ゴルフクラブのお医者さんは、マニュアルの『スイスポ』で今日もコースに向かう
2018/07/23
車は単なる移動の道具ではなく、大切な人たちとの時間や自分の可能性を広げ、人生をより豊かにしてくれるもの。車の数だけ、車を囲むオーナーのドラマも存在する。この連載では、そんなオーナーたちが過ごす愛車との時間をご紹介。あなたは、どんなクルマと、どんな時間を?

移動時間を楽しい運転時間に変えてくれた
ゴルフクラブのフィッティングやカスタムをする“クラブフィッター”の小倉勇人さん。
車はゴルフ場への移動やゴルフクラブなどの仕事道具を運ぶのに、なくてはならない存在だ。
そんな小倉さんは職業柄、週に1回以上はゴルフ場へ行く。
ゴルフ場の駐車場は山の高い位置に作られていることが多く、そこまでのちょっとした峠道は、運転を楽しむための「山岳コース」だという。
もともと運転が好きだったこともあり、ゴルフ場への往復が楽しくなるような“動かしている感”のある車を探していた。
そして幼少のころからのラリーカー好きも相まって、小型ハッチバックのMT車を手に入れたのが今年の2月だ。

以前はAT車のセダンを所有していたが、今の車に乗り替えてからゴルフ場への往復がとても楽しい時間になったという。
さらに街中でもAT車より緊張感があって、運転への集中力が増したそうだ。
「MT車はアクセルとブレーキ以外の操作があるので、これまでより運転に集中するようになりました。そして運転にちゃんと向き合っていると、頭の中のごちゃごちゃしたものがいったんリセットされるんです」
「ラウンドの前だとその日いいスコアを出すために、どんなふうにプレーしようかとか余計なことまで考えがちになりますが、そういったことがなくなりました」
“ゴルフクラブのお医者さん”ともいえるクラブフィッターは、あらゆるモデルを知り尽くしていなくてはならいない。
数多あるモデルの中でも、小倉さん個人の好みは操作性の高いクラブ。自動車の好みと一緒だ。
まだ乗り始めて半年。今は、乗るたびに新しい発見があり、「10年は乗り続けたい」と長い付き合いになることを宣言している。
日常の移動を楽しませてくれている愛車との時間は、これからもっと増えていきそうだ。


どんなクルマと、どんな時間を?
スイフトスポーツ(現行型)は、運転を遊びに変えるサイコーなおもちゃ
スイフトスポーツは、2016年12月にフルモデルチェンジした4代目スイフトをベースにスポーティなチューニングが施されたモデルだ。新型スイフトの発表より遅れることおよそ9ヵ月、2017年9月にフルモデルチェンジが発表された。搭載エンジンは、同社のSUV、エスクードをベースに手が加えられた1.4Lターボエンジンだ。歴代のスイフトスポーツの中で初のターボモデルとなった


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