新型ヴェゼルが発表されたけど、前期型の中古車は今いくらで買える? 最新価格とオススメの選び方を紹介
2024/07/18
▲都会的なルックスと居住性の高さで人気のヴェゼル。2代目としては初のマイナーチェンジを受けた大規模マイナーチェンジのヴェゼル。今こそ前期型を狙ってみたい
2代目ヴェゼルもデビューからはや3年。2024年4月にはフェイスリフトを含む大規模なマイナーチェンジが行われた。
フロントグリルとエンジンフードの間隔が広がり(そこにシルバーのラインが入るグレードも)、バンパーも新デザインに。個性的な外観だったグレード「PLaY(プレイ)」はパッケージに変更され、待望の4WDも選べるようになった。ルーフレールを装備する仕様が追加されている。
しかし、中古車の流通量はまだ少なく、新車と比べてお得な価格で手に入れられるようになるのは少し先になりそうだ。
このマイナーチェンジによって、2021年4月~2024年3月に生産された2代目ヴェゼルは前期型となった。しかし、プラットフォームはもちろん、駆動系のメカニズムは大きく変わっておらず、前期型の魅力が色あせたというわけではない。
そして大規模なマイナーチェンジが実施されると、それ以前のモデルの中古車相場は下がるのが一般的。むしろ今は前期型の狙い時と言えるかもしれない。
この記事では2代目ヴェゼル前期型の概要を振り返りつつ、目的別の選び方をガイドする。
▼検索条件
ホンダ ヴェゼル(2代目)× 前期型(2021年4月~2024年3月) × 全国モデル概要:居住空間の広さは特筆もの
現行型の2代目ヴェゼルはミドルサイズクロスオーバーSUVで、2021年4月に登場した。
低く構えたクーペライクなフォルム、ビレットグリル(アメリカンカスタムによく見られる水平基調のグリル)を思わせるフロントグリルなどが外観上の特徴だ。
▲全幅は1790mm、最小回転半径も5.3~5.5mで、狭い道でも運転しやすいボディサイズはコンパクトだが、全高が1580~1590mmであるため、多くの機械式駐車場には入らない。その寸法によって得られたのは、クーペライクながらSUVらしくも見える腰高なスタイルと、快適な車内空間だ。特に後席の広々とした空間には誰もが驚くことだろう。
ホンダ独自の低床化技術によって足元の空間が広い。後席はダイブダウンするだけでなく、座面を跳ね上げて背の高い荷物を置くこともできる。荷室のキャパシティも十分だ。
▲初代に比べるとルーフがフラットになっている。これも居住性向上のためだ(写真はオプション装着車)
▲後席は座面長と足元空間が広くて快適インテリアは非常に良くできていて、例えば前席ダッシュボード両わきには「そよ風アウトレット」と呼ばれるエアコン吹き出し口が設けられ、乗員を包み込むような風が送り出される。
車内空間の快適さはヴェゼルを選ぶ大きな理由にもなるだろう。
▲シフトレバー横・助手席側は壁で区切られており、ドライバーファーストな空間となっている。後期型ではこの壁がなくなったパワートレイン:ハイブリッドとガソリンの2種類
2代目ヴェゼルのパワートレインは、1.5Lガソリンエンジン(自然吸気)と、同排気量のエンジンに2つのモーターを組み合わせたハイブリッド「e:HEV」の2種類。ガソリン車、ハイブリッド車ともにFFと4WDが設定されている。
このラインナップは、マイナーチェンジ後の後期型も同様だ。
主力はハイブリッドの「e:HEV」。通常走行はモーターのみで駆動してエンジンは発電に特化。高速走行時(70km/h以上)ではエンジンを駆動力にも利用する。
このe:HEVは、アクセルオフ時の減速力を任意に調整できる「減速セレクター」が付き、ドライブモードも選べるなど走りを楽しめる装備が豊富だ。
グレード体系:ハイブリッドを中心とした4グレード展開
グレード体系は以下のとおりとなっている。
・「G」
ガソリン車のエントリーグレード。FFと4WDの設定あり。
・「e:HEV X」
ハイブリッド車のエントリーグレード。FFと4WDの設定あり。
・「e:HEV Z」
アクティブコーナリングライトや左右独立温度調整式エアコン、パワーテールゲートなど実用的な装備をパッケージした上級グレード。FFと4WDの設定あり。
・「e:HEV プレイ」
豪華な内装や駐車支援機能、専用エクステリア、パノラマルーフなどを備える個性派グレード。FFのみ。
「e:HEV プレイ」は価格で見ると最も高価なグレードだが、「e:HEV Z」には採用されるのに「e:HEV プレイ」には採用されない高級装備もある。ハイブリッドのFFのみという点もユニークで、まるで特別仕様車であるかのようなグレードだ。
▲「e:HEVプレイ」は2トーンルーフ・グレージュの内装となっていたちなみに、2代目ヴェゼルのマイナーチェンジは今回が初めて。2024年4月マイナーチェンジ後のモデルと前期型の違いは、前述の外観に加え、「プレイ」がグレードではなく、「e:HEV Z」のパッケージに組み込まれたこと、「e:HEV X」にワイルドなルックスの「ハントパッケージ」が追加されたこと、「G」が4WDのみとなったことなどだ。
新車価格も全体的に上昇している。
▲こちらが2024年4月マイナーチェンジ以降の外観。フロントグリルやバンパー形状に違いがある中古車の選び方1|お手頃価格:ガソリンのエントリーグレード
2代目ヴェゼルはデビューから約3年。中古車市場には2200台を超える豊富な物件が流通している。全流通量の約半数がデビュー年である2021年式だ。
そして、ここ1年ほどで中古車相場は約30万円も下がっている。とはいえ、中古車平均価格は290万円前後と、人気の高さを反映した高めの水準ではある。
できるだけリーズナブルに手に入れたい! というニーズがあるのは当然。支払総額の安い物件で探すとなると、有力候補は新車当時価格が最も低い、ガソリン車「G」のFFだ。
▲「G」と「e:HEV X」のホイールは16インチ。他グレードは18インチだ 2代目ヴェゼルの中古車全体のうち、ガソリン車の比率はおよそ10%。少なく思えるが、全体の流通量が多いため選択肢は十分にある。
参考までに、現時点で支払総額の最も安い物件(修復歴あり・雹害などを除く)は2023年式・走行距離1.2万kmの「G」で総額233.4万円。当時の新車価格よりもやや高いが、4WDのみの設定となった現行型の「G」よりは30万円以上安く手に入る計算だ。
▼検索条件
ホンダ ヴェゼル(2代目) × 前期型(2021年4月~2024年3月) × 「G」 × 全国中古車の選び方2|燃費重視:ハイブリッド
大本命のハイブリッドは選択肢が豊富。ハイブリッド車だけで2000台近くが流通している。
選べるグレードも多い。グレード別分布で圧倒的に多いのが、機能装備充実の「e:HEV Z」だ。ヴェゼルに求めるものすべてが揃っているグレードと言っていい。
▲背が低めであるヴェゼルでも、パワーテールゲートはあると便利な装備逆に流通量が少ないグレードは「e:HEV プレイ」で、全体の1割に満たない。ということで狙いやすいのは「e:HEV Z」。価格帯は総額240万~370万円だ。
走行距離では1万~3万kmが最もボリュームの多いゾーンとなっており、その条件なら当時の新車価格より30万円近く、現行新車価格より70万円近く安い支払総額で狙える物件もある。
お買い得度では、ガソリン車よりもハイブリッド車が有利と言えるだろう。
▼検索条件
ホンダ ヴェゼル(2代目) × 前期型(2021年4月~2024年3月) × ハイブリッド車 × 全国中古車の選び方3|良コンディション:高年式低走行
2代目ヴェゼルの中古車には、走行距離1万km以下の低走行物件も500台以上存在する。そして、好条件の物件も意外に高くはなっていない。例えば、2022年式・走行距離0.6万kmの「e:HEV X」で総額270.3万円。
「e:HEV Z」では新車価格を反映してやや高めとなるが、それでも2021年式・走行距離0.3万kmで総額273万円といった物件も見つかる。当時の新車時価格より約15万円安い。
▲ホンダの新車保証は3年または6万km。中古車市場にある2代目ヴェゼルの多くが該当するだろう(写真は「e:HEV X」)前述のとおり、2024年4月マイナーチェンジ以降のモデルは新車価格がかなり上がっている。そのため新車に近いコンディションの2代目ヴェゼルの中古車は、狙い目の1台と言えるだろう。
▼検索条件
ホンダ ヴェゼル(2代目)× 前期型(2021年4月~2024年3月) × 走行距離1万km以下 × 全国
自動車ライター
田端邦彦
自動車専門誌で編集長を経験後、住宅、コミュニティ、ライフスタイル、サイエンスなど様々なジャンルでライターとして活動。車が大好きだけどメカオタクにあらず。車と生活の楽しいカンケーを日々探求している。プライベートでは公園で、オフィスで、自宅でキャンプしちゃうプロジェクトの運営にも参加。
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ホンダ
ヴェゼル 1.5 e:HEV Z 純正9型ナビ 全周囲カメラ 衝突被害軽減システム レーダークルーズ 禁煙車 ハーフレザーシート ドラレコ コーナーセンサー LEDヘッド ETC2.0 純正18インチアルミ オートハイビーム
本体価格277.6万円
支払総額289.6万円
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