今年のGWをきっかけに自由気ままなクルマ旅“ロードトリップ”がブームに!?
2019/03/10
▲自動車・カーライフに関する調査研究機関「リクルート自動車総研」の膨大な統計データを基に、ユーザーの購買行動や世の傾向を勝手に予想したり解説したりするコラム。今回は自由気ままな“ロードトリップ”の可能性について若い世代ほど車内でのコミュニケーションを重視
新天皇の即位に伴い2019年5月1日が祝日となることから、今年のゴールデンウイーク(以下GW)は最大10連休となる。
各種報道によると、GW期間中の海外旅行の予約件数は対前年比で倍増しているという。
国内旅行のケースも同様で、観光地や行楽地は混雑が予想されている。
このコラムをご覧になっているタイミングでは、すでにGW期間中の航空券やホテルが取れないところも多々あるだろう。
こうした現実を前に、「どこへ行っても混んでるし……」と出遅れを別の理由にすり替えて肯定する自分と、「せっかくの10連休に何もしないなんて……」という諦めきれない自分が、脳内でバトルするのはよくあること。
そんなときこそ、車の出番だ。
下の表①は、「理想の車の使い方」としてユーザーの関心が高かったトップ3をまとめたものだ。
※2015年~2017年にリクルート自動車総研が行った『中古車購入実態調査』よりご覧のとおり、多くのユーザーが認めるところの、自由な移動手段としての車の特性は、まさに今年のGWに出遅れてしまったような状況にこそ、絶大な威力を発揮するといえる。
なにせ時間はたっぷりある。
欧米ではポピュラーなロードトリップのように、先を急がず、混雑や渋滞を避け、寄り道しながらのんびり国内をドライブするのも、得がたい体験。
宿が取れなければオートキャンプ場という手もある。
キャンプ道具を積んで出かければ、一気に旅気分が盛り上がる。
道中で見つけた銭湯や公衆浴場で、ひとっ風呂浴びて心も体もスッキリ爽快。
道の駅や高速道路のSAでその土地土地のローカルフードを味わったり、直売所で食材を仕入れてキャンプ場でBBQしてもいい。
またグラフ②が示すとおり、車がコミュニケーションの場になると考えている人が若い世代に多い。
※2015年~2017年にリクルート自動車総研が行った『中古車購入実態調査』より最近では、旅を通じて子供を育む“旅育”なるものも注目されているという。
家族や気の合う仲間と一緒に、車で冒険要素のいっぱい詰まった旅をすることは、GW出遅れ組の次善策という以上の価値があるだろう。
今回の10連休のように長い休みの楽しみ方として、車で国内を気ままに旅するロードトリップが注目される可能性は大いにありそうだ。
また、そうした視点から車を選ぶのも、夢が膨らんで楽しいに違いない。
予算100万円で狙えるオススメのロードトリップ車3選
1:日産 セレナ(3代目)
▲家族みんなでロードトリップに出るなら、広さとシートアレンジの豊富さで定評のある5ナンバーミニバンがオススメ。中でも3代目セレナは予算100万円圏内の選択肢が豊富2:ホンダ フリードスパイクハイブリッド(初代)
▲ロードトリップの費用を安く抑えたいなら、5人乗りフリードスパイクハイブリッドに注目。広い室内空間は車内で横になって休憩するのにも便利。2~3人の旅ならこれで十分3:スズキ ジムニー(初代)
▲冒険要素の強いロードトリップを楽しむなら、1995年11月以降の初代ジムニーの最終型がオススメ。「旅に出ようぜ」と誘うような武骨なスタイルががぜん気分を盛り上げてくれる日刊カーセンサーの厳選情報をSNSで受け取る
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