トヨタ、GRヤリスの弟分を画策中? 発表は2026年以降か
カテゴリー: クルマ
タグ: トヨタ / GRヤリス / ニューモデルスクープ!
2024/07/21

※当記事はムックハウス社の発行する雑誌「マガジンX」編集部より寄稿いただたものです。内容は雑誌の内容をWEB用に一部再編成しています。マガジンXの詳細は記事末のリンクをご確認ください
パッソのポジションは現在、空白状態
現在、商品化をめざしてトヨタ社内でプロジェクトが動いている車がある。それはヤリスの下に位置するアンダーBセグメントの極小2BOXだ。
国内でトヨタ商品群のボトムに位置しているのはヴィッツ後継車のヤリスで、かつてダイハツからOEM供給を受けていたパッソのポジションは空白状態にある。
そこに投入しようという計画のようだが見逃せないのは3代にわたって販売されたパッソと違ってホットモデルが設定されることだ。いわば、GRヤリスの弟分のような存在である。

ラリー参戦も視野に? 街乗り仕様も設定か
今回お伝えしている極小2BOXの高性能グレードには、1.3Lターボ搭載が検討されている模様。これにはFIA(国際自動車連盟)が定めているWRCのレギュレーションが関係している。
もっともボトムに位置するRC5に過給機付きマシンで参戦する場合、1333cc以下と定められている(NAの場合は1.6L以下)。このクラスに適合するエンジンが開発されているというわけだ。
ちなみにRC5での駆動方式は2WDに限られ、現在はルノー ルーテシアやフォード フィエスタが参戦している。
各種ラリーに参戦するにはホモロゲの取得が必要だ。となれば、生産台数を稼ぐ目的で販売につながりやすい低価格の街乗り仕様もラインナップされる公算が大きい。
参考までに、GRヤリスにも1.5L NAとCVT搭載車が設定されていたがホモロゲが取得できたことで役割を終えて廃止された。
極小2BOXの開発は今後ダイハツに委託されるのか、それともGRカンパニーが担うのか。まだまだ不明な点も多い。引き続き取材を進めて真相を探りたい。
※2024年6月26日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません
【諸元・スペック】
■予想発表時期:2026年以降
■全長×全幅×全高:3750×1745×1450(mm)
■搭載エンジン:1.3L 直3+ターボ
【関連リンク】
日刊カーセンサーの厳選情報をSNSで受け取る
あわせて読みたい
新型カングーの新車価格400万円超えに絶望したあなたに贈る「半額で買えるコレ、代わりにどうですか?」5選
【悲報】新型カングーから樹脂バンパーが消滅! 絶望したあなたに贈る「代わりにコレ、どうですか?」5選
国民的人気車プリウスが1年で約40万円ダウンし買いやすくなってきた! 最新の中古車状況や今オススメの狙い方を解説
次期型トヨタ GRカローラが早くも動き出しか? 搭載エンジンを変更の可能性!
日産、「第4の国内導入モデル」はあのコンパクトSUVか? 新型のe-POWERも搭載予定
最新型トヨタ クラウンの中古車価格が半年で60万円以上ダウン! 流通台数も増えた人気国産セダン、今オススメの狙い方は?
GRMNヤリスがさらに進化をして再版か? 究極の4WDホットハッチはどう変わるのか
トヨタ アクアのマイナーチェンジが近い? 最新の「トヨタマスク」に変身する人気の小型ハイブリッド
日産 パトロールの日本導入が待てないあなたに贈る「代わりにこのゴツいSUV、どうですか」5選
次期型シビックにも採用か? ホンダの次世代パワートレインを大胆予想