国産ミニバンが好みでない?ならば200万円以下で狙えるおしゃれ実用輸入車はいかが
2015/07/30
「ミニバンが苦手な輸入車党」も納得のデザインと走り
いよいよ来週から8月。秋の行楽シーズンも含め、人と荷物をたくさん車に載せて、どこか遠くへ行きたくなるシーズンの到来です。そういった季節は、普通であれば国産ミニバンを1台持っておくと非常に便利なんですが、世の中には「ミニバンアレルギー」を持っている人も少なからずいらっしゃいます。特に、輸入車好きな人にその傾向が見られるような気がします。そういった方に今ぜひ注目していただきたいのが、旧型シトロエン C4ピカソなんです。
旧型C4ピカソは2007年5月から2014年3月まで販売されたシトロエンの7人乗りミニバンで、大きなフロントウインドウとガラスサンルーフによる広いガラスエリア、そしてミニバンが苦手な人も納得すること間違いなしの(?)ファッショナブルな内外装デザインが大きな特徴です。
ミニバンが好きじゃないという人にその理由を聞いてみると「デザインや雰囲気がなんとなく所帯じみててイヤ」「運転感覚が希薄だから好きじゃない」という人が多いのですが、C4ピカソなら、さすがはフランス製といいますか、各部のデザインがいちいちおしゃれなんです。そして、ひと昔前の国産ミニバンではたまに見られた「乗り心地がフワフワすぎて怖い」ということがほとんどない、しっかりとした走りを披露してくれます。


カーセンサーアフター保証対象車でも総額200万円以下
そんな旧型シトロエン C4ピカソが今、新型(現行型)C4ピカソ登場の影響を受けて、かなりお手頃な相場になっています。
具体的には、2009年2月以降の1.6L直噴ターボエンジンに変わったモデルが、車両価格160万円ぐらいから180万円ぐらいのイメージです。中古車は一物一価ですので、商品としては新車とは全くの別物なのですが、新車本体価格が300万円台半ばから後半だったモデルの走りを「支払総額で200万円以下」で味わえるのはとてもオトクだと思います。
フランス車の中古車ということで、もしかしたら「故障が心配……」という方もいらっしゃるかもしれません。でも、基本的にはさほど心配ないはず。2000年代半ば以降のフランス車は全般的に、それまでのモデルと比べてかなり信頼性が向上していますし、それでも不安なら業界最高水準の保証内容を誇る「カーセンサーアフター保証」を付帯させるのがオススメです。加入方法にもよりますが、同保証を付けておけば納車から半年間から2年間は比較的安心して「シトロエンがある生活」を楽しむことができるでしょう。
国産ミニバンのスタイルが好みでないという方は、おしゃれなスニーカーを履くような感覚で、ファッションとして旧型C4ピカソを狙ってみてはいかがでしょう?


3列シートじゃなくても構わないなら現行カングーという選択も
ただ、唯一のネックは「総額200万円以下で、なおかつカーセンサーアフター保証を付帯できる」という旧型C4ピカソの流通台数が少ないことです。本稿執筆時(2015年7月30日時点)で全国に8台しかありませんから、なかなかに選びづらいと思います。
そういった場合は、旧型C4ピカソだけでなくフォルクスワーゲンのゴルフトゥーランやメルセデス・ベンツのVクラスが「総額200万円以下で、なおかつカーセンサーアフター保証を付帯できる輸入ミニバン」の候補となりますので、そちらと合わせて探してみるのもアリでしょう。
でも……どうなんでしょうか? シトロエンのデザインや雰囲気を気に入った人が、それがないからといって「じゃあドイツ車に」というのもちょっと無理がある気がします。なぜならば、C4ピカソとゴルフトゥーラン、Vクラスとでは雰囲気もデザインセンスも走行感覚も、何もかもが違いますからね。抽象的な表現で申し訳ございませんが、「柔のシトロエン」に対して「剛のゴルフトゥーランまたはVクラス」といった感じです。どれもいい車なんですが、C4ピカソの世界観が気に入った人はもっと別の車が気に入るような気がしてなりません。
そこで、例えばですが、現行ルノー カングーなんていかがでしょうか? こちらは3列シートではなく乗車定員5名の2列シートになりますが、「そもそも3列目はほとんど使わない」という人も多いはずです。そんな方は旧型C4ピカソと同様に「支払総額200万円以下」で十分狙えるおしゃれ実用車、現行ルノー カングーにも注目してみてください。こちらも、おしゃれでありながらよく走る、そして荷物もたくさん載せることができるステキな車ですよ。


▼検索条件
シトロエン C4ピカソ(旧型)&ルノー カングー(現行型)×総額200万円以下×CSA保証対象車※プランでCSA保証を付けた場合、総額200万円を超える場合があります
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