仲良し夫婦の時間をより充実させるのは、広い室内空間とMDが再生できるブルーのティーダ
2018/10/06
車は単なる移動の道具ではなく、大切な人たちとの時間や自分の可能性を広げ、人生をより豊かにしてくれるもの。車の数だけ、車を囲むオーナーのドラマも存在する。この連載では、そんなオーナーたちが過ごす愛車との時間をご紹介。あなたは、どんなクルマと、どんな時間を?
▲仲むつまじい新橋夫妻の笑顔の立役者はこの青いティーダだった購入のきっかけは知人になんとなく声をかけたこと
シルバーや白い車が多く見られる住宅街の一画に、きらりと輝くブルーのティーダ。オーナーの新橋貴司さん・祐子さん夫妻は笑顔で迎えてくれ、自宅前でお話を伺った。
4年前に中古で手に入れたという日産 ティーダ。仲良く寄り添う2人に購入のきっかけを聞いてみた。
「車があると便利だし、知人に何か50万円くらいでいい車ないかなって相談したんです」
そう答えてくれたのは祐子さんだ。声をかけた知人は整備工場に勤めている人で、そこから中古車屋さんを紹介してもらい、このティーダに行きついたそうだ。
貴司さんが車好きということもあって、以前まではスポーツタイプからミニバンまで様々乗り継いできたそうだ。しかし、あまり使わなくなったのでティーダを買う前は数年間マイカーを所持していなかった。ふと車のある生活は便利そうと思い、前述のように裕子さんが知人に相談したのだ。
相談からしばらくすると連絡がきて車を見に行くことに。最初は軽自動車をオススメされたようだが、息子さんの身長が高くて室内が窮屈ということで購入を見送った。
するとその次に紹介されたのがこのティーダ。試乗をすると、意外と広い室内と乗り心地と走りの良さが気に入り購入を決めた。ここまで2週間ほど、ご夫妻ともに「最初は買おうと思う気持ちはあまりなかったけど即決だったね(笑)」と話していた。
▲奥さまの了承を得て替えたホイール。「ノーマルは寂しい感じだったからオシャレならいいかなって」と奥さまは許しを出したようだ。結果見た目だけでなくタイヤのおかげで乗り心地も良くなりご2人ともに満足している共通の趣味は「ゴルフ」。そして2人をつなげた「音楽」
2人ともゴルフが趣味。よく2人で練習に行ったり、たまにコースにも出るそうだ。その行き帰りにも乗り心地のいいティーダは活躍している。
▲コンパクトカーながら2人でゴルフに行くには十分な積載量を誇るふと車の中を見ると、ドアの上部に小さなスピーカーが付いていた。聞いてみると貴司さんがインターネットで購入し、自分で取り付けたそう。さすが車好きの貴司さんである。
「車の中で音楽を聴くのが好きなんです!」と貴司さんは話してくれた。
毎年夏の旅行に行くときは、新しい音源を用意して車の中で聴くのが新橋さん一家の定番スタイルだ。良い音で聴くためにスピーカーをアップグレードをしている。
▲音へのこだわりは音楽好きの証拠であるこのティーダには純正オーディオが搭載されていて、今は見かけなくなったMDプレイヤーが搭載されている。
「前のオーナーさんがあまり使ってなかったみたいで、今でも調子よく動くんです(笑)」
と貴司さんは語る。音源は、今は離れて暮らす息子さんの部屋からどっさりMDが出てきてたようで重宝しているそうだ。
▲MDは古いシステムだが、古いが故懐かしい音楽が入っていたり、音質が良いことがお気に入りのポイントだとか新橋夫妻は、昔バンドをやっていて今でもギターやベースを弾いている。お家に上がらせてもらうと居間にずらりとギターが並んでいた。
そして、お2人の出会いも高校生の頃にやっていた音楽がきっかけだ、にこやかに話してくれた。
仲の良さの秘密には、共通の趣味のゴルフと音楽、そして両方をスマートにこなしてくれるティーダのおかげだなと、一人納得するのであった。
▲ずらりと並んだギターの右側には最近新調したホームオーディオがある。「ちょっといいギターは出しておいて音を聴かせているんです」と貴司さん。本当に音楽が好きなのだと感じたどんなクルマと、どんな時間を?
ゴルフと音楽とともに過ごす時間を
ティーダはパルサーセリエ以来となる5ドアハッチバック。日本の道路事情にピッタリな5ナンバーサイズながら、室内空間の広さとインテリアの質感にこだわった。シートはティアナクラスの大きさでゆったりとしており、特に後席は240mmのロングスライドが可能なため、そのゆったり感はシーマ以上と感じるほど。
エンジンは新開発のHR型と呼ばれる1.5L直4で、ミッションはCVTと4ATが用意され、グレードや駆動方式で使い分けられている。
▲新橋夫妻にとってこのティーダは大切な時間を生んでくれているに違いない
▲広くて使い勝手の良いティーダは新橋夫妻の趣味を一手に引き受けてくれる頼もしい存在だ。この年代の中古車は純正オーディオにMDプレイヤーが付いているのも特徴的だ。社外品で賄うこともできるが費用がかかってしまう。もし懐かしのMDが出てきたら、車選びの際は、初めからMDが聴けるか聴けないかということを選択肢に追加してもいいかもしれない【関連リンク】
日刊カーセンサーの厳選情報をSNSで受け取る
あわせて読みたい
“日本の誇り” 日産 R35 GT-Rは果たしてスーパーカーなのか?【スーパーカーにまつわる不思議を考える】
新型 日産 ルークスが発表されたけど、先代の中古車状況は? 室内広々、使い勝手抜群の軽自動車が今かなりお手頃に!
寡黙な父が初めての車に勧めてくれたフェアレディZ。今ではすっかり一人前の“車好き”に!
R34型スカイラインGT-Rが高すぎる……少しでも賢く狙う方法はないのか、真剣に考えてみた!
【悲報】レクサス ISが“ほぼ”生産終了。絶望したあなたに贈る「代わりにコレ、どうですか?」5選
【悲報】日産 GT-R(R35型)が生産終了……今こそ中古車状況をチェック&賢い狙い方を考察!
日々のチョイ乗り車を探しているけど、EVは眼中にない! っていう方、損はさせないから聞いてほしい。日常使いでも超優秀な大容量EV「N-VAN e:」の話
少しの不便さが気にならないほどデザインがいい! 90年代のカルチャーを体現するゴルフカブリオ(初代)
コンパクトSUVオススメ5選|高級感あるお得な国産車をセレクト! 新型EV「eビターラ」に負けず劣らずなモデルとは?
日産、「第4の国内導入モデル」はあのコンパクトSUVか? 新型のe-POWERも搭載予定









