プレマシー

【連載:どんなクルマと、どんな時間を。】
車の数だけ存在する「車を囲むオーナーのドラマ」を紹介するインタビュー連載。あなたは、どんなクルマと、どんな時間を?
 

新米ママの選択は大正解

KAMEさんには8歳の娘がいる。そして、愛車マツダ プレマシーもKAME家に納車されてから8年がたつ。

「一人娘のあーちゃんが生まれてくるとわかって、荷物がたくさん積めたり使い勝手のいいスライドドアが付いているのがいいんだろうと思って買ったのがこの車でした」

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子育てといえばファミリーカー、ファミリーカーといえばスライドドア付きのミニバン。結果的にテッパンの選択肢で選んだプレマシーはとてもいい“仕事”をしてくれている。

子供と一緒に外出する際に、何かと不安だからと増えがちな荷物も計算せずに全部載った。チャイルドシートを装着しても乗せ降ろしがしやすい広い車内のおかげで、ストレスを感じたこともない。

パパのゴルフバッグだって余裕で積める。あーちゃんが大きくなってから自分でドアを開ける際も、隣の車に気を使うことだってない。

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ミニバンといえば四角い箱型が王道だが、その部分だけはあえて“ハズした”。

もともとマツダのデミオに乗っていたこともあり、ミニバンでも同じようなシュッとしたカタチの車にこだわったという。

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「子供ができて公園に行ったり遊園地に行ったり、買い物はショッピングモールへ行ったりと考えたときに、周りと全く同じカタチじゃないのがいいなって」

購入当時、かぶらない車がいいなと思って選んだデザインは、8年たった今でも飽きがこない。
 

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なくてもいいかもしれないけれど……

KAMEさんは首都圏在住で最寄り駅まで歩いて10分もかからない。自宅周辺にはカーシェアだって豊富にあり、買い物をするにも近くにスーパーがある。荷物が多くなりがちな子供が小さい頃は移動の便利さを担保してくれたプレマシーだが、あーちゃんが大きくなった今となっては車がなくても暮らしていける環境ではある。

「そう言われるとそうですね。理屈ではそのとおりかもしれないですけど、例えば突然雨が降ったときに娘のお迎えにサッと行けたり、近くに住む両親を乗せて気兼ねなく出かけられたり。思い立ったとき、すぐにパッと動けるのがいいんですよ」

KAMEさんは1人でドライブを楽しむような車好きではない。彼女がハンドルを握るときは、たいてい家族が一緒だ。

プレマシー

娘のあーちゃんは最近野球観戦にハマり、推しの選手もできた。球場でもらったグローブを持って公園でキャッチボールも始めた。

「娘がやりたいことがあったとき、行きたい場所があったときに『じゃあ行こう!』って言ってあげたい。それは娘以外の家族も同じですね。だからきっとこの車に乗り続けると思います」

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家族への思いをかなえてくれる車。

KAME家にとってプレマシーはこれからもそんな存在であり続けるだろう。
 

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マツダ プレマシー(3代目)
文/今泉翔太(編集部) 写真/小林司
プレマシー

KAMEさんのマイカーレビュー

プレマシー(3代目)

●購入価格/約250万円
●年間走行距離/約3000km
●マイカーの好きなところ/室内が広いけど、運転していて大きさを感じないところ
●マイカーの愛すべきダメなところ/とくになし
●マイカーはどんな人にオススメしたい?/ミニバンがいいけど周りのファミリーと同じカタチはちょっと……と思っている人