洗車機に入れられないミニ。手洗い洗車が車への愛着を深くする
2018/12/16
車は単なる移動の道具ではなく、大切な人たちとの時間や自分の可能性を広げ、人生をより豊かにしてくれるもの。車の数だけ、車を囲むオーナーのドラマも存在する。この連載では、そんなオーナーたちが過ごす愛車との時間をご紹介。あなたは、どんなクルマと、どんな時間を?

別荘へ行くための冬支度
田島基晴さんは東京にある自宅周辺が紅葉の時期になると、愛車のタイヤをスタッドレスに交換する。
別荘のある八ヶ岳周辺は、関東が紅葉の時期になると雪が降り始めるからだ。
「向こうでは妻とゴルフをしたり登山に行ったり。冬はスノボーをしたりしてして過ごしてます。こぢんまりとした別荘ですが、自然が豊かだから何もしないっていうのもアリです」
ゴルフは2人の共通の趣味。登山は最近始めたそうだ。
「妻が最初にハマって、絶対に楽しいからと誘われました。そんなに言うならと思ってやってみたら思いのほかつらくて。最初の登山のあとはもう絶対に登らないって思いました(笑)」
奥さまに登山靴をプレゼントされてしまった手前、やらないわけにもいかず天候の良い日に2人で山に登るそうだ。
つらいと思いながらも登ってしまえば登頂の満足感はあるし、趣味のカメラも楽しめる。
そんな時間を支えているのが、愛車のミニ クロスオーバーだ。

本当はレンタカーでも事足りるって思うところはある
田島さんは広島県出身。東京に来て10年になる。
「東京に来るまでは車がない生活は考えられませんでした。毎日の通勤を含め、どこかに出かけるのは常に車という生活です」
東京に来て家の近くである程度のものが手に入り、電車もバスもいつでも利用できる環境になった。

「必要かと言われたら、不要だと思います。週末の遠出もレンタカーを使えばいい。でも車を持っていることで、いつでもどこかに行ける感じがするんです。気持ちの問題かな」
愛車のミニは塗装がマット加工のため、手洗いでしか洗車をすることができない。
以前、所有していた車はガソリンスタンドの洗車機に入れるだけだったが、時間をかけ手で洗うことで愛着が増してきた。
「洗う時間も結構かかるし本当に大変。でもなくなるなんて考えられないですね」
効率だけを考えたら不要と思えるものかもしれないが、それが田島さんの人生の素敵な味付けになっているのだ。


どんなクルマと、どんな時間を?
日常と非日常をつなぐMINI
ハッチバック、コンバーチブル、クラブマンに続く第4のミニとして用意されたSUVモデルのミニクロスオーバー。ハッチバックよりも120mm高い全高や、高い位置に設定されたシートポジション、シリーズ最大のボディサイズなどにより、自由度の高いキャラクターが与えられている。外観はMINIらしさを受け継ぎながらも、独自のキャラクターとなっており、大きなウインドウと4枚のドアが備えられている。
田島さんのモデルは、クリーンディーゼルを搭載したクーパーSD ブラックナイトという限定モデル。マット加工の外装に加え、内装は黒を基調とした各種オプションが装備されている。


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