トヨタ シエンタ【オススメ銘柄】
2011/03/03

今週の注目銘柄:トヨタ シエンタ
■使いやすさを凝縮したコンパクトミニバン
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シエンタはトヨタのミニバンラインナップの中で最小サイズで、2003年9月~2010年10月の8年間生産されたロングセラーモデル。ファンカーゴなどのシャーシを流用したコンパクトなボディだが、3列シートを配した室内空間は、優れたパッケージングによって大人7人がくつろげる広さを実現している。
シートアレンジは多彩でサードシートをセカンドシートの下に収納でき、一つのレバー操作でセカンドシートのスライドやリクライニングが可能。また各部にユニバーサルデザインを採用し、使いやすさを考慮している。 エンジンは1.5L直4の1種類で、ミッションはFF車がCVT、4WD車は4ATとなる。 |

■低価格車が減少し相場は値上がり

グラフの分析結果は
価格 |
2010年11月の時点で平均価格は80万円。 その後値落ちトレンドだったものの、ここに来て一気に値上がり傾向になった |
台数 | 昨年末は1000台近く中古車が流通していたが、年明けから減り始め現在は800台付近まで減少している |
距離 |
走行距離が多く、価格の安い価格の中古車が売れて市場から少なくなった。 そのため、中古車の平均走行距離は価格と反比例して、右肩下がりで減っている |
2003年9月に登場したトヨタシエンタ。2005年8月にFF車の環境性能の向上とフロントヘッドライトの改良が行われ、翌2006年5月には内外装の変更をはじめ、サイドターンランプ付きドアミラーの標準化やエアロパーツ装着グレードの追加が行われている。
流通台数は減少傾向にあるものの、ロングセラーのうえ人気モデルだったことから、800台とコンパクトミニバンの中では圧倒的に多い。また半数は、2003年~2005年式の前期モデルに集中している。最安値は10万円台まで下がっており、相場は20万~185万円と幅広い。
流通台数は減少傾向にあるものの、ロングセラーのうえ人気モデルだったことから、800台とコンパクトミニバンの中では圧倒的に多い。また半数は、2003年~2005年式の前期モデルに集中している。最安値は10万円台まで下がっており、相場は20万~185万円と幅広い。

■左リアの電動スライドドアが標準装備の1.5G
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新車時価格140万円スタートのシエンタ。流通している中古車のグレードを見てみると、スタンダードな1.5Xが半数近くを占め、次いで上級グレードのG、Xリミテッドがほぼ同数で続いている。予算50万円以下のお手頃価格で買える中古車がかなり増えている中で、装備面などを考えてオススメしたいのは上級グレードの1.5Gだ。
10・15モード燃費は18.6km/L(初期は19km/L)とミニバンの中では現在でもトップレベルの低燃費。上級グレードの1.5Gは助手席側のリアスライドドアが電動で開閉できる上、暖めすぎや冷やしすぎのないオートエアコンを標準装備しているのだ。全164台の流通台数のうち、約80%が2006年4月までの前期型でお得感が高い。人気装備のディスチャージヘッドランプやナビ付きも多く、今後値上がり必至の注目グレードだ。
10・15モード燃費は18.6km/L(初期は19km/L)とミニバンの中では現在でもトップレベルの低燃費。上級グレードの1.5Gは助手席側のリアスライドドアが電動で開閉できる上、暖めすぎや冷やしすぎのないオートエアコンを標準装備しているのだ。全164台の流通台数のうち、約80%が2006年4月までの前期型でお得感が高い。人気装備のディスチャージヘッドランプやナビ付きも多く、今後値上がり必至の注目グレードだ。
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