2代目プジョー 5008が1年で約50万円下落! フレンチ3列シートSUVのモデル概要、オススメの狙い方を解説
2026/04/16
▲フランスの自動目車メーカー、プジョーによる3列シートSUVの5008(2代目)。その中古車総額が1年で50万円も下落した。要チェックだ素敵なフレンチ3列シートSUV「5008」の中古車総額が50万円も下落!?
家族や知人を乗せる機会がありいざというときには3列シートは必要だけど、オシャレさは妥協したくない! そんな方にピッタリな選択肢が、近年人気が高まる3列シートSUVです。
3列シート車の利便性とSUVならではのスタイリッシュさを融合し、普段の買い物や通勤、家族の送迎といった日常づかいだけでなく、週末の遠出やアウトドアにまで使える万能さが人気の理由です。そんな3列シートSUVの中でも特にオシャレ感度の高い方にオススメしたいのが、ライオンマークでお馴染みのフランスの自動車メーカー、プジョーのミドルクラスSUVである2代目「5008」です。
輸入車の価格が軒並み高騰する昨今ですが、なんと2代目5008はこの1年間で中古車価格が50万円以上も下落しているとのこと! 3列シートSUVを探しているなら、エスプリの利いたスタイリッシュSUVをぜひ候補に入れてみてはいかがでしょうか? 早速モデル概要をチェックしていきましょう!
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プジョー 5008(2代目)モデル概要:フランス車らしい洗練されたスタイルの3列シートSUV
▲自動車メーカーの中でも有数の歴史を誇るプジョー。お馴染みのライオンマークは、最高品質を示すエンブレムとして多くの製品に用いられてきた日本でも名の知られた自動車メーカーであるプジョーですが、その歴史は古く起源はなんと1810年まで遡ります。日本はまだ江戸時代です。
製鉄業から始まったプジョーですが、1889年のパリ万博で蒸気三輪車を披露し自動車ビジネスへと進出。その後は美しいデザインとモータースポーツに裏打ちされた高い技術力、実用性や耐久性から世界中で人気となりました。
プジョーといえば、伝統的に乗用車の車名を「2桁目に0を挟んだ3桁の数字」で表していましたが、今回紹介する「5008」は4桁。4桁はMPVやSUV系を表す比較的新しいシリーズなんです。
▲人気の高まるSUV市場に投入されたミドルクラスの「5008」5008は、2009年に初代が登場しました。当初は3列シートを備えたミニバンとして誕生しましたが、2017年9月に国内に投入された2代目からは現在のSUVスタイルへと刷新されています。
2026年2月に3代目が国内でも販売を開始しましたが、本稿で取り上げたいのは2017年以後の2代目モデルです。
▲こちらは日本でも2026年2月にデビューしたばかりの3代目「5008」。最新のプジョーデザインをまとった前衛的なデザインが特徴プジョーらしい洗練されたデザインとSUVらしいダイナミックなスタイルの2代目5008ですが、近年のプジョーのトレンドでもある「i-Cockpit」と呼ばれるインテリアを採用しているのもトピックです。
小径のステアリングホイールと、その上からのぞくように高い位置に配置された視線移動の少ないメーター類で構成されるi-Cockpitは、人間工学に基づきより自然な姿勢をとることで車との一体感を高めるコックピットレイアウト。
最初はびっくりしますが、一度使ってしまうと他にはもう戻れないほど直感的に操作することができ、毎日の運転が楽しくなることは間違いなしでしょう。
大きめのボディをもつ5008ですが、そのサイズを感じさせないほど車を意のままに操ることができるので、運転に不慣れな方ほど、きっとこのi-Cockpitの恩恵を受けられるはずです。
▲他社とは一線を画すスタイリッシュなインテリアもプジョーの特徴。デザイン性に優れるだけでなく、使い勝手も抜群5008のエンジンは、1.6Lガソリンターボと2Lディーゼルターボの2種類が設定されています。
トルクフルな走りと燃費性能を両立したディーゼルエンジン「ブルーHDi」がラインナップされているのも5008の特徴で、特に多人数乗車時や重たい荷物を積んだときに威力を発揮してくれます。また、軽油で維持費を抑えられるのもうれしいポイントです。
一方のガソリンターボエンジンですが、こちらは1.6Lながら165ps/240N・mとパワーは十分。大きな5008のボディをしっかりと引っ張ってくれる軽快な走りも魅力です。
なお、デビュー当初は6速ATでしたが、2018年にディーゼルエンジンが8速ATへ、2019年の改良でガソリンエンジンも8速ATへと切り替わりました。
▲よりスムーズな変速と燃費の良さを両立したアイシン製の8速ATが改良で投入された2代目5008は2021年1月に大幅なマイナーチェンジが行われ、後期型へと進化しています。
後期型は新世代のプジョーデザインを採用し、「セイバー」と呼ばれるライオンの牙をモチーフとしたフロントのデイタイムランニングライトや、フレームレスのフロントフェイス、より立体的になった3本線のフルLEDリアライト(こちらはライオンの爪あとがモチーフ)などを装備。全体的にモダンな印象となりました。
なお5008のボディサイズは全長4640mm×全幅1840mm×全高1650mm、ホイールベースは2840mmで、ミドルSUVとしては標準的。その独特のデザインが生み出す存在感で大きく見えますが、実際にはトヨタ「RAV4」(5代目※国内通算)やマツダ「CX-5」(2代目)などと同等のサイズ感です。
▲後期型の主な改良点は、デザインのブラッシュアップと先進安全装備の充実。ボディサイズや使い勝手などはほとんど変わらないi-Cockpitには8インチのタッチスクリーンが組み合わされ、乗り心地と質感が向上した新シートも装備されています。
さらに、適度なコシと柔らかさで疲れにくいシートを採用するのはフランス車の伝統かつ流儀。長距離ドライブを楽しむユーザーの心強い味方になってくれます。インテリアも、ソフトパッドがふんだんにあしらわれ、素材の切り替えなどが上質かつスタイリッシュ。パリっ子にしかできない(?)あふれ出るセンスの良さを感じさせてくれます。
▲疲れにくさも美点のシート。素材の切り替えや色使いも、国産車にはない魅力2列目シートがそれぞれ独立しているのも5008の特徴です。大人がしっかりと座ることができ、真ん中の席に座る人が窮屈な状態になることもありません。しかも、それぞれ15cmの前後スライドと5段階のリクライニング機構も備えています。
▲各シートが独立しているのも「5008」の特徴。3列目は子供用や緊急用として割り切った方がよく、大人が長時間座るには少し窮屈かも広大なラゲージスペースも5008のイチオシポイントです。5名乗車時で702L、シートバックをすべて折りたためば1862Lという大空間が出現します。
しかも、3列目シートの2座は床下に格納できるだけでなく、なんと取り外し可能! 約38Lの床下収納が現れるのは、日本車にはなかなかない特徴です。
また、助手席シートバックを倒せば約3.2mの長尺物を積むこともできます。キャンプやサーフィン、スキーやスノーボードなど、様々な用途に対応。その使い方はもはや無限大です。
▲広大なラゲージと3列シートならではの使い勝手の両立こそ「5008」の美点
▲シートを倒せば1862Lという大空間が広がる。助手席を倒せば約3.2mの長尺物を積むことも可能そんな5008ですが、グレードはベーシックな「アリュール」と上級の「GT」の2種類。
後期型を例にとると、GTにはフルLEDヘッドライトや運転席メモリー付きパワーシート、フロントシートヒーターや外装のクローム加飾などが装備されている他、シート素材もダークグレーのアルカンターラ&テップレザーへと変更されています。
え、アウトドアにも使いたいから4WDはないのかって? 残念ながら5008は前輪駆動しか用意されていません。
しかし! 「GT」系はオールシーズンタイヤの装着に加え、砂や泥など様々な路面に対して最適なトラクション制御を行なう「アドバンストグリップコントロール(ヒルディセント機能付き)」を備えています。
ノーマル(舗装路)をはじめ、マッド(ぬかるみ)やスノー(雪道)、サンド(砂地)といったモードを備え、走行条件に合わせてトラクションとブレーキを最適に制御し優れたグリップ力を発揮してくれるこの機構、アクティブ派にとって頼もしい存在ではないでしょうか。最低地上高も、SUVらしく175mmとたっぷり取られていますよ。
▲前輪駆動ながら悪路での走破性を高める電子制御「アドバンスドグリップコントロール」も一部グレードに装備。燃費の悪化も最小限に抑えられるので、舗装路の多い日本ではむしろこれが最適解かも?▼検索条件
プジョー 5008(2代目)中古車状況:中古車平均総額は下落傾向、掲載台数はジワジワ減少気味
まずは2代目5008の中古車平均総額をみてみましょう。
2024年は後半にかけ上昇トレンドでしたが、9月を境に下落へと転換。2025年1月には333万円だったのが、2026年3月時点で266万円まで下がってきました。
おそらくこの後もジワジワと下がっていくことが予想されますが、後期モデルの登場が2021年と5年前なので、物件の走行距離が伸びていくため中古車として美味しい旬の時期も過ぎていきそうな予感。いまはまさに価格と車の状態のバランスが取れているタイミングといえそうです。
▲中古車平均総額グラフ続いては掲載台数です。2024年前半は150台前後だったのが後半にかけて200台を突破し、2025年は200台を超える水準で推移してきました。
しかしながら、7月に大きく減少し200台割れに。そこからやや持ち直し、現在は180台前後となっています。2代目は2025年に販売を終了しており、ここから大幅な台数増加は考えづらいので、選ぶなら早めが吉という状況です。
▲流通量の変化グラフそんな2代目5008ですが、カーセンサーnetを見ると、比較的コンディションの良さそうな個体が100万円台後半から流通しています。次章以降でオススメの選び方を解説していきましょう!
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プジョー 5008(2代目)中古車のオススメ①:100万円台後半の個体は選んでも大丈夫?
▲こちらは前期型の「5008」。都会的で洗練された雰囲気はいまだに古さを感じさせないスタイリッシュさまず最初は、コスト重視で選ぶ方法です。2代目5008は、100万円台の個体もチラホラみられますが、果たしてこれは選んでも大丈夫なのでしょうか。
本稿執筆時点で、支払総額200万円以下で絞ると流通台数は20台ほど。年式は2017年から2019年、走行距離は5万から7万kmほどの個体が中心で、グレードもアリュールとGTが半々といった割合です。
筆者としては、できるだけ予算を抑えたいなら条件付きでOKというのが本音です。その条件とは、「できるだけ高年式かつ丁寧に扱われている保証付きの個体」という針に糸を通すような細かい条件になります。
2017年なんて「ついこの間」と思ってしまいがちですが、車にとっては約9年前のモデル。まだまだ走るけど、少しずつ不具合が出てきてもおかしくないお年頃に差し掛かっています。
1~2年で乗りつぶすなら話は変わってきますが、なかなか条件に合う個体に巡り合うのは至難の業。ある程度長く乗ることを考えるのであれば、予算上限を250万円ぐらいに設定するのがオススメです。
そうすれば、掲載台数は50台ほどまで増え、走行距離の少ない個体も出てきますし、ごく希に認定中古車にも出合うことができます。
パワートレインはややディーゼルが多めですが、ディーゼルモデルを選ぶなら変速が滑らかになった2019年以降のモデルがオススメ。「ミッション」の欄に8ATと記載があるので、チェックしてみてください。
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プジョー 5008(2代目) × 総額250万円以下中古車のオススメ②:300万円前後で低走行な後期型を狙うことができる!
▲後期型の「5008」。グリルレスのフロントフェイスやLEDライトなど、表情がよりモダンになった印象だ個人的に2代目5008を買ううえでオススメなのが、2021年1月にマイナーチェンジした後期型。
登場から5年以内と新しく、フラッグシップモデルである「508」と同等の先進運転支援システム(ADAS)が搭載されました。
自動車や二輪車だけでなく、歩行者や夜間検知にも対応した「アクティブセーフティブレーキ」や、ストップ&ゴー機能付きの「アクティブクルーズコントロール」、「インテリジェントハイビーム」や「フロントソナー/バックソナー/ワイドバックアイカメラ」などが備わります。
1.6Lターボエンジンもアップデートされ、燃費が13.4km/Lから15.6km/L(WLTCモード)と大幅にアップしたのもうれしいポイントです。
▲後期型のオススメポイントが先進安全装備が充実したこと。最近の車と遜色ないレベルまで引き上げられた本稿執筆時点で2021年以降の個体は40台ほど。予算としては250万円から見つけることができ、300万円ほどで低走行の個体も見つけることができます。
あとはこの中から認定中古車を選ぶもよし、走行距離を重視するもよし、グレードやパワートレインで選んでもよし、「パノラミックサンルーフ」や「レザーパッケージ」といったオプション装着車を選ぶもよし。
なお個人的には、(アリュールでも機能として全くもって問題はないけれど)上級装備のGT系の方がよりプジョーの世界観を堪能できるのでオススメということを付け加えておきます。
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プジョー 5008(2代目) × 2021年以降中古車のオススメ③:ディーゼルモデル「ブルーHDi」の選び方
▲ステランティスグループ(当時:PSAグループ)の主力ユニットのひとつである2Lのディーゼルエンジン。400N・mという豊かなトルクが余裕のある走りを実現してくれる最後は、400N・mというトルクフルな走りと燃費の良さ(WLTCモードで16.6km/L)、軽油による維持費の安さが魅力のディーゼルモデル「ブルーHDi」に絞った選び方です。ディーゼルモデルで絞り込んでみると、70台ほどが掲載されています。
ここまで話してきたように、予算が許すなら2021年以降の後期型がオススメ。先進のADAS機能、刷新されたデザインなど、先代モデルということを忘れさせてくれるほどモダンに進化しており、より高い満足感を得ることができます。
なお、後期モデルからベースグレードのアリュールに搭載されるエンジンが、1.6Lガソリンターボエンジンから2Lディーゼルエンジンになったのもトピックです。予算を抑えたいけどディーゼルモデルがいいという方は、後期型のアリュールを探してみてはいかがでしょうか。
また個体数は少ないですが、2023年には専用のブラックデコレーションやパノラミックサンルーフ、パークアシストなどの装備を追加した特別仕様車「ブラックパック」が設定されました。
▲各部を黒基調で統一した「ブラックパック」。都会的で洗練された雰囲気をより一層高めており、希少な特別仕様車を狙うのもアリブラックパックは、ラジエターグリルや前後のバッジ類、前後バンパートリム、ルーフアーチ・ルーフレール、専用の19インチホイールなどがブラックに統一されており、シャープなエクステリアデザインが特徴。
ボディカラーは「パールホワイト」と「ぺルラ ネラ ブラック」の2種類で、5008のスタイリッシュさをより強調したグレードとして、他の人と差をつけたい、とことんオシャレなSUVに乗りたい! という方にピッタリの仕様になっています。
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プジョー 5008(2代目) × ディーゼル車
自動車ライター
ハシモトタカシ
大学時代はプロダクトデザインを専攻する傍ら、自動車系ニュースサイトで学生記者としてアルバイト。卒業後は大手自動車ポータルサイトに入社し、広告営業・編集者として約10年間コンテンツ制作に従事し独立。愛車でサーキット走行に興じる傍ら、車3台・バイクを3台を所有し大型免許も保有する無類の乗り物好き。
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この記事で紹介している物件
プジョー
5008 GT ブルーHDi ディーゼルターボ パノラマサンルーフ 電動リアゲート デュアルオートエアコン オートマチックハイビーム バックカメラ レーンアシスト 衝突被害軽減システム LEDヘッドライト キーレス 禁煙車
本体価格198.8万円
支払総額213.5万円
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5008 GT ブルーHDi ブラック パック ディーゼルターボ 車検整備付販売 PEUGEOT認定中古車 1年間認定保証付 ブラックパック特別仕様
本体価格389.0万円
支払総額412万円
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5008 GT ブルーHDi ディーゼルターボ ワンオーナ 運転席パワーシート パワーバックドア フルLEDヘッドライト ハーフレザーシート ルーフレール ETC オートエアコン AppleCarPlay対応
本体価格348.6万円
支払総額379.9万円
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