新型ジュークが発売されるだと!? 今こそ、名作だった初代ジュークのおすすめを考えてみた
2026/05/21
▲新型発表で話題の日産「ジューク」。写真は最新モデルだが、初代も今見ると結構、いやかなり素敵かも!?新型発表で話題の「ジューク」。名作だった初代の中古車が結構素敵かも!?
昨今の自動車市場で中心と言える存在となったコンパクトSUV。スタイリッシュなデザインや、日常から週末のアクティビティまで様々な用途で使える利便性、コストパフォーマンスの高さや取り回しの良さから、日本だけでなく、世界中で“車のスタンダードなカタチ”としてすっかり定着しました。
そんな昨今のSUVブームも、2010年代初頭はまだまだ黎明期。それまではアウトドアを好む一部の人のためのモデルという印象だったものが、都市にも映えるスタイリッシュなモデルが続々と登場したのがちょうどこのころ。
そんなコンパクトSUVへの視線が高まってきた時代に、市場に大きなインパクトを与えたのが、2010年に登場した日産「ジューク」です。
▲SUV=アウトドアというイメージが先行する中、スポーティで都会的な雰囲気をまとって登場した初代「ジューク」一見好みの分かれそうなクセ強デザインながら、その扱いやすいサイズ感から、たちまち人気モデルとなり、2020年まで販売されるロングライフモデルとなりました。
その後、日産の国内でのコンパクトSUVの地位は「キックス」に譲ってしまいましたが、欧州では2019年に2代目が登場。
▲さらにスタイリッシュに進化した2代目は残念ながら日本に導入されず。日本導入を望む声もかなり多かったさらに、2026年4月に発表された日産の「長期ビジョン」では、新型となる「ジュークEV」が公開されるなど、ヨーロッパを中心に個性派SUVとして愛され続ける人気モデルとなっています。
ジュークEVは、ジュークのグラマラスなフェンダーラインや大型ヘッドランプといったモチーフを継承しながら、現代風のポリゴンチックなデザインへと刷新。
その名が電気自動車として残るのは、ファンにとってうれしい限りではないでしょうか。
▲大胆で個性的なデザインと、先進的な機能を融合した「ジュークEV」は、欧州におけるコアモデルの位置づけそんな話題のジュークですが、初代だってまだまだデザインは色あせていません。むしろ、猫もしゃくしもSUVな時代の中、他人と差別化できる個性派モデルとして選ぶのには絶好のモデル!
そこで今回は、そんな初代ジュークのオススメの選び方をチェックしてみましょう!
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日産 ジューク (初代)モデル概要:色あせない魅力! 欧州仕込みのクセ強系コンパクトSUV
▲ナイトランをするラリーカーをイメージしたデザインは、日産デザインヨーロッパが手がけたジュークの特徴はなんといってもそのデザイン!
ボンネット上に配置された切長のコンビランプと、丸型の大型ヘッドランプ、ブーメラン型のグリルを組み合わせたフロントフェイスは、夜間を疾走するラリーカーの大型のフォグランプから着想を得ており、一度見たら忘れられないほど唯一無二で個性的です。
張り出したグラマラスなフェンダーや、なだらかに傾斜したルーフ、Cピラー上に隠された後席のドアハンドルなどで、スポーティなクーペルックをSUVで表現しているのも当時としては斬新でした。
インテリアも、バイクの燃料タンクをモチーフにした有機的な形状のセンターコンソールや、バイクの計器をイメージさせるメーター、スキューバダイビングで使用するフィンをモチーフにしたドアトリムなどクセが強い!
▲インテリアも特徴的。燃料タンクをモチーフにしたセンターコンソールはとても有機的なデザインそれでも、2020年まで販売されるなど10年もロングライフだったのは、そんなクセが絶妙にバランスされたデザインと、日常での使い勝手を高いレベルで両立したから。
「虫みたい……」という声も一部では聞かれましたが、前述した切長のコンビランプは、車両感覚をつかみやすいという効果も。インパクトだけでなく、しっかりと機能にも配慮されたデザインなんです。
後席を倒せばフラットになり、荷室下にはアンダーボックスも備えています。
▲リアシートは6:4分割式で、シートを倒さなくても9インチゴルフバッグや大型のスーツケースも搭載可能
▲デザイン性だけでなく実用性もしっかりと両立したからこそ、10年もの長い間支持されたボディサイズは、全長4135mm×全幅1765mm×全高1565mmと、トヨタ ヤリスクロスよりも全長と全高が一回りコンパクト。最低地上高は170mmとしっかり確保され、最小回転半径は5.3mと実用性も十分です。
エンジンは、量産車世界初(当時)となる「デュアルインジェクター」を採用し、最高出力114ps/最大トルク150N・mを発揮する直列4気筒の1.5Lガソリンエンジンが用意されましたが、その後よりパワフルな直列4気筒の1.6L直噴ターボエンジン(最高出力190ps/最大トルク240N・m)も追加されました。
1.6Lターボ車には、走行状態に応じて前後輪と後輪の左右へのトルク配分を最適に制御する新開発の「ALL MODE 4x4-i(トルクベクトル付き)」を採用した4WDモデルも用意され、ミッションは全車CVTとなっています。
▲パワートレインは2種類。実用的で燃費にも優れた1.5Lガソリンエンジンと、パワフルな1.6L直噴ターボエンジンが設定される(写真は1.5Lエンジン)また2013年には、1.6Lターボエンジンを搭載する「16GT FOUR Type V」をベースに、日産のモータースポーツブランドである「NISMO」の技術とエッセンスを注入した「ジュークNISMO」が追加されました。
▲スポーティなコンパクトSUVの先駆けとなった「ジュークNISMO」も人気に2013年にはマイナーチェンジが行われ、環境性能が向上。「15RX Type V」をベースに個性をより際立たせる装備を施した「パーソナライズパッケージ」が追加されました。
さらに2014年の改良では、「Vモーション」グリルが大型化された他、専用の内外装やエンジン出力の向上、車体の剛性アップやブレーキ性能の強化、サスペンションの専用チューニングが施された「NISMO RS」も登場。
▲2014年には「ジューク」の最上位モデルとなる「ジュークNISMO RS」も追加されたこのように、スポーティなデザインだけでなく本格的な走りも楽しめるモデルまで用意しているのもジュークの特徴。その極め付けが、2011年に発表された「ジュークR」。
なんと、日産が世界に誇るハイパフォーマンスカー「GT-R」に搭載される「VR38DETTエンジン」や4WDシステムを移植した魔改造マシンです。
市販の予定はなかったそうですが、あまりの反響で数台が実際に販売されたという伝説のモデル。
最高出力は553psで、0-100km/h加速は3.7秒、最高速度257km/hを誇り、本家GT-Rもビックリのリトル・モンスターに仕上がっています。
ちなみに、2015年にはデザインの変更や最高出力の向上(600ps!)が図られた「ジュークR 2.0」も公開され、こちらも数台が販売されたとか……。そのうち中古車市場でお目にかかれる日もくるかも(?)。
▲「GT-R」のパワートレインを搭載した「ジュークR」。トレッドは前65mm/後75mmに広げられ、ホイールやブレーキもGT-Rのものが移植されたそんな個性派コンパクトSUVのジュークですが、実際にどんなモデルがオススメかをチェクしていきましょう!
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日産 ジューク (初代)中古車のオススメ①:「アーバンセレクション」ならクール&スポーティに!
個性的なデザインを生かし、様々な派生モデルが登場しているジューク。10年ものロングライフだったため特別仕様車も数多く販売されています。
そこで、「ちょっとクールなスタイルが好み」という方にオススメなのが、15RX アーバンセレクションと15RS アーバンセレクション。
こちらの特別仕様車は、スポーティさを強調するアイテムを標準装着し、ジュークの魅力をさらに高めています。フロントグリルには専用のガンメタリック塗装、バックドアには専用光輝モール。エキゾーストフィニッシャーなどのエクステリアパーツを採用したほか、専用ローダウンサスペンションを採用。街中でのより俊敏で軽快な走りを実現しています。
また、15RX アーバンセレクションでは、ベース車ではオプションとなっていたプライバシーガラスが標準装備されているなど、快適性もばっちりです。
▲スポーティさを強めたルックスは都会の街並みにも映えそう中古車では走行距離10万km以下で絞っても総額100万円以下で購入できる物件も多く、まさにねらい目と言えそうな選択肢。
スポーティなスタイルが好きな方は、アーバンセレクションを探してみるとよいかもしれません。
▲ジュークの中でもスポーティさを際立たせたデザインはクールに走らせたい人にぴったり▼検索条件
日産 ジューク (初代)×アーバンセレクショングレード中古車のオススメ②:ちょっと個性を出したいなら特別仕様車「ドレスアップ」で2トーンカラーを狙ってみる!
▲2015年に追加された「ドレスアップ」。写真は「アズライトブルー/ブリリアントシルバー」の組み合わせお次はちょっと個性派を強めたい人向けとなりますが、ジュークには数多くの個性的な特別仕様車が存在します。
その中でも、2015年11月に追加された特別仕様車「ドレスアップ」に設定された2トーンカラーは、唯一無二の個性を演出してくれること間違いなし! ジュークのセンスがいい意味で爆発した1台となっています。
2トーンカラーというと、一般的にはボディとルーフを塗り分けることがほとんどですが、ジュークの場合はボンネットまで塗り分けられており、なんと熟練の塗装職人が手作業で1台1台仕上げるというこだわりっぷり。
特に、2016年11月にラインナップされた「プレミアムサンフレアオレンジ/ダークメタルグレー」の2トーンは、ブラックの17インチアルミホイールの組み合わせも相まって、ジュークのスタイリングをさらに大胆にかつ刺激的にしてくれています。
「ドレスアップ」は、「15RX Vセレクション ドレスアップ」「16GT ドレスアップ」「16GT FOUR ドレスアップ」の3種類に設定されました。
手軽さで選ぶなら1.5Lエンジンの「15RX系」、パンチの利いた走りも楽しみたいなら1.6Lターボの「16GT系」、雪道やアクティビティなどで4WDが必要なら「16GT FOUR」を選ぶのがオススメです。
▲こちらは2016年に追加された「プレミアムサンフレアオレンジ/ダークメタルグレー」の2トーン。どちらもジュークのスタイリッシュさをさらに際立たせてくれる流通台数は5台と現在かなり希少ですが、支払い総額はおよそ90万~145万円。
10年近く前のモデルなので、基本的に新しいもの、走行距離が少ないものから選ぶのがいいですが、異音などが発生していないかは実車でチェックしたいところ。
あとは、希望のカラーやグレードが出てくるまで根気強く探しましょう。なお、1.6Lターボはハイオク仕様なので、そのあたりも頭に入れながら選んでみてはいかがでしょうか。
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日産 ジューク (初代)×ドレスアップグレード中古車のオススメ③:自分だけにこだわりたいなら「パーソナライゼーション」の1台を狙ってみる!
▲2014年に追加された「パーソナライゼーション」。ヘッドランプ内側などに差し色を入れることができる。その組み合わせはなんと81通り!続いてのオススメは、2014年7月のマイナーチェンジで追加された「パーソナライゼーション」です。
ジュークは特別仕様車として「パーソナライズパッケージ」が設定されていましたが、好評につきグレード化。合わせて、内外装のカラーコーディネートを81通りから選択できるスペシャルパッケージとなりました。
ベースとなるグレードは4種類。「15RX Vセレクション」「15RX V アーバンセレクション」「16GT」「16GT FOUR」から選ぶことができます。
ちなみに、「アーバンセレクション」は、ローダウンサスペンションを採用し全高を1550mmに抑えたグレード。多くの機械式立体駐車場に収まるので、都市部に住んでいるけれどSUVに乗りたいユーザーにとって、かなり魅力的な選択肢ではないでしょうか。
気になるカラーコーディネートですが、ボディカラーは全部で8種類。
ボディカラーによって一部組み合わせられないものもありますが、ドアミラーとドアハンドルは黒、赤、白、黄の4色から、センターコンソールやハンドルステッチ、シフトノブやドアトリムなどの内装色は赤、白、黄の3パターンから選択可能でした。
▲インテリアカラーも選択可能。明るくポップなイエローか、情熱的なレッドか、落ち着いたトーンのホワイトか、新車購入時に悩んだ方もいたのでは?さらにオプションとして、本革シートと人工皮革のドアトリム、ブラックの17インチアルミホイールやキセノンヘッドランプを追加することで、自分だけのオリジナルジュークを作り出すことができる画期的なシステムでした。
流通台数は21台で、支払総額はおよそ50万~150万円。ご自身の感性に響く1台を探してみるというのも、中古車探しの醍醐味。この喜びと楽しみをぜひ味わってみてはいかがでしょうか。
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日産 ジューク(初代)×パーソナライゼーショングレード中古車のオススメ④:走りにもこだわりたい人は専用色でも差がつくNISMOを狙ってみる!
▲よりスポーティさを際立たせたデザインと、本格的な走りが魅力のNISMOシリーズも、ジュークのオススメグレードのひとつ最後のオススメは、先にもご紹介したスポーティモデルの「NISMO」です。
NISMOは、2013年に登場した「ジュークNISMO」と、2014年に登場した「ジュークNISMO RS」に分かれており、どちらもコンパクトなスポーティSUVとして人気を博しました。
ジュークNISMOは、モータースポーツで培った技術を応用した専用のフロントバンパーやルーフスポイラー、オーバーフェンダーやリアバンパーなどを採用することで、ダウンフォースが約37%向上。
走行安定性を高めるとともに、18インチホイールも組み合わせることで、見た目もより一層スポーティなものへと進化しています。
インテリアでは、専用デザインや素材を採用したシートやステアリングを装備。随所にレッドのアクセントを用いることで、スポーティマインドを高めています。
エンジンは、ターボチャージャーの過給圧制御をよりスポーティにチューニング。出力も200ps/250N・mを発揮し、欧州でチューニングされたという専用の足回りを装備し、より上質かつ安定感のある走りを獲得しています。
▲1.6Lガソリンターボ車としては当時トップクラスとなる214PSを誇った「NISMO RS」。欧州仕込みの乗り味はハードさと洗練さが絶妙にバランスされている一方のジュークNISMO RSは、ジュークのトップグレードとして開発されたモデル。
出力はさらに向上し、214ps/250N・mを獲得。ブレーキもアップデートされ、レッドのキャリパーが車好きにはたまりません。
専用の足回りはもちろん、「ALL MODE 4×4-i」のトルクベクタリング機能はNISMO RSのために専用チューニングが施されました。
また、より精緻でクイックな走りと乗り心地のために剛性アップも実現。補強パーツを後付けするのではなく、車両の組み立て段階で補強を施すことができるのはファクトリーチューンならではです。
インテリアでは、今ではNISMOモデルでお馴染みとなったレカロ社製の専用チューニングシートを装備。240㎞/hスケールのRS専用メーターがやる気を感じさせてくれます。
▲内装も専用品を多数装着。レカロ社と共同開発のシートはホールド性に優れ、車内をより一層レーシーな雰囲気にしてくれるなお、ボディカラーは、「ブリリアントホワイトパール」「ブリリアントシルバー」「スーパーブラック」の3色のみの設定となっています。
見た目だけではなく、中身も気合の入った本気のチューニングが施されているのは、日産のモータースポーツ活動を長年けん引してきたNISMOならでは。
流通台数は56台で、支払総額は約70万~250万円ですが、ボリュームゾーンは100万~180万円ほど。
基本的にこちらも新しめの個体から選んだ方が無難ですが、スポーティさと日常使いのバランスなら「NISMO」、より走りを重視するなら「NISMO RS」という選び方がオススメです。
150万円前後で手に入るコンパクトなスポーティ4WDは、現代ではかなり貴重な存在。
そして何より、現在でもそのデザインは一切古さを感じさせないのだから、やはり初代ジュークのデザインは秀逸だったのだと改めて気づかせてくれます。
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日産 ジューク(初代)×NISMO系グレード×NISMO RS系グレード▼検索条件
日産 ジューク(初代)
自動車ライター
ハシモトタカシ
大学時代はプロダクトデザインを専攻する傍ら、自動車系ニュースサイトで学生記者としてアルバイト。卒業後は大手自動車ポータルサイトに入社し、広告営業・編集者として約10年間コンテンツ制作に従事し独立。愛車でサーキット走行に興じる傍ら、車3台・バイクを3台を所有し大型免許も保有する無類の乗り物好き。
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