今こそPORSCHEに乗ろう！【カーセンサーEDGE 7月号】

▲2023年は356（写真左）が登場して75年、911（写真右）が発売されて60年というポルシェにとって節目の年。世界各地で様々なお祝いイベントが開催されている

新車、中古車ともに人気が高いポルシェの中古車相場を読み解く

ここ近年、新車デリバリーの遅れが中古車市場にも大きな影響を及ぼし、全般的に相場が高騰していました。

中でもポルシェ、特に911はフェラーリと並んで人気車の筆頭株。空冷モデルはもちろん、991型や現行モデルの992型も価格高騰しており、かつ走行距離の少ない良質物件に人気が集中していました。

しかし、コロナがやや沈静化した2023年の今年初頭ぐらいから徐々に中古車相場は落ち着き始め、異常高騰していた流通価格も正常に戻りつつあります。

今年はポルシェのスポーツモデルが誕生して75年、911が誕生して60年の節目の年でもあります。

そんな現在、ポルシェ車の中古車相場はどうなっているのでしょうか。今号はその「ポルシェ車の中古車価格の今」にフォーカスした特集を組みました。

さらには、中古車相場だけでなくポルシェブランドの魅力について改めて検証しています。

特集内では、表紙や特集のイラストを手がけた現代アーティストの杉田陽平さんが、一人のポルシェオーナーとしてポルシェ・エクスペリエンスセンターを初来訪。その体験を通じてブランドのすごさ、魅力について語ってくれています。また、30年以上ポルシェを販売するプロショップの代表にも、現在のポルシェ車相場の動きについて売る側の視点で話をしてもらいました。

今、ポルシェを欲しいと思っている人、ポルシェが気になっている人が必要とする情報をひとまとめにした今号の特集、ぜひ手に取って「ポルシェ購入」の参考にしてみてください。
 

▲今号で表紙や特集のイラストを描いていただいた現代アーティストの杉田陽平さんは、自身が所有するカイエンGTSでポルシェ・エクスペリエンスセンター東京を訪れた

▲911が総じて高額なため、中古車の911として注目したいのがリーズナブルな996型。さらに、サイズも手頃で流通台数も多めの997型（写真）になるだろう。997型は現在は本体価格300万円～探すことができる

▲新車人気に伴い、中古車の流通台数も多めなカイエン。初代（写真）であれば本体価格100万円台前半から探すことができる。現行モデルの中古車は人気が集中し、最安物件でも700万円台からと高値安定を維持している

▲発売と同時に大人気モデルとなったカイエンの弟分であるマカン。手頃なサイズでポルシェらしい走りが楽しめるとあって、新車だけでなく中古車でも圧倒的な人気を集めている。中古車では本体価格300万円から探すことができる

▲初代であれば100万円を切る物件も見つけることができるのがボクスター。流通量も安定しており、4世代すべてで十分な選択肢がある。現行型の718ボクスターは本体価格400万円から探すことが可能

▲上位グレードを追加したことで、911との性能差が徐々に縮まりつつあるケイマン。2座MRスポーツの楽しさを味わいたいファンから根強い支持を集めている。初代であれば本体価格100万円台から、2代目なら300万円台から、718ケイマンなら600万円台からという価格帯を形成している

▲ポルシェ初の5ドアモデルであるパナメーラ。高額なモデルにしては、初代、現行型ともに流通台数が100台を超えており選択肢は多い。グレードが豊富なため、価格帯の幅は広く初代が本体価格200万円台～1100万円台となっている

▲BEVのタイカンはデビューして間もないが、中古車流通量は順調に増えている。ベースグレードの流通台数は約100台で本体価格は1000万円から。数は少ないがクロスツーリスモも流通し始めている

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