トヨタ クラウン ハイブリッド 【ちょい乗り試乗】
2008/06/16
■日本の技術の結晶! ハイブリッドこそディス イズ ザ クラウンだ!?
トヨタ クラウン ハイブリッドの試乗会で、軽井沢へ行ってきました。
見た目ではハイブリッドとわかりづらいこのモデル。しかし、乗ればまさにトヨタの最先端技術が大集合していることがわかります。それは、ただハイブリッドシステムが搭載されているというだけではありません。試乗会を終えて東京へ帰る最中、「クラウンらしさが最も表現されているモデルかも!?」と思ってしまったほどです。
車に乗り込んでそのままエンジンをかけないでいると、メーターパネルに現れるのはパソコンのスクリーンセーバーのような画像。スタートボタンを押すとようやく見慣れたメーター類が現れますが、そもそも、このメーターパネル、世界初となる全面液晶パネル(どうやらシャープ製らしい)。よく見ると、一見タコメーターに見える左のメーターは出力と回生状況を示すハイブリッドシステムインジケーター。20とか40の数字はエンジン回転数ではなく、今パワーをこれくらい使ってますよ、という数値なのです。
ちなみに2つのメーターの外周部分が、エコモードの時は緑で、スポーツモードでは赤になるというわかりやすい表現方法です(下の写真、左がエコモード、右がスポーツモード)。
乗り心地はクラウンアスリートよりはロイヤルに近い印象。ロイヤルは17インチ、ハイブリッドはアスリートと同じ18インチを履いていますが、段差での突き上げ感はほとんど皆無。輸入車にはない、まさにクラウンならではの乗り心地。市街地でも高速道路でも滑らかです。
また、その気になったら(走行モードをスポーツに切り替えれば)アクセルレスポンスやステアリングの反応が切り替わり、編集部員3人+カメラマンという大人4人が乗っていることをものともせず、パワフルな走りで山道を走り抜けることもできる。なにしろ2Lクラスの燃費を実現しつつ「4.5Lエンジン搭載車に匹敵する走り」ということですから。アスリートの最上位モデルですら3.5L、ある編集部員は「(ハイブリッドの割には)エンジンブレーキが利いて、ドライバビリティがいい」と評してました。
またロイヤル/アスリートの静粛性から、ある程度予想はしていましたが、ハイブリッドはさらに静かです。エンジンをかける作業にあたるスタートボタンを押しても、ハイブリッドですからエンジンの音が聞こえません。メーター内に「READY」という文字が出て、ようやくアクセルを踏んでいいことがわかりました。走り出してからも、スポーツモードで山道でも攻めない限りきわめて静か。ただでさえハイブリッドでエンジンが休むのに、アクティブノイズコントロール(上の写真左)でエンジンのこもり音を打ち消すなどなど徹底しています。
そのほか、交差点を曲がる際にナビゲーションと連動してメーター内にも「左に曲がる」などの指示が出ます(上の写真右)。これ自体はVWなどにもありますが、そこにつくのが「あと20m」とかではなく、「まもなく」という表記も日本人らしいところ。
乗り心地は世界に類するものがおそらくない、クラウン然としたもので、日本が誇るハイブリッドシステムをはじめ、最先端技術が凝縮されている。しかも先の“スクリーンセイバー”や“メーターの色の切り替え”“まもなくという表記”など、まさに世界に誇れる日本のクラウンだと思います。
【トヨタ クラウン ハイブリッドのカタログを見る】
トヨタ クラウン ハイブリッドの試乗会で、軽井沢へ行ってきました。
見た目ではハイブリッドとわかりづらいこのモデル。しかし、乗ればまさにトヨタの最先端技術が大集合していることがわかります。それは、ただハイブリッドシステムが搭載されているというだけではありません。試乗会を終えて東京へ帰る最中、「クラウンらしさが最も表現されているモデルかも!?」と思ってしまったほどです。
車に乗り込んでそのままエンジンをかけないでいると、メーターパネルに現れるのはパソコンのスクリーンセーバーのような画像。スタートボタンを押すとようやく見慣れたメーター類が現れますが、そもそも、このメーターパネル、世界初となる全面液晶パネル(どうやらシャープ製らしい)。よく見ると、一見タコメーターに見える左のメーターは出力と回生状況を示すハイブリッドシステムインジケーター。20とか40の数字はエンジン回転数ではなく、今パワーをこれくらい使ってますよ、という数値なのです。
ちなみに2つのメーターの外周部分が、エコモードの時は緑で、スポーツモードでは赤になるというわかりやすい表現方法です(下の写真、左がエコモード、右がスポーツモード)。
乗り心地はクラウンアスリートよりはロイヤルに近い印象。ロイヤルは17インチ、ハイブリッドはアスリートと同じ18インチを履いていますが、段差での突き上げ感はほとんど皆無。輸入車にはない、まさにクラウンならではの乗り心地。市街地でも高速道路でも滑らかです。
また、その気になったら(走行モードをスポーツに切り替えれば)アクセルレスポンスやステアリングの反応が切り替わり、編集部員3人+カメラマンという大人4人が乗っていることをものともせず、パワフルな走りで山道を走り抜けることもできる。なにしろ2Lクラスの燃費を実現しつつ「4.5Lエンジン搭載車に匹敵する走り」ということですから。アスリートの最上位モデルですら3.5L、ある編集部員は「(ハイブリッドの割には)エンジンブレーキが利いて、ドライバビリティがいい」と評してました。
またロイヤル/アスリートの静粛性から、ある程度予想はしていましたが、ハイブリッドはさらに静かです。エンジンをかける作業にあたるスタートボタンを押しても、ハイブリッドですからエンジンの音が聞こえません。メーター内に「READY」という文字が出て、ようやくアクセルを踏んでいいことがわかりました。走り出してからも、スポーツモードで山道でも攻めない限りきわめて静か。ただでさえハイブリッドでエンジンが休むのに、アクティブノイズコントロール(上の写真左)でエンジンのこもり音を打ち消すなどなど徹底しています。
そのほか、交差点を曲がる際にナビゲーションと連動してメーター内にも「左に曲がる」などの指示が出ます(上の写真右)。これ自体はVWなどにもありますが、そこにつくのが「あと20m」とかではなく、「まもなく」という表記も日本人らしいところ。
乗り心地は世界に類するものがおそらくない、クラウン然としたもので、日本が誇るハイブリッドシステムをはじめ、最先端技術が凝縮されている。しかも先の“スクリーンセイバー”や“メーターの色の切り替え”“まもなくという表記”など、まさに世界に誇れる日本のクラウンだと思います。
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