3年、5年、7年…車検時期を迎えた中古車がおいしい理由、教えます
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2017/03/31
▲車検が近づくと「愛車を買い替えるか」というテーマで家族会議が開かれる家庭も多いはず。その結果車を買い替えると、愛車が中古車として市場に出てきます。このタイミングが狙い目!車検で一気に流通量が増えるため、中古車相場が急激に下がる!
今、中古車相場が下がっているお得な中古車を見つける方法。最も確実なのは、流通量が急増している車種を見つけることです。なぜなら中古車相場は需要(買いたい人)と供給(流通量)のバランスで決まるから。買いたい人以上に流通量が多いと早く販売したお店は他のお店の中古車よりも車両本体価格を下げ、カーセンサーの中で目立たせる。すると他のお店も自分の商品を目立たせるためにさらに車両本体価格を下げる。その結果、中古車相場が全体的に下がったおいしいモデルとなるわけです。
では中古車はどんなときに流通量が増える=多くの人が愛車を乗り替えるのか? その最大のイベントとなるのが“車検”です。自家用の乗用車と軽乗用車は新規登録後最初の車検が3年、以後は2年ごとに車検がやってきます。ご存じのように車検時には点検・整備や検査費用の他、自動車重量税や自賠責保険料を納めなくてはなりません。そのため車検を機に乗り替えを考える人が増えて中古車流通量が増えるのです。
また最近では新車の買い方として、残価設定型クレジットが定着しています。これは購入時にあらかじめ車を手放す際の残価(未来の下取り額のようなもの)を差し引くことで、一般のクレジット&ローンより月々の返済額を少なくできる仕組みです。返済の最終回に車両を返却(他の選択肢もあり)しますが、多くの残価設定型クレジットでは最終回を3年、5年という車検タイミングに設定しているので車検時期に一気に中古車流通量が増えます。
車検での乗り替えは、だいたい車検が切れる数カ月前から徐々に流通台数が増えてきて、そのモデルのデビュー月から一気に台数が増え中古車相場が大きく動きます。では、新規登録から3年、5年、7年という車検タイミングでの中古車選びのポイントと、今、どんなモデルがこの時期に差し掛かっているかを見ていきましょう。
初回車検タイミング~あえて多走行車に注目!?~
▲スカイラインには5万km以上走った中古車が多くあり、平均価格より30万~50万円くらい安い価格が付けられているものもありました
このタイミングで出てくる中古車は、新車をこまめに乗り替える人が手放したもの。こういう乗り方をする人は経済的に余裕があるケースが多いため、高級車で流通量が増えるモデルが出現しやすくなります。
狙い目は高年式なのに走行距離が多い中古車。こういう車は高速道路での長距離移動が多かったと推測できます。高速道路は一定速度で走行する距離が長いので車体への負担が少なくなります。また法人登録されていた車なら日ごろからのメンテナンスもしっかり受けていた可能性大。つまり走行距離が伸びているため車両本体価格は安くなりますが、状態がいい中古車が多いのです。
さらに3年間設定の残価設定型クレジットもあるので、一般的なモデルでも流通量が増えるケースが多いですよ。
■初回車検タイミングが過ぎた注目モデルは?
トヨタ ヴォクシー/ノア(現行型)
トヨタ ハリアー(現行型)
日産 スカイライン(現行型)
ホンダ ヴェゼル(現行型)
スズキ ハスラー(現行型)
BMW 2シリーズクーペ(現行型)
アウディ A3セダン(現行型)
2度目の車検タイミング~多くのモデルをお得に買える時期~
▲デビュー以来、長く新車乗用車販売台数ランキングでトップ3に君臨したアクア。新車が売れた分、車検を機に市場に出てくる中古車もかなりのもの。中古車流通台数は5300台以上!
2度目の車検タイミングは、多くのモデルで最もお得な買い物ができる時期と言えるでしょう。まず残価設定型クレジット利用者は返済期間を5年に設定するケースが多いこと。そのため、2度目の車検を過ぎると中古車流通量が一気に増えます。一般的なクレジット利用者者でも返済回数を60回に設定し、返済を機に買い替えを検討する人が少なからずいます。
また年式が低くなったり走行距離が増えると下取り額が低くなってしまうため、まだ高い下取りが期待できるこの時期に買い替えを検討する人も多くいます。
■2度目の車検タイミングが過ぎた注目モデルは?
レクサス GS(現行型)
トヨタ アクア(現行型)
ホンダ N-BOX(現行型)
スバル インプレッサスポーツ/G4(旧型)
スズキ スイフトスポーツ
フォルクスワーゲン ザ・ビートル(現行型)
BMW 3シリーズ(現行型)
3度目の車検タイミング~低年式ならではの安さに流通量増加の恩恵が上乗せされる~
▲2017年1月に新車販売が終了したCR-Z。デビューした2010年式で走行5万km未満なのに車両本体価格100万円を切るものが増えてきています
内閣府が発表している『消費動向調査』の2016年3月調査によると、2人以上の世帯で新車乗用車の平均買い替え年数は8.1年となっています。このことから、3度目~4度目の車検タイミングでは多くのモデルで中古車流通量が一気に増えると言えるでしょう。
一方で初度登録から7年経ったものはもともとの中古車相場がかなり下がっています。また低価格帯の中古車は探している人(需要)も大勢いるため、初回車検や2度目の車検に比べると車検時期による中古車相場の変動は少なくなりがち。それでもお得な中古車が見つかる可能性は少なくないので、少しでも予算を抑えたい人は注目ですよ!
狙い目は年式の割に走行距離が少ない物件。走行距離が中古車価格に与える影響は大きく、低走行のものは多走行車に比べて車両本体価格は高くなります。しかし供給が需要を上回る状態になるとお店は早く販売するために低走行車でも価格を下げざるを得なくなります。低走行車を探している人はこのチャンスをお見逃しなく!
■3度目の車検タイミングが過ぎた注目モデルは?
トヨタ パッソ(旧型)
日産 フーガ(現行型)
ホンダ CR-Z
スズキ アルト(旧型)
BMW 5シリーズ(旧型)
アウディ A5スポーツバック
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