」が約1800台と最多で、半数近くが同グレードのレザーパッケージとなっている。中間の「G」も約660台あるので、オトク感の強い物件も選びやすい。
掲載物件の平均車両価格は約370万円だが、価格帯は総額227.6万~702.1万円。走行距離は3万km以下の物件が7割強を占めている。2022年10月にプリクラッシュセーフティの検知機能が拡充されており、安全面では以降のモデルが有利。ただ、価格と物件数は同年9月以前の初期モデルが優位なので、予算と安全性をてんびんにかけて判断しよう。
【4代目ハリアーの注目データ】
■ボディサイズ:全長4740mm × 全幅1855mm × 全高1660mm
■室内サイズ:室内長1880mm × 室内幅1520mm × 室内高1185~1215mm
■最小回転半径:5.5~5.7m
■燃費性能:14.7~22.3km/L(WLTCモード燃費)
■乗車人数:5人
■新車時価格:299万~620万円
■中古車価格帯(総額):227.6万~702.1万円
【Q&A】ファミリーカー購入でよくある質問
▲ファミリーカーを購入する際は、理想のカーライフをリアルに想像し、その暮らしから最適な条件を逆算しよう
A.車の維持費はケースバイケースなので一概には言えない。ただ、目安として7人乗りのミニバン、5人乗りのコンパクトカーの年間費用の一例を表にまとめた。自動車税は初度登録2019年10月1日以降を適用。エコカー減税や自動車保険(任意保険)などは考慮していない。さらに、各費用は車種や車両の状態によっても異なるので、あくまで参考程度にとどめてほしい。
■ミニバン(1500~2000cc)の年間維持費例
| 3万6000円 | |
| 1万6400円(2年分の半額) | |
| 1万500円(24ヵ月分の半額) | |
| 12万円(月1万円として計算) | |
| 12万円(月1万円として計算) | |
| 30万2900円 |
| 3万6000円 | |
| 1万6400円(2年分の半額) | |
| 1万500円(24ヵ月分の半額) | |
| 12万円(月1万円として計算) | |
| 12万円(月1万円として計算) | |
| 30万2900円 |
■コンパクトカー(1000~1500cc)の年間維持費例
| 3万500円 | |
| 1万2300円(2年分の半額) | |
| 1万500円(24ヵ月分の半額) | |
| 9万6000円(月8000円として計算) | |
| 12万円(月1万円として計算) | |
| 26万9300円 |
| 3万500円 | |
| 1万2300円(2年分の半額) | |
| 1万500円(24ヵ月分の半額) | |
| 6万円(月5000円として計算) | |
| 12万円(月1万円として計算) | |
| 26万9300円 |
A.車の買い替えは使い方やライフスタイル次第。ただ、年数で考えると13年がひとつの目安となる。自動車税と自動車重量税が値上がりするタイミングなので、乗り替えを検討する人が多いのだ。一方で、走行距離で考える人も少なくない。その場合は10万kmが目安。エンジンのタイミングベルトが寿命を迎え、交換する必要が出てくるからだ。もちろん、メンテナンスをしっかり行えば、年式が古く、走行距離が延びても問題なく乗り続けられる。
A. 中古車でも新車でも、ファミリーカーでは急な乗り替えの発生に気をつけたい。子供の成長は早く、短いスパンでライフステージが変化する。小さい頃は十分なサイズでもすぐに窮屈になって「車を買い替えなければならなくなった!」というのもよく聞く話だ。車を頻繁に買い替えるのは当然、経済的な負担となるため、「何年乗るつもりで購入するのか?」を考えて決めることが大切。家族とよく相談したうえで、計画的に購入しよう。
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※記事内の情報は2024年2月5日時点のものです。
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