中古車でこそ狙いたいM・ベンツベスト10≪後編≫ 【なんでもベスト10】
2009/10/26
しれっと足に活用できる中古車ならではの魅力
ある種、ステイタスシンボルと化しているM・ベンツですが、セレブでなくともしれっと足に活用してみませんか?「M・ベンツ」と聞くだけで、高いと思うのは早とちりです。中古車市場には、リーズナブルに満喫できるモデルがたくさんあります。維持するのが難しいと感じたら、手放せばいいだけのこと。なぜセレブに愛されるのか、中古車で探ってみてはいかがでしょう?気になる車は中古車カタログや物件をチェックしてみてください。
第5位はM・ベンツVクラス(旧型)。ベースがヨーロッパで販売されていた商用車ですから、乗り味は結構ラフかもしれません。そもそも大勢乗れるんですが、シートアレンジ一つで広大なスペースを生み出すことができ、かなり多目的。M・ベンツ版、ハイエースといったところでしょうか。大勢でドライブすることが多い人や、荷物が多くなりがちなアウトドアアクティビティが趣味な人にはオススメです。実用的で、おまけに差別化まで図れるんですから。
第4位はM・ベンツMクラス(旧型)。新車時は高いと感じていましたが、前期型なら100万円ほどで狙えます。日産の旧型エクストレイルほどの相場ですから、かなりリーズナブル。カジュアルに使われることが前提だったためか、なんとなくインテリアが安っぽく感じられます。それでもクロカンとしての性能に、何ら文句はありません。実用的な4WDをリーズナブルに探している人には、オススメです。高級SUVとしてではなく、ガンガンに使い倒せばカッコいいです。
第3位はM・ベンツCLクラス(旧型)。超快適高速クルーザーです。200万円台で十分狙えますが、同価格帯の中では、最高峰の走りと快適性を満喫できるでしょう。フラットライドを追求した足回りは、前期型はちょっと柔らかめで、後期型はアスリートのようにしっかりしています。いずれにせよ疲れ知らずの走りを満喫できるばかりか、どんな回転域でもトルクフルで速いんです。クーペなのに、後席に座っても文句がありません。すべてに関してオーバースペックと思える内容こそが、究極の贅沢。
第2位はM・ベンツSLクラス(旧型)。はっきり言って、今の価格は底値でしょう。マツダロードスターほどの値段で買える今、味わっておきたい一台です。歴代SLがそうであるように、程度の良いものはこの先値上がりするかもしれません。いつの時代においても、SLは最新鋭の技術を盛り込んだセレブ御用達車。"ギラギラ"感が抜けた今、しれっと足にするとカッコいいと思います。旧型といっても、走りは現役バリバリです。重厚感とスポーティ感の両立、絶品です。
第1位はM・ベンツSクラス(旧型)。高級車としても、実用セダンとしても、オススメです。中途半端な古さに加え、不景気も手伝ってか、相場はガタ落ち。でもセダンとしての使い勝手や、かつてのフラッグシップならではの快適かつ優雅な走りは色褪せていません。時代に逆行していると怒られそうですが、後期型のV12ツインターボエンジンを搭載したS600は凄いです。500馬力もあって、スポーツカー顔負けの走りを披露してくれます。ある意味、羊の皮を被った狼です。
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