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多走行の低年式車が多いが、なかには比較的高年式の中古車も

現在、カーセンサーnetに掲載されている車両本体価格が10万円以下の車は約3300台。国産車がほとんどで、トヨタヴィッツ（旧型）や日産キューブ（旧型）などのコンパクトカーから、ホンダオデッセイ（旧々型）やマツダMPV（旧型）といったミニバンまで、10万円以下と言えど幅広い選択肢から選べます。いずれも走行距離が延びている中古車がほとんどですが、なかには修復歴なしのトヨタスターレット（1996年式）で、走行距離わずか0.9万kmなんていう中古車も。

このように掘り出し物的な中古車も見つかる車両本体価格10万円以下の車ですが、車種単位でオススメしたいのが、日産マーチ（旧型）と三菱ミニカ（現行型）です。

日産マーチはつい先日の2010年7月にフルモデルチェンジしたばかり。ということは旧型とはいえどまだまだバリバリの現役というわけです。そんな旧型マーチは、「ユーザーフレンドリーを追求した、おしゃれな新世代コンパクトカー」を開発コンセプトに、2002年の3月に登場。そのコンセプトどおり、特に若い女性から絶大なる支持を受けたモデルです。食材をテーマにした多くのボディカラーが設定されていることも話題になりました。

そのスタイルだけでなく、コンパクトカーとしての実用性の高さも大きな魅力。旧々型に比べ全長を短くしているにもかかわらず居住空間は拡大しているのです。また、キーを携帯するだけで、ドアのロック･アンロックおよび、エンジン始動･停止が可能なインテリジェントキーの採用など、使い勝手においても高いレベルにあります。

一方の三菱ミニカは現行型がなんと12年目を迎えるという、一般的な乗用車のフルモデルチェンジスパンで考えると非常に珍しい車種です。 利便性に優れた軽トールワゴンタイプ全盛の時代においても、良い意味で昔ながらの運転のしやすいボディ形状により、主婦の買い物の足、お年寄り層の日常の足、果ては法人ユーザーの営業用の足として、根強い需要を誇る車です。