86/BRZよりも120万円以上オトクなエントリースポーツカーをご紹介!
2013/12/06

車重は1トン強! エンジンはロータス エリーゼも採用

SS-IIが搭載する4気筒エンジンはトヨタ初の可変バルブタイミング&リフト機構となる「VVTL-i」を採用。ホンダのVTECみたいなものです

セリカのトランクスペースはスポーツカーとしては広いほう。さらにリアシートは5:5で畳めますから、思いのほか使い勝手が良いんです!

シルバー基調のインパネは左右対称のデザイン。オーディオやエアコンのスイッチ類は運転席と助手席どちらからでも操作しやすくなっています

シート位置は思いのほか低く設定されていて、最近では「懐かしく」感じられるほどタイト感があふれており、車との一体感を感じさせます
スポーツカーのイロハを教えてくれる入門車
最近、トヨタ 86やスバル BRZの登場によってスポーツカーも再び注目されるようになってきました。ただ、まだデビューから1年弱ですし、リーズナブルといっても200万円以上します。しかし、トヨタ セリカなら80万円で狙えます。お手軽価格でスポーツカーに乗ってみたい人は必見です!
今回、紹介するセリカは1999年にデビューした7代目。シャシーは当時のビスタと共用していて、FFで2種類の1.8L 4気筒エンジン(最高出力145psと190ps)という組み合わせ。このエンジンは、後にMR-Sやロータス エリーゼにも搭載されました。数値自体は今のエンジンと比べれば大したことありませんが、車重はわずか1トンちょっと。オーバーハングも短く、安定したコーナリングで人馬一体感を味わえます。
基本は2名乗車ですが、リアシートも2名がちゃんと座れます。トランクも必要十分なスペースが用意されていて、リアシートを5:5で倒すことができるので便利です。スポーツカーというと使い勝手が悪いように感じるかもしれませんが、2名乗車が基本であれば意外と“使え”ます!
もはや中古車相場は底値で推移している
新車時価格はSS-I(145psモデル)とSS-II(190psモデル)では約30万円の差がありましたが、中古車市場ではさほど関係ない模様。仕入れのタイミングや走行距離、年式でマチマチです。
中古車相場は需要と供給で成り立っています。セリカの場合、グレードによる価格差も大してなく、スポーツカーでは重要なAT/MT車という区分けもされていません。つまり、もう底値なのです。裏を返せば、需要によって相場が押し上げられていない今が買い時と言えます。
カーセンサーアフター保証付き物件なら不安も解消
さて、この企画ではカーセンサーアフター保証車をオススメしています。なぜなら、どんな車であれ故障する可能性がゼロではない以上、その「対策」が必要だからです。せっかく良い車を安く買っても修理費で台無しなんて馬鹿げていると思いませんか?
特に、今回のような車はスポーツユースされていた可能性が高い以上、きちんと保証を付けておくべきです。走行距離が多くても、修復歴が有っても、アフター保証付きなら万が一の際も修理代を心配する必要がありません。
しかし、アフター保証の対象となるのは初度登録から13年未満の車両。セリカの場合、対象外の物件も多くあります。現状を踏まえると早めに行動したほうがいいでしょう。
家族全員で乗るにはちょっとツラいかもしれませんが、2名乗車でお使いになるなら誰にでもオススメできるスポーツカーです。実際には50万円以下で買える物件もあるので、セカンドカーとしても素晴らしい選択肢だと思います。少しでも気になりましたら、まずは物件をご確認ください。
※プランでCSA保証を付けた場合、総額80万円を超える場合があります
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