日産 エルグランド【オススメ銘柄】
2011/08/04

今週の注目銘柄:日産 エルグランド
■すべてに贅を尽くしたキング・オブ・ミニバン
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1997年に登場した初代エルグランドは、当時最大級のボディサイズと押し出し感の強いフロントマスクで国産Lサイズミニバンのトップに君臨した。しかし続く2代目(2002年~)は、ライバル車であるトヨタアルファードの後塵を拝してしまった。
そして2010年に満を持して登場した3代目エルグランドは、駆動方式を従来のFRからライバルと同じ、FFへと変更することで低床・低重心化を実現。キング・オブ・ミニバンの名にふさわしい上質な乗り味を達成している。 エンジンは3.5LのV6と2.5L直4の2種類で駆動方式を問わず、6速マニュアルモード付きのCVTが組み合わされる。スイッチをONにするとアクセル操作やCVTの変速スケジュールを制御し低燃費に貢献するECOモードを全車標準装備する。 |

■上げ下げ繰り返しながらも値落ち傾向

グラフの分析結果は
価格 |
3カ月前の5月の平均価格が382万円。 その後391万円まで値上がりしたものの、現在は380万円付近まで下がっている |
台数 | ピーク時の6月上旬は115台も流通していたのだが、その後は減少トレンドへと突入。現在では80台を割り込んだ |
距離 |
流通している中古車の大半は少走行距離のものばかり。 流通台数は減少しているが、平均走行距離は横這いでまだ3000km弱だ |
2010年8月に登場したエルグランド。11月にVIPと呼ばれる豪華仕様のグレードが追加されただけで、マイナーチェンジや一部改良は行われていない。2.5L車にノーマル仕様の250XGがラインナップされているが、基本はエアロパーツを装着したハイウェイスターが主力グレードとなっているのが3代目エルグランドの特徴といえる。
中古車の流通台数は8月3日時点で77台。相場は289万~525万円とかなり幅広い。グレードでは250ハイウェイスターが最多で、350ハイウェイスター、プレミアムと続く。
中古車の流通台数は8月3日時点で77台。相場は289万~525万円とかなり幅広い。グレードでは250ハイウェイスターが最多で、350ハイウェイスター、プレミアムと続く。

■割安感が高い8人乗りの350ハイウェイスター
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新車時価格300万円スタートのエルグランド。最上級グレードの350ハイウェイスタープレミアムは7人乗りのみの設定だが、スタンダードなハイウェイスターだと7人乗りと8人乗りから選べる。7人乗り/8人乗りとも新車時価格は385万3500円。
装備もキセノンヘッドライトをはじめ、アクティブAFS、両側リア電動スライドドア、VDC(横滑り防止装置)などもちろん同じ。しかし中古車相場を見ると8人乗りが割安となっている。そこでオススメは350ハイウェイスターの8人乗りだ。
最新の平均相場を見ると350ハイウェイスターの7人乗りが388万円、8人乗りが380万円とすでに8万円差。しかも8人乗りが値落ち傾向で7人乗りが値上がり傾向と動きが分かれている。今ならナビやリアモニターの装着車が多く、オイシイ中古車が豊富に流通している。
装備もキセノンヘッドライトをはじめ、アクティブAFS、両側リア電動スライドドア、VDC(横滑り防止装置)などもちろん同じ。しかし中古車相場を見ると8人乗りが割安となっている。そこでオススメは350ハイウェイスターの8人乗りだ。
最新の平均相場を見ると350ハイウェイスターの7人乗りが388万円、8人乗りが380万円とすでに8万円差。しかも8人乗りが値落ち傾向で7人乗りが値上がり傾向と動きが分かれている。今ならナビやリアモニターの装着車が多く、オイシイ中古車が豊富に流通している。
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