第13回 ミニ ミニ(旧型) 【おいしい中古車】
2008/01/18
■今も昔も変わらずに世界中で愛されるミニ
西暦は2007年→2008年へ。平成も今年で20年目に突入です。年が明けるということは、すなわち車が1年古くなるわけで、全体的に若干の値落ちが期待できる時期でもあります。
新年(にはちょっと遅いですが)一発目ということもあり、大人気のモデルをピックアップしたいと思います。人気のモデルと聞くと、「人気があるなら相場が高くなって、おいしくないのでは?」とお思いの方も多いはずです。確かにその通りなのですが、モデルチェンジなどを経て相場が少しずつ下がり、今ようやく買い頃になってきたモデルもあるのです。今回ご紹介するモデルは、スクリーンにも登場して女性からの支持も高いミニのミニ(旧型)。ミニのミニと書くと何のことやら?という感じですが、BMWが作るようになってからの最初のミニです。

↑エクステリア/インテリアとも現代に蘇ったミニそのもの。初代を思わせるセンターメーターがこれまたオシャレ
ご存じの通り、初めて世の中に登場したミニは1959年から2000年まで作られていた超人気モデル。アレックス・イシゴニスにより提唱された『エンジンを横置きに搭載するFF車』という、当時としては画期的な発想で開発されたコンパクトカーです。オースチンやイノチェンティ、ローバーなどブランドを変更しながら約40年もの長い間、親しみやすい大衆車として愛され続けました。
旧型のミニは、初代のコンセプトを受け継ぎながらBMWのもつ現代の技術/デザインを用いて新時代のミニとして作られました。本国では2001年に発表されましたが、日本では3月2日を『ミニの日』と名づけ2002年3月2日にデビューしています。
■現行型と区別がつかない!?旧型ミニが断然おいしい!
そのミニが昨年2月にフルモデルチェンジとなりました。が、右下の写真を見ていただいてもわかるとおり、あまり見た目は変わっていません。なにせキープコンセプト。思わずマイナーチェンジか?と思ってしまうほどの変わり映えのなさです。もちろん実際には細かく手が入れられているのですが、車に詳しい人でもない限り、瞬時に新旧を見分けるのは不可能なレベルにあります。

↑ゴーカートのようなダイレクトな走行感覚も魅力的(左) 果たしてどちらが旧型か?正解は黄色のほうです(右)
デビューから6年が経過した今も、ローバー時代の魅力は残しつつ現代のアレンジを加えた斬新なデザインは色あせません。そんな旧型も、新型の登場によりついに100万円を切ってきました。これがどういうことかというと、新型が登場したことで旧型は「人気があって高いモデル」ではなくなった、というわけです。新型の半値程度で同じデザインが手に入れられることを考えれば、これは“おいしい”としか言いようがありませんよね?
さらに価格的な魅力に加えて、ミニの伝統であるゴーカートのような乗り味は、旧型のほうがその色が濃かったりします。価格・デザイン・乗り味と魅力がたくさんつまった旧型ミニ。100万円以下で買える物件はまだまだ少ない状況ですが、全体的においしい価格帯になってきたミニ。これを今狙おうというのは、かなり“ツウ”な買い方であると断言できます。
西暦は2007年→2008年へ。平成も今年で20年目に突入です。年が明けるということは、すなわち車が1年古くなるわけで、全体的に若干の値落ちが期待できる時期でもあります。
新年(にはちょっと遅いですが)一発目ということもあり、大人気のモデルをピックアップしたいと思います。人気のモデルと聞くと、「人気があるなら相場が高くなって、おいしくないのでは?」とお思いの方も多いはずです。確かにその通りなのですが、モデルチェンジなどを経て相場が少しずつ下がり、今ようやく買い頃になってきたモデルもあるのです。今回ご紹介するモデルは、スクリーンにも登場して女性からの支持も高いミニのミニ(旧型)。ミニのミニと書くと何のことやら?という感じですが、BMWが作るようになってからの最初のミニです。


↑エクステリア/インテリアとも現代に蘇ったミニそのもの。初代を思わせるセンターメーターがこれまたオシャレ
ご存じの通り、初めて世の中に登場したミニは1959年から2000年まで作られていた超人気モデル。アレックス・イシゴニスにより提唱された『エンジンを横置きに搭載するFF車』という、当時としては画期的な発想で開発されたコンパクトカーです。オースチンやイノチェンティ、ローバーなどブランドを変更しながら約40年もの長い間、親しみやすい大衆車として愛され続けました。
旧型のミニは、初代のコンセプトを受け継ぎながらBMWのもつ現代の技術/デザインを用いて新時代のミニとして作られました。本国では2001年に発表されましたが、日本では3月2日を『ミニの日』と名づけ2002年3月2日にデビューしています。
■現行型と区別がつかない!?旧型ミニが断然おいしい!
そのミニが昨年2月にフルモデルチェンジとなりました。が、右下の写真を見ていただいてもわかるとおり、あまり見た目は変わっていません。なにせキープコンセプト。思わずマイナーチェンジか?と思ってしまうほどの変わり映えのなさです。もちろん実際には細かく手が入れられているのですが、車に詳しい人でもない限り、瞬時に新旧を見分けるのは不可能なレベルにあります。


↑ゴーカートのようなダイレクトな走行感覚も魅力的(左) 果たしてどちらが旧型か?正解は黄色のほうです(右)
デビューから6年が経過した今も、ローバー時代の魅力は残しつつ現代のアレンジを加えた斬新なデザインは色あせません。そんな旧型も、新型の登場によりついに100万円を切ってきました。これがどういうことかというと、新型が登場したことで旧型は「人気があって高いモデル」ではなくなった、というわけです。新型の半値程度で同じデザインが手に入れられることを考えれば、これは“おいしい”としか言いようがありませんよね?
さらに価格的な魅力に加えて、ミニの伝統であるゴーカートのような乗り味は、旧型のほうがその色が濃かったりします。価格・デザイン・乗り味と魅力がたくさんつまった旧型ミニ。100万円以下で買える物件はまだまだ少ない状況ですが、全体的においしい価格帯になってきたミニ。これを今狙おうというのは、かなり“ツウ”な買い方であると断言できます。
Text/金子剛士
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第13回 ミニ ミニ(旧型) 【おいしい中古車】/旬ネタ
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