フェアレディZが総額90万円以下で手に入る!?
2014/04/25

旧型フェアレディZが50万円台から狙える!

Z33(旧型)へのモデルチェンジで、これまでとは別車種と思えるほどの進化を遂げました。キビキビしたスポーツ走行が持ち味です

特にリアは見る者を振り返らせるほどの美しいデザインです。アルミ素材が採用されていたり、様々なパーツが専用設計されていたりするのが特徴です

どんな方でもスポーツドライビングを楽しめるよう、室内幅は最大まで拡大されています。しかし、スポーツカーらしいタイトさも兼ね備えています

搭載されるエンジンはV6 3.5Lの1種類のみ。最高出力は280ps、最大トルクは37kg・mです。トランスミッションは5ATのほか、6MTも設定されています
今スポーツカーがリーズナブル
新車時は高くて買えなかった車を中古車で安く手に入れる。中古車の王道的な買い方であり、オトク感とともに満足感も高い買い方です。その対象となる車は人それぞれ。中には、「かつて憧れたスポーツカーがほしい」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方たちにとって今の中古車市場は魅力的です。なぜなら、現在スポーツカーはあまり人気がないため、全体的にリーズナブルな価格設定がされているからです。これは人気があれば高くなり、なければ安くなるという中古車市場の仕組みが要因です。
もちろん一部例外はありますが、スポーツカーは狙い目です。特に、子育てがひと段落し、自分のための車を買おうと思っている方には、これまでと違ったカーライフを楽しめるはずです。ぜひともオススメしたい次第です。
旧型の「Z33」がお買い得!
そんなスポーツカーの中でも今オトクなのは、日産のフェアレディZです。「まさか、あのZが?」と驚く方も多いでしょう。釈迦に説法でしょうが、同車は1969年の登場以来、世界で140万台以上販売した“日産のアイデンティティ”ともいうべき車種のひとつです。
もちろん、S30(初代)やS130(2代目)といったレアなモデルは相応のプライスが掲げられていますが、実は2003年に登場したZ33(旧型)はお手頃な値段で売られているんです。
安価の理由は、前述の「供給」と「需要」の仕組みによるものでしょう。旧型はカーセンサーnetに587台も掲載されており、供給は多め(2014年4月17日現在)。それに対し需要は決して高くありません。これは現行型とデザインが似た系統であるため、現行型とユーザーの取り合いを起こしているからだと推測されます。
しかし、そんな状況とは裏腹に、旧型の性能は十分以上です。3.5LのV6エンジンはありあまるパワーを発揮。ATも用意されているので、GT的な使い方もできます。高速道路はゆったりと、そして峠道になったらちょっとだけペースを上げてスポーツドライブを楽しむ。そんな大人のドライブも満喫できます。
子育てが終わった夫婦2人のための車だったら、フェアレディZは素晴らしい選択でしょう。酸いも甘いも噛み分けた男性には、きっと似合うと思います。
走行6.5万km×修復歴なしで総額80.7万円の物件も!?
ではZ33のお値段はいかほどか。中古車の平均価格は約115万円。さらに、今も下落傾向にあり、初期モデルを中心にカーセンサーアフター保証対象車が総額90万円以下で狙えます。走行距離が10万kmを超えていたり、修復歴があったりする物件も含まれますが、購入時にアフター保証を付けておけば万が一の際も安心でしょう。
「多走行や修復歴アリはちょっと……」という方もいらっしゃるでしょうが、走行距離6.5万km×修復歴なしで総額80.7万円という物件もありました。興味がわいたなら、まずは物件をご覧ください。
※プランでCSA保証を付けた場合、総額90万円を超える場合があります
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