【名車への道】’01 アウディ A2
2023/11/03

これから価値が上がっていくだろうネオクラシックカーの魅力に迫るカーセンサーEDGEの企画【名車への道】
クラシックカー予備軍たちの登場背景や歴史的価値、製法や素材の素晴らしさを自動車テクノロジーライター・松本英雄さんと探っていく!

自動車テクノロジーライター
松本英雄
自動車テクノロジーライター。かつて自動車メーカー系のワークスチームで、競技車両の開発・製作に携わっていたことから技術分野に造詣が深く、現在も多くの新型車に試乗する。「車は50万円以下で買いなさい」など著書も多数。趣味は乗馬。
アウディの技術とポリシーを体現した「やりすぎ」コンパクト
——今回は松本さんの好きそうなモデルを見つけましたよ。これは、十中八九気に入ると思います。
——アウディ A2です。
——いつもお馴染みの高輪自動車にありました。こちらの車ですね。
——僕もいつも不思議に思ってるんですよ(笑)
——まあ、出てくる車はほとんど松本さんの独断と偏見で選ばれていますが、おおむねねそうですね。
——そういう車も何度か紹介していますよね。


——アウディって確かにその象徴みたいなイメージがありますもんね。
——このアウディ A2もやっぱり同じような自慢できる車ってことですか?
——松本さんがアウディの質の高さをよく書いていましたし、教えてくれてましたよね。特に1990年代後半から一気に質を上げてきた、と。
——A2もほぼ似た時期の車ですもんね。

——しかし、そこまで素晴らしい考え方で作られたモデルが短命だったのはなぜですかね。
——ガソリンとディーゼル、両方乗ったことがあるんですか?
——そう聞くと、なんか不遇な車って感じですね……。
アウディ A2
1999年に発表されたBセグメントのコンパクトハッチ。量産小型車として初採用のアルミのスペースフレームやボディにより軽量化。空力性能も高め、1.2Lディーゼルエンジン搭載モデルが軽油3Lで100km走行可能な「3Lカー」を実現させている。先進的なコンセプトや技術が取り入れられ評価も高かったが、残念ながら商業的には成功と言える結果は得られなかった。


▼検索条件
アウディ× 全国※カーセンサーEDGE 2023年12月号(2023年10月27日発売)の記事をWEB用に再構成して掲載しています
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