次期レクサス CTではSUVテイストを模索!?ポイントとなるのはNXとの差別化か
2015/07/28

流行りの“SUVテイスト”が加えられる
2011年デビューのレクサス CTがモデルチェンジに向けて動き出した。CTはレクサスのエントリーモデルを兼ねる5ドアハッチバックだが、次期型では流行りのSUVテイストも取り入れられるようだ。
文字にすると伝わりにくいかもしれないが、シトロエン DS4やメルセデス・ベンツ GLAを想像していただくと、わかりやすいだろう。ただし、極端に車高を上げたり、フェンダーアーチモールを装着したのでは、販売が好調なNXと競合してしまう。どの程度SUVの要素を融合させるか、デザイナーの力量が問われるところだ。

次期モデルには、トヨタが進める新たな開発&生産思想のTNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)が全面採用される。TNGAは、中長期的な視点で商品ラインナップを考え、複数の車種を同時に開発(グルーピング開発)することで効率を高めるというもの。
これに伴って、次期CTのホイールベースは、現行モデルより100mm伸びて2700mmとなる。また、コンポーネントを共有するプリウスとの差別化を強化するため、エンジン排気量は2Lに拡大され、パフォーマンスが高められる。
レクサスは立ち上げから26年、国内ではやっと開業から10年を迎えた。しかし、プレミアムブランドとしてはまだまだ若い。「台数は追わない」(当時の担当役員談)とは言うものの、メルセデス・ベンツやBMW、アウディなどの欧州ブランドは、積極的に車種バリエーションを増やして販売を伸ばしている。
これに対するレクサスは、ハイブリッドを含めた最新技術、おもてなしに次ぐ、「らしさ」を世界に広めていく必要があるだろう。次期CTは、そんなレクサスブランドに新風を吹き込むかもしれない。
※2015年7月28日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません
【SPECIFICATIONS】
■予想発表時期:2017年11月
■全長×全幅×全高:4350×1780×1500(mm)
■搭載エンジン:2L 直4+モーター
日刊カーセンサーの厳選情報をSNSで受け取る
あわせて読みたい
【悲報】新型カングーから樹脂バンパーが消滅! 絶望したあなたに贈る「代わりにコレ、どうですか?」5選
新型X3が半年間で100万以円上もダウン! BMWの人気プレミアムSUV の中古車状況、オススメの狙い方を解説
えっ、現行型ジムニーが100万円台前半から買える? 流通台数も4000台を突破した中古車状況、オススメの選び方を解説!
【試乗】新型 ランボルギーニ ウルスSE|普段使いはほぼモーター! スーパーカーの速さを備える800psのスーパーSUVはハンドリングも燃費も上々
憧れのベンツデビューなら、Eクラスワゴンを狙うべし! 中古車平均価格が1年で130万円下落中のプレミアムワゴン、オススメの選び方は?
人と被らない輸入SUVが欲しい!それならおしゃれなイタリアンSUV アルファロメオ ステルヴィオはいかが?
ポルシェ タイカンの中古車価格が半年で約180万円もダウン! ハイパフォーマンスEV、今オススメの狙い方は?
ついに憧れのレクサス LXが買いやすくなってきた! 1年間で140万円近く下落した高級SUV、中古車状況やオススメの狙い方を解説!
【車旅にはいいとこ取りのレイバック!?】釧路を走りながらスバル レヴォーグレイバック界隈について話してみた
【試乗】新型 ボルボ XC60|軽快感はそのままにさらに静かに進化。ベストセラーミッドサイズSUVがマイナーチェンジ