ドライブ大好きわんこになれる、車移動の工夫&アイデア 【快適編】
2017/05/14

快適ドライブこそ、お出かけ大好きわんこになる第一歩!
わんこがドライブ大好きになってくれると、家族のお出かけ&レジャーの選択肢はぐんと広がります。そのためには、ドライブ後のお楽しみだけでなく、「ドライブ中」も快適に過ごせるようにしたいもの。車に乗ると、移動中も快適だし、到着してからも楽しい! とわんこに学習してもらうことが大切ですよね。そこで、「安全」をキーワードにした前回記事「ドライブ大好きわんこになれる、車内での工夫&アイデア 【安全編】」(記事下部の関連リンク参照)に続き、今回は「快適」をキーワードに解説。移動中の車内や休憩タイムにできることをご紹介します。
【できること1】わんこが「酔わない」工夫
人もわんこも車酔いの主な原因は同じ。車の揺れや車内のニオイ、そして過去に車に乗ってイヤな思いをしたというトラウマも大きく影響するといわれます。だから、車に慣れていないわんこには、まずはカーブや揺れの少ない道での短時間ドライブで「酔わなかった」という経験を積んでもらいましょう。
車の揺れは、車体がバウンドしにくい車を選ぶことでも軽減できるといわれますが、それ以上に大切なのが、スムーズな運転を心がけること。とっても基本的なことですが、例えばママの運転だと酔わないけれど、パパの運転だと酔う、というわんこもいるので侮れませんよね。
そして車内のニオイは、人間よりも当然わんこの方が敏感だから要注意。ガソリンのニオイを抑えるため、給油はドライブ中や直前を避けるようにするといいでしょう。給油の際、タイヤの空気圧もこまめにチェックしておくと、揺れを防ぐこともできますね。また、車内でタバコを吸わない、芳香剤は無香タイプを選ぶことも大切。そして停車中はときどき窓を開け、換気を兼ねて外の景色を見せてあげたいもの。わんこは車窓の景色を眺めながら移動できないので、意識的にしてあげたいですよね!

【できること2】わんこが「暑すぎ・寒すぎにならない」工夫
わんこは後部座席に乗せることが多いですが、そのときに注意したいのが、車内の室温。運転席や助手席では快適に過ごせていても、エアコンの冷気・暖気が後部座席まで行き渡っていないということもあるよう。特に後部座席の足元への落下を防ぐシートカバーを使用している場合、空気の流れも妨げられやすいので注意が必要ですね。また、わんこの居場所への日当たりもこまめに確認したいものです。
全身が毛で覆われ、汗をかくことができないわんこは、体温調節をするときにハアハアと息を弾ませます。このパンティングと呼ばれる動作が始まったら、わんこの体内に熱がこもってしまっているサイン。なるべく早めに車を止めて、給水タイムにしたいですね。
犬種や毛量の個体差によっては、寒いのが苦手なわんこも。車内の暖房に加え、衣類や寝具で暖かくしてあげましょう。

【できること3】わんこが「楽しく移動できる」工夫
停車中に窓を開けたり、給水タイムを設けたりするのもいいですが、快適ドライブのためには、やっぱりときどき車を降りてお散歩させるのが一番。長距離ドライブでも、高速道路のSA・PAにはわんこのための設備があるところも多いので、高速道路のHPなどで事前にチェックしておくのがオススメです。
多くのSA・PAには外に飲食できるテラス席やベンチがありますし、数は少ないですが、室内で飲食できるドッグカフェを備えたところも。また、ドッグランや水飲み場、わんこのうんち用ゴミ箱などを備えたところも増えてきているので要チェック。わんこもさることながら、ドライバーのリフレッシュのためにも、1~2時間のドライブごとに休憩できるよう計画を立てておきたいですね。

「快適」なドライブを目指せば、安全にもつながる!
わんこが酔わないように・・・と「快適」なドライブを心がけていくと、急発進・急加速・急停車のない、安全でエコなドライブにつながります。こまめに休憩をはさむことで、ドライバーの負担が減り、これも最終的には安全なドライブにつながりますね。そして高速道路のSA・PAには、景色の美しい撮影スポットもいっぱい。上手に活用して、わんこと一緒に安全で快適なドライブを楽しんでくださいね!

【関連リンク】
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