イヤーカーのマツダ RX-8、ユーザーが魅力を語る【CS COTY2015-2016】
2015/12/22
▲観音開きのドアが特徴的なマツダ RX-8。世界で唯一NAロータリーエンジンを搭載している今年のカーセンサー・カー・オブ・ザ・イヤー(CS COTY)で1位に輝いたマツダ RX-8。昨年の1位、マツダ CX-5を上回った魅力は何なのか。RX-8ユーザーの声を紹介しよう。
サーキットでも日常でも大満足!
▲H24年式のスピリットRを所有する黒田晃尚さん。購入時期は2012年、購入金額は350万円40.11秒。これは黒田さんが筑波サーキットのショートコースで出したタイムだそうだ。もちろん愛車のRX-8で。ノーマルのエンジンでこのタイムは速い。「サーキットの直線ではパワー不足を感じますが、コーナーがものすごく速い車なんです」
黒田さんは2人の子供を持つお父さん。普段はファミリーカーとしても使っているそうだ。「RX-8はスポーツカーなのに4ドアで家族も乗れるし荷物も積める。子供の幼稚園送迎も毎日これで(笑)。日常使いで不便は全くないですね。意外とRX-8乗りの人は、落ち着いた家族持ちが多いという印象があります」
本当はRX-7が欲しかったんだと笑う黒田さんだが、実はRX-8のデザインを奥様が気に入ったことが購入きっかけだったとか。すでに走行距離は8.4万km。故障は一度もないそうだ。
動かなくなるまでずっと付き合うつもり
▲H17年式のタイプSを所有する伊藤寿江さん(左)。購入時期は2013年、購入金額は120万円伊藤さんが車選びをしていた当初、RX-8は全くのノーマークの車種だったそうだ。「本当はフェアレディZを買いに主人とお店に行ったんです。でも店頭にあったこのRX-8に私が一目惚れしてしまって」シルビア(S13)を3台も乗り継いだほどの車好きだった彼女が昔憧れていたのが“ロータリー”と“赤のスポーツカー”。憧れを思い出させてくれた車は毎日の通勤で使っている。
実は、RX-8に乗り始めてからちょっとした変化が起きたそう。「出かけ先で知らない人に、この車はどこのメーカーですか? と聞かれることが増えたんですよ。車にあまり興味のない人も気になるんですね(笑)」スポーツカー好きのご主人もRX-8を気に入っている。だから動かなくなるまで手放す気はないそうだ。
実は親子でロータリーに憧れていたんです
▲H23年式のタイプRSを所有する上野英信さん・成美さん親子。購入時期は2013年、購入金額は280万円「この車は娘が見つけたんですよ。そしたら私が気に入ってしまって(笑)。今は娘とシェアして乗っています」こう嬉しそうに話をしてくれたのはお父様の英信さん。若い頃サバンナRX-7に憧れていたが当時は買えなかったロータリースポーツ。奇しくも友人の影響でスポーツカー好きになった娘の成美さんが気に入った車もロータリーだった。
「2年くらい前から欲しかったんですよ。特にデザインが好き。20代にとってもスポーツカーは憧れです」と成美さん。お店の人のススメもありフルノーマルを選んだ。デザインも良く、レカロシートも親子で気に入っているのでこのまま大事に乗るそうだ。ちなみに愛煙家の英信さん、娘も大事にしているRX-8の中だけは完全禁煙なのだそうだ。
日々の楽しみが増える車です
▲H21年式のタイプRSを所有する上野広宣さん。購入時期は2015年、購入金額は220万円ヴォクシーとヴィッツを所有している上野さんだが、半年前に増車でRX-8を購入した。きっかけは上に登場した成美さん。「姪の成美がRX-8を買ったと聞いてね。見たらものすごくカッコいいじゃないですか。それで現金握りしめて、弟(前述の英信さん)と一緒に姪が買ったお店に行ったんですよ(笑)」
試乗して知ったロータリーの加速力、RX-8の旋回性能。今まで乗っていた車とのあまりの違いに驚き、即決で購入した。「マツダディーラーに行ったとき、『これ、大事に乗ってあげてくださいね』と言われたんです。買ったお店でもないのに嬉しいよね。マツダの人にとっても特別な車なんだなと。もうね、毎月手洗い洗車していますよ(笑)」
RX-8を買ってからは家族揃って出かける機会も増え、人生の楽しさは増すばかりだ。
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