日産 ムラーノ【モデル変遷編】
2008/01/18
プレミアムな雰囲気をもつスタイリッシュSUV
専用色本革シートを備える特別仕様車が多い

●2004年(H16年)9月:デビュー
デザインコンシャスな内外装を実現したモデル
ムラーノは、従来のSUVがもつデザイン感にとらわれず、新たな可能性を追求するべく開発。一目でそれとわかる斬新なエクステリアと、プレミアムな内装を実現したモデルだ。装備も充実しており、車両の左前方を映し出すサイドブラインドモニターと、後方視界を表示するバックビューモニターを全車標準装備。また、専用にチューニングされたBOSEサウンドシステムや本革巻きステアリングなども、同様に装備されていた。グレード構成は、3.5L V6エンジンの350XV 、350XV FOURと、直4DOHCエンジン を搭載した250XLの3種類。ミッションは、3.5LがCVT、2.5Lは4ATの組み合わせで、前者にはシフトレバーのアップダウンでギアチェンジができる6速マニュアルモードが採用された。駆動方式はFFが中心で、350XV FOURのみ4WDとなっている。
●2005年(H17年)1月:限定車
プレミアムな室内空間を演出する限定シート採用
北米向けモデルのみのカベルネシートを採用したカベルネが登場。なお、同年6月には、同仕様でボディ色がグレー系のア ルテ・カベルネも発売された。
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←ベース車両は350 XV FOUR。外装では、従来はオプションの電動ガラスサンルーフやルーフレールが奢られた |
●2005年(H17年)12月:一部改良&限定車
外装を追加して従来からプレミアム感がより向上
ボディ色のゴールド系とシルバー系の色調を変更。また、ヘッドランプの仕様変更も行われ、価格は3.78万円アップとなった。同時に、同年9月末まで、100台までの期間&台数限定となるアルテ-ロセットが登場。ベース車両は、ヒーター付きドアミラ ーや大型バッテリーなどを備えた寒冷地仕様の350XV FOURだ。電動ガラスサンルーフやインテリジェントキーなど、同年1月に登場したカベルネと同様の装備に加え、専用ボディ色のフレアレッドを採用。さらに、アルミポリッシュのルーフレールなども装備していた。
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↑ヘッドランプのオートレベライザーを全車に標準装備することで、H18年1月より実施の灯火器技術基準に適合 | ↑アルテ-ロセットには、前席ヒーター付きのカベルネ色本革シートやカーテンエアバッグなども採用されていた | ↑鮮やかなフレアレッドを採用したアルテ-ロセット。クロームメッキドアモールなども装備され、質感が向上 |
●2006年(H18年)5月:特別仕様車
専用色の本革シートでクールなイメージを演出
全車をベースにグレー色シートなどを採用したスタイリッシュシルバーレザーが登場。新車価格はベース車の21.42円万高となる310.8 万円~だった。
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←インテリジェントキーとイモビライザーも特別装備の一つ。このほか、前席ヒーターも全車に採用されていた |
●2006年(H18年)12月:特別仕様車
モダンな室内空間と機能装備をもつ一台
ブラウンの本革シートが与えられたモードブラウンレザーは、全グレードがベース。インテリジェントキーなども装備し、新車価格は310.8 万円~だった。
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←落ち着きのあるブラウンとなった専用本革シート。ブラック内装と相まって、シックな印象を醸し出している |
●2007年(H19年)5月:特別仕様車
価格を据え置きとしながら北米仕様グリルを新採用
スタイリッシュシルバーアンコールは、H18年5月に登場したモデルの第2弾。グレーのシートといった特別装備に加え、新造形のグリルも採用する。
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↑シルバーの専用本革シートが、スポーティでクールな印象を際立たせている。新車時価格は310.8 万円~ | ↑縦バーが4 本となった新造形グリルは、北米モデルのみに装備されていたもの。前モデルとの唯一の相違点 |
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