トヨタ プリウス【モデル変遷編】
2008/06/13
一部改良やマイナーチェンジを通してより環境にやさしい車に
平成19年4月には生誕10周年を記念して特別仕様車が発売された
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border="0" alt="トヨタ プリウス|人気中古車完全カタログ" />●2003年(H15年)9月:デビュー
先駆モデルにふさわしい数々のITS装備を搭載
2代目プリウスは「ハイブリッド新時代の先駆け」として登場。出力が大幅に向上したハイブリッドシステムTHS IIを搭載している。グレードは大別すると、スタンダードなSと本革巻きステアリングなどの上級装備を搭載したGの2種類。どちらにも、専用チューンドサスなどを装備したツーリングセレクションが用意されている。 インテリジェントパーキングアシストなど、世界初の先進装備を多数満載したのも特徴。モーターのみで走行できるEVドライブモードのほか、S-VSCなども装備する。このS-VSCは、パワステと協調し、操舵トルクアシスト量を制御するもの。オーバーステア時に横滑りを抑制する方向へハンドル操作をしやすくするなど、VSC機能がさらに進化したシステムだ。
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↑ステアリングの操舵を支援し、設定した位置まで容易に駐車できるインテリジェントパーキングアシスト機能 | ↑前方からの風の流れを下向きに変えるなどで、空気抵抗を低減。走行性能の向上と、低燃費化に大きく貢献する | ↑5ドアスタイルにより、室内空間が拡大。前後席ヒップポイント間950mmを実現し、後席の快適性が向上した | ↑16インチアルミホイールやフロントフォグランプも標準装備のツーリングセレクション |
●2004年(H16年)8月:特別仕様車
内外装の質感を高める上級装備を多数採用
ツーリングセレクションをベースとしたプレミアムが登場。インテリジェントパーキングアシストや、ディスチャージヘッドランプなどが奢られていた。
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←アルカンターラシートやダークブラウン×グレーの内装色などは、すべてプレミアム専用の装備 |
●2005年(H17年)11月:マイナーチェンジ
内外装の変更に加えて装備の追加などを実施
グリルやヘッドランプ、リアコンビランプのデザインを変更。内装では、インパネとドアトリムの質感や、メーターの視認性が向上した。また、ボディ各部の補強による剛性向上や、サスチューニングの最適化などにより、操縦性や走行安定性、乗り心地が向上。さらに、Sに間欠リアワイパーなどの装備を省略したスタンダードパッケージが、Gに本革シートなどを搭載したツーリングセレクションレザーパッケージが追加されている。
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↑レザーパッケージの本革シート。なお、GとGツーリングセレクションはアルカンターラシートに変更された | ↑新採用のG-BOOK ALPHA 対応HDDナビはレザーパッケージに標準、スタンダードパッケージ以外にオプションで用意 | ↑グリルにはメッキパーツを、フロントフェンダーには「HYBRID」エンブレムを追加 |
●2007年(H19年)1月:一部改良
触媒の改良などで環境性能をさらに向上
パーキングブレーキの戻し忘れ警告ブザーを追加設定。また、国土交通省が新たに告示したH17年基準排出ガス75%低減レベルの認定も取得している。
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←エンジン制御コンピュータの改良に加え、直下の触媒の性能を向上させるなどで、排出ガス浄化性能をアップ |
●2007年(H19年)4月:特別仕様車
プリウス生誕10周年を記念して生まれた一台
Sベースの10thアニバーサリーエディションが登場。人気のスマートエントリー&スタートシステムに加え、オリジナルキーボックスなどが採用された。
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↑本革巻きステアリングやインテリジェントパーキングアシスト、HDDナビなども特別装備として採用されている | ↑ディスチャージヘッドランプは特別装備。写真は特別設定のライトパープリッシュブルーマイカメタリックだ |
●2007年(H19年)8月:一部改良
低燃費性能を裏づける新燃費目標基準をクリア
新燃費基準JC08モード走行燃費の認可を取得。同モードで29.6km/L(10・15モード燃費35.5km/L)を実現し、2015年度燃費基準をいち早く達成した。
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←1km走行あたりのCO2排出量換算は、JC08モード走行で78g/kmを実現。なお、内外装は特に変更されていない |
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