ランドクルーザー300の中古車流通量が500台超えの急増中! トヨタの人気SUVランクル、今オススメな選び方・買い方は?
2025/01/13
▲約3年半前に登場した大人気SUV「トヨタ ランドクルーザー300」の中古車流通量がいよいよ増加してきました。この機会に、ランクル300を中古車として狙う場合のオススメグレードについて考えてみましょう!中古車流通量は昨年同月の2倍以上に!
2021年8月にデビューしたトヨタ ランドクルーザー300。それは世界最高峰レベルの本格オフローダーであるのみならず、世界でもトップクラスに位置する「プレミアムSUV」でもあります。それゆえ、お金と置く場所さえあるならば、多くの人が「絶対に欲しいかも!」と思ってしまうわけです。
そんなランドクルーザー300の中古車流通量が今、大幅に増加しています。具体的には、1年前と比べて2倍以上となる515台の中古車が流通中です。

比較的選びやすい状況になってきたトヨタ ランドクルーザー300を狙うとしたら、どんなグレードをいくらぐらいの予算感で探すべきなのでしょうか?
直近の中古車状況をチェックしつつ、具体的に考えてまいりましょう。
▲トヨタ ランドクルーザー300の「GRスポーツ」公道試乗時の様子▼検索条件
トヨタ ランドクルーザー300(現行型) × 全国モデル概要:すべてが刷新された世界を代表するオフローダー
トヨタ ランドクルーザーは、その信頼性と耐久性、悪路走破性の高さから世界中で愛され続けているオフローダー。その最上級モデルにして最新世代にあたるのが、2021年8月に発売された「ランドクルーザー300」です。
車両構造は、従来モデルからの特徴であるボディ・オン・フレーム方式は踏襲しつつ、「GA-F」という新世代プラットフォームを採用。ラダーフレームは従来比20%の高剛性化と軽量化を実現し、車両全体でも約200kgもの軽量化を果たしています(※ZXグレード同士で比較した場合)。
▲こちらがトヨタ ランドクルーザー300
▲ボディサイズは全長4985mm×全幅1980mm×全高1925mm
▲ランドクルーザー300のコックピット。ウオールナット木目調のインテリアアクセントは、写真の最上級グレード「ZX」専用となる。写真のインテリアカラーは「ニュートラルベージュ」
▲7人乗りグレードのキャビン。ガソリン車の「GX」と、すべてのディーゼル車は5人乗り刷新されたパワートレインは、最高出力415ps/最大トルク650N・mの3.5L V6ガソリン ツインターボと、同309ps/同700N・mをマークする3.3L V6ディーゼル ツインターボの2種類。トランスミッションはいずれも10速ATで、駆動方式は全車副変速機付きのフルタイム4WD。燃費はガソリンターボが7.9~8.0km/Lで、ディーゼルターボが9.7km/Lリッターとなっています(WLTCモード)。
予防安全・運転支援システムも大幅に進化し、先進機能を追加した最新の「Toyota Safety Sense」を搭載。オプションで、死角に位置する車や歩行者の存在を検知したり、緊急車両の接近をドライバーに知らせたりする他、よりスムーズな追随走行を可能にする「ITS Connect」も用意されています。
乗車定員はグレードにより5名または7名となっており、各グレードの新車時価格は下記のとおりです。
●GX(ガソリン車・5人乗り):510万円
●AX(ガソリン車・7人乗り):550万円
●VX(ガソリン車・7人乗り):630万円
●ZX(ガソリン車・7人乗り):730万円
●ZX(ディーゼル車・5人乗り):760万円
●GRスポーツ(ガソリン車・7人乗り):770万円
●GRスポーツ(ディーゼル車・5人乗り):800万円
上記のうち「GRスポーツ」は、ダカールラリーに参戦するドライバーの意見をフィードバックして誕生した高性能モデルです。電子制御でスタビライザーの利きを変化させ、市街地での走行安定性と悪路走破性を同時に高める「E-KDSS(Electronic-Kinetic Dynamic Suspension System)」や、専用チューニングのAVS(4つのダンパーの減衰力を個別に調整する電子制御サスペンション)、フロント/リアの2つの電動デフロックなどを標準装備。さらに内外装デザインも、他のグレードとは異なるスポーティなものになっています。
▲こちらがトヨタ ランドクルーザー300の「GRスポーツ」中古車状況&考察:流通量は増えたが、平均価格はこの先も下がる見込みなし?
2023年春頃の時点では150台ほどしか流通しておらず、同年後半でもせいぜい250台ほどだったランドクルーザー300の中古車流通量ですが、冒頭でも記載のとおり2024年の春頃からいきなり増加。そして同年秋には「500台」を超えるに至りました。
そして流通量の増加に伴い、中古車の平均価格もじわじわと下落中ではあります。

とはいえ、まだまだ「プレミアム価格」が続いてしまっている状況です。
最初期にデリバリーされたランドクルーザー300はそろそろ最初の車検を迎えるタイミングであり、そのタイミングでは通常、中古車の平均価格というのは比較的大きくダウンし始めるものです。
しかし、ランドクルーザー300の平均価格は、ごくごく微妙なレベルでしか下がっておらず、遠目に見る限りでは「ほとんど下がってない」と言うことすらできます。そしてこの車の圧倒的なまでの人気と希少性から考えると、この先も中古車平均平均はほとんど下がらないと考えていいでしょう。たぶん。
であるならば、もしもランドクルーザー300が本当に欲しいのであれば、待っていても(たぶん)無駄ですので、猛烈に欲しいと思った今この瞬間、買うしかないのです。
ということで次章以降、「具体的なオススメ」について考えてまいります。
▲待っていても中古車価格が下がる見込みが少ないなら、思い切って今、買うしかないのかも!中古車のオススメ①:少しでも安く買うならガソリン・7人乗りの「AX」
2025年1月上旬現在、トヨタ ランドクルーザー300の中古車価格は「総額750万~1800万円」といったところ。その中ら「少しでも安く!」というニュアンスで探すとしたら、予算としては「総額800万円台まで」というのがひとつの目安になるでしょう。
そして前述日現在、「総額899万円まで」の予算感で検討可能なランドクルーザー300のグレードと、それぞれの流通量は下記のとおりです。
●GX(ガソリン車・5人乗り)|3台|総額750万~800万円
●AX(ガソリン車・7人乗り)|10台|総額800万~899万円
●VX(ガソリン車・7人乗り)|2台|総額860万~890万円
上記の中で最もお安くイケるのは最廉価グレードである「GX」ですが、こちらのグレードは(ランクル300としては)装備が貧弱で、そもそも中古車の流通量が少ないことがネックとなります。そして本革シートが標準となる「VX」はなかなか魅力的なのですが、こちらも、この価格帯では壊滅的に流通量が少ないのがネックです。
そのため結論としては、もしも総額800万円台までの予算でランドクルーザー300を狙うとしたら、下から2番目のグレードである「AX」がオススメになります。AXのシートは本革ではなくスエード調ファブリックになりますが、その他の装備はまずまず充実しているため、悪くない選択ではあるでしょう。
▲こちらがミドルグレードであるAX。シートはスエード調ファブリックで、内装色はブラックのみ▼検索条件
トヨタ ランドクルーザー300(現行型) × AX × 全国しかし、総額800万円台という、要するに1000万円近い予算を投じるなら、もうちょっと上のグレードが欲しい。できれば最上級グレードがいい――と思うのも、人情というものです。
残念ながら総額800万円台の予算では最上級グレード「ZX」を狙うことはできないのですが、予算感をもう少しだけ上げて「総額900万円台」にすることができるなら、ガソリンターボまたはディーゼルターボのZXが射程圏内となります。
▲ビジュアル的にもやはりゴージャスな最上級グレード、「ZX」2025年1月上旬現在、「総額900万円台のZX」の価格目安と流通量は下記のとおりです。
●ZX(ガソリン車・7人乗り)|27台|総額960万~999万円
●ZX(ディーゼル車・5人乗り)|3台|総額950万~999万円
この価格帯における「ディーゼルターボのZX」は非常に希少であるため、実質的にはガソリンターボの一択となるでしょう。総額900万円台というよりは「1000万円近く」と言いたくなる価格ではありますが、これでも相対的には「安い」と言えます。またZXは内外装や装備も下位グレードとはけっこう異なりますので、購入後、大いなる満足に浸れることはほぼ間違いありません。
▲ZXのインテリア。内装色はニュートラルベージュとブラックの2種類から選択可能▼検索条件
トヨタ ランドクルーザー300(現行型) × ZX × 全国▼検索条件
トヨタ ランドクルーザー300(現行型) × ZX ディーゼルターボ × 全国中古車のオススメ②:ちょい高いが「GRスポーツ」も捨てがたい
せっかくトヨタ ランドクルーザー300を買うなら、よりスポーティで、よりフォトジェニックな「GRスポーツ」がいい! と考える人もいるでしょう。ちなみに筆者もそう考える一人です
▲ダカールラリーに参戦するドライバーの意見をフィードバックして誕生した「GRスポーツ」
▲GRスポーツの専用色である「ブラック×ダークレッド」を採用したコックピット
▲本革シートのヘッドレストには「GR」ロゴが。こちらもカラーは「ブラック×ダークレッド」だが、ブラック一色の仕様を選ぶこともできる残念ながらランクル300のGRスポーツは今もなお若干高額ですが、それでも下記の価格帯にて、それなりの数が流通しています。
●GRスポーツ(ガソリン車・7人乗り)|28台|総額940万~1350万円
※注目ゾーンは総額1000万~1100万円付近
●GRスポーツ(ディーゼル車・5人乗り)|19台|総額970万~1200万円
※注目ゾーンはこちらも総額1000万~1100万円付近
要するにランクル300のGRスポーツは、ガソリンターボもディーゼルターボも「総額1000万円ちょいぐらいの予算感」ということです。もちろん高額であることは間違いありませんが、前述した総額800万円台から900万円台のAXやZXを狙える人であれば、「この際だから1000万円ちょいのGRスポーツも、金額的には似たようなもの!」と考えることもできるかもしれません。
同じGRスポーツの中でもガソリンターボにするか、それともディーゼルターボで行くか? という問題は、「どちらでも」というのが答えになるでしょう。
パワーユニットの滑らかさに関してはガソリンターボの方が若干上と思われますが、とはいえディーゼルターボもぜんぜん悪くありません。そして両者の中古車価格もさほど大きな差はないため、本当に「好みとご縁に応じて、どちらでも」としか言いようがないのです。
唯一気をつけるべきポイントは、ガソリンかディーゼルかにかかわらず「盗難」でしょう。ランドクルーザー300は自動車窃盗団からの人気が本当に高い車種ですので(迷惑な話ですが……)、そこだけは十分に気をつけて、素敵なランクル生活を送っていただけましたら幸いです。
▼検索条件
トヨタ ランドクルーザー300(現行型) × GRスポーツ × 全国▼検索条件
トヨタ ランドクルーザー300(現行型) × GRスポーツ ディーゼルターボ × 全国▼検索条件
トヨタ ランドクルーザー300(現行型) × 全国
自動車ライター
伊達軍曹
外資系消費財メーカー日本法人本社勤務を経て、出版業界に転身。輸入中古車専門誌複数の編集長を務めたのち、フリーランスの編集者/執筆者として2006年に独立。現在は「手頃なプライスの輸入中古車ネタ」を得意としながらも、ジャンルや車種を問わず、様々な自動車メディアに記事を寄稿している。愛車はスバル レヴォーグ STIスポーツR EX Black Interior Selection。
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