次期レクサス CTではSUVテイストを模索!?ポイントとなるのはNXとの差別化か
2015/07/28
▲5ドアハッチバックのボディ形態を保ったまま、SUVテイストを織り込むことが検討されている次期レクサス CT。車高が高めに設定される可能性もある。新開発のTNGAシャシーが用いられる
流行りの“SUVテイスト”が加えられる
2011年デビューのレクサス CTがモデルチェンジに向けて動き出した。CTはレクサスのエントリーモデルを兼ねる5ドアハッチバックだが、次期型では流行りのSUVテイストも取り入れられるようだ。
文字にすると伝わりにくいかもしれないが、シトロエン DS4やメルセデス・ベンツ GLAを想像していただくと、わかりやすいだろう。ただし、極端に車高を上げたり、フェンダーアーチモールを装着したのでは、販売が好調なNXと競合してしまう。どの程度SUVの要素を融合させるか、デザイナーの力量が問われるところだ。
▲2011年1月に発表された、レクサス初のCセグメント2BOXハイブリッドがCTだ。プリウスとコンポーネントを共有しているが、ロングルーフシルエットをまとって、スポーツワゴン風に仕上げられた
次期モデルには、トヨタが進める新たな開発&生産思想のTNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)が全面採用される。TNGAは、中長期的な視点で商品ラインナップを考え、複数の車種を同時に開発(グルーピング開発)することで効率を高めるというもの。
これに伴って、次期CTのホイールベースは、現行モデルより100mm伸びて2700mmとなる。また、コンポーネントを共有するプリウスとの差別化を強化するため、エンジン排気量は2Lに拡大され、パフォーマンスが高められる。
レクサスは立ち上げから26年、国内ではやっと開業から10年を迎えた。しかし、プレミアムブランドとしてはまだまだ若い。「台数は追わない」(当時の担当役員談)とは言うものの、メルセデス・ベンツやBMW、アウディなどの欧州ブランドは、積極的に車種バリエーションを増やして販売を伸ばしている。
これに対するレクサスは、ハイブリッドを含めた最新技術、おもてなしに次ぐ、「らしさ」を世界に広めていく必要があるだろう。次期CTは、そんなレクサスブランドに新風を吹き込むかもしれない。
※2015年7月28日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません
【SPECIFICATIONS】
■予想発表時期:2017年11月
■全長×全幅×全高:4350×1780×1500(mm)
■搭載エンジン:2L 直4+モーター
日刊カーセンサーの厳選情報をSNSで受け取る
あわせて読みたい
【爆増】ランクル250の流通台数が900台超え! トヨタのランドクルーザーシリーズの最新型中古車状況、オススメの狙い方を解説
【今が狙い目!】昨年2024年登場のメルセデス・ベンツ Eクラス(6代目)の中古車平均価格が1年間で約70万円ダウン!オススメの買い方・選び方を紹介
X3が3代目なら200万円代前半で狙える? BMWの人気プレミアムSUV、中古車相場やオススメの狙い方を解説
“好き”をワガママに選ぶ。アートディレクターの最適解がマツダ CX-30なワケ
「もはや家!」200台限定の新型Gクラスが3500万円超えに絶望したあなたに贈る「1/3で買えるこの車、代わりにどうですか」5選
新型T-Rocが海外で発表されたけど初代なら100万円台で買える? 日本にぴったりのコンパクトSUV、中古車相場やオススメの狙い方を解説!
三菱の新型SUVがパジェロじゃなくてデスティネーターで落胆……それなら4代目パジェロをお得に狙うのはどう?
「安っ!」2代目カイエンが200万円台だけど買いなの? ポルシェの大人気SUV、中古車相場やオススメの狙い方を解説
【悲報】新型カングーから樹脂バンパーが消滅! 絶望したあなたに贈る「代わりにコレ、どうですか?」5選
新型X3が半年間で100万以円上もダウン! BMWの人気プレミアムSUV の中古車状況、オススメの狙い方を解説









