旧型アルファードの平均車両価格が250万円切り!100万円台後半からでも狙える!?
2015/07/13
アルファードの旧型が狙い目!
お盆や夏休みを前に、今年はどこへ行こうかと予定を立てている方もいらっしゃるでしょう。そんなとき、やっぱり便利なのがミニバンです。中でも車内の広いラージサイズミニバンは、どのシートに座っても快適に移動できます。
そんなラージサイズミニバンで大人気なのがトヨタ アルファード。押し出しが強く存在感バツグンのフロントマスクを持ち、その存在感に負けないほどの高級感を備えた、トヨタのフラッグシップミニバンです。
そんな同車の旧型が今狙い目となっています。その人気ゆえ高値で安定していた中古車相場も旧型になってからは下落傾向に一転。フルモデルチェンジから半年が経った現在では、カーセンサー掲載物件の平均車両価格が約247万円と、ついに250万円を切りました。
250万円と聞くと「まだまだ高いなぁ……」と思われるかもしれませんが、これはあくまで平均価格。アルファードはオプション満載で高価な物件も多いため、それに引っ張られるカタチで平均価格が上がっている側面もあるんです。
実際には総額200万円以下で売られている物件もありますし、その中にはカーセンサーアフター保証を付けられるものも結構あります。さすがに300万円台だとなかなか手が出しづらいですが、100万円台となれば一気に“購入”が現実味を帯びてくると思います。
掲載物件のボリュームゾーンは190万~280万円で、2.4Lモデルなら200万円以下でも十分に見つけられます。より走りに余裕のある3.5Lモデルなら200万円以上確保しておきたいところ。カーセンサーアフター保証対象車も総額250万円以下で十分に狙えます。



ハイブリッドモデルよりガソリンモデルの方がオトク
さて、アルファードには兄弟車としてヴェルファイアがあり、その両車にハイブリッドモデルが存在します。それらと比べた際、中古車としてオトクなのはどれなのか? 中古車市場を比較してみましょう。
■旧型アルファード vs 旧型ヴェルファイア
アルファードと異なるフロントマスクを持つヴェルファイア。2段ヘッドライトが採用され、よりシャープな印象を与えるデザインが特徴です。
平均車両価格は約257万円で、ボリュームゾーンは190万円~300万円。アルファードと比べると若干高値となっています。ただ、物件数を見てみると、旧型アルファードが1318台なのに対し、旧型ヴェルファイアは2058台掲載されており、狙いやすさはヴェルファイアの方が上と言えます。
中古車としてのオトクさという点では甲乙つけがたいというのが実情です。もしこの2モデルでお悩みなら、単純に好みのデザインの方を狙うのが良いと思います。
■旧型アルファード vs 旧型アルファードハイブリッド
ハイブリッドモデルの特徴はやはり優れた燃費性能です。2.4LのFFモデルの場合、10・15モード燃費は9.1~11.6km/Lなのですが、ハイブリッドモデルは19.0km/L。「大きいミニバンは燃費がネック」という人にうってつけでしょう。
とはいえ、こちらの価格は約362万円で、ボリュームゾーンは310万円~400万円。おおむね100万円近い価格差があります。この差額をガソリン代で埋めるのはなかなか難しいでしょう。
長距離を走らないなら、オトク感という観点ではガソリンモデルの方がオススメと言えそうです。

新型も良いけど、価格を考えればやっぱり旧型?
車は工業製品なので、機関に関しては新型が優れているのは当然のこと。そこに価値を見いだすならやはり登場したばかりの新型を狙うべきでしょう。しかしながら、ミニバンの最上級モデルであるアルファードは、旧型モデルであっても完成度が非常に高く、不満に感じることはまずないと思います。
とにかく最新のものが欲しいのなら別ですが、コストパフォーマンスを考えるなら、旧型のアルファードはとてもお買い得です。興味が湧いた方は、ぜひチェックしてみてください。
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