予算100万円! トヨタ版ロータス エリーゼでドライブを楽しもう
2013/10/25

ロータス エリーゼのエンジンをリーズナブルに楽しめる!

全長は3895mmしかありませんが、ホイールベースは2450mmと長めにとられています。これによりミッドシップながら安定した走りを楽しめます

リアにトランクスペースはなくエンジンがミッドシップに搭載されてます。車のパッケージングはほぼロータス エリーゼなのにリーズナブルなのが魅力です

直線基調のデザインで、プラスチックが散見されます。これは車両価格を抑えるためでもありましたが、軽量化を追い求めた結果でもあります

MR-Sユーザーのなかにはボンネット内のスペアタイヤを取り外し、パンク修理剤を常備する人もいます。そして、ここを荷室として使うそうです
安価で本物志向の軽量オープンカー
お手頃価格でスペシャリティ感を満喫したい方、ドライブが好きな方に、ぜひオススメしたい車があります! それはトヨタ MR-S。リーズナブルかつ、運転する楽しさに満ちており、“今”のうちに乗っておきたい1台です。
MR-Sは、ファン・トゥ・ドライブを追求し開発されたライトウェイト・オープンスポーツカー。車重は約1トンに抑えられ、エンジンはミッドシップされ、タイヤは四隅に寄せて配置されています。この“方程式”は、ロータス エリーゼに通じるモノがあります。
しかし、それだけではありません。エリーゼのエンジンはトヨタがOEM供給していて、実はMR-Sの1.8L直4エンジンはエリーゼと同型なんです。それでいて新車時価格は200万円前後に抑えられました。プラットホームはヴィッツ系のものを流用し、ビスタやカローラなど様々な車の汎用品を集めて、トヨタ版エリーゼを安価に作りあげたんです。
他にはない独特な乗り応えが魅力
MR-Sは目を見張るほど速いわけではありません。しかし、加減速、曲がる、という基本動作にライトウェイト・オープンスポーツカーの醍醐味が詰まっています。
全長が3895mmしかないのにホイールベースを2450mmと長めにとり、ミッドシップならではのシャープなハンドリングと、高速時の安定感を両立。低速域でも、他車との違いをハッキリと認識させてくれます。
“走る楽しさ”を優先したため、荷室が狭く、実用性は普通の車に劣ります。でも、2人での週末ドライブ旅行くらいなら十分こなせます。
軽妙なハンドリングは独特で、他では味わえないユニークさがあります。車好きなら一度は乗ってみてほしい車です。
冬目前の今が買い時! カーセンサーアフター保証車を狙おう
さて、中古車としてのMR-Sですが、生産が中止されて6年がたち、流通台数は緩やかに減少しています。相場はすでに底値安定中で、70万円付近をウロウロしています。もともとリーズナブルな車でしたから、最安物件なら総額30万円台で手に入れることもできます。
もし購入されるならカーセンサーアフター保証車での検討をオススメします。走りを楽しみたくて購入する方が大半でしょうから、万が一のトラブルへの備えは必須だと思います。
「予算100万円」と銘打っていますが、保証付きでも60万円台で十分に狙えます。アフター保証の加入対象となるのは初度登録13年未満の車ですから、保証を付けられるうちに狙うのがベストでしょう。
しかも冬目前ですから、相場が下落しやすいタイミングでもあります! ただ、安くなるだけはなく、ヒーター全開でのオープン走行は味わった者にしかわからない最高の非日常です。ぜひ、体験してみてください。
※プランでCSA保証を付けた場合、総額100万円を超える場合があります
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