【名車への道】’64 ジャガー Eタイプ シリーズ1 ロードスター
2023/09/29

これから価値が上がっていくだろうネオクラシックカーの魅力に迫るカーセンサーEDGEの企画【名車への道】
クラシックカー予備軍たちの登場背景や歴史的価値、製法や素材の素晴らしさを自動車テクノロジーライター・松本英雄さんと探っていく!

自動車テクノロジーライター
松本英雄
自動車テクノロジーライター。かつて自動車メーカー系のワークスチームで、競技車両の開発・製作に携わっていたことから技術分野に造詣が深く、現在も多くの新型車に試乗する。「車は50万円以下で買いなさい」など著書も多数。趣味は乗馬。
“空力の魔術師”が手がけた流麗なロードゴーイングモデル
——さて、今回も車探しが難航しておりまして。ちなみにジャガーなんてどうですかね?
——XK120って見たことないですよ。どんな車ですか?
——なるほど。ちなみにXK120ではなく、今月はEタイプにしてみたんですが。
——良かったです。いつもお世話になっているヴィンテージ湘南さんに赤のシリーズ1があったのでそれにしてみました。
——そもそもEタイプの解説からお願いしてもいいですか?
——ふむふむ。意外な話ですね。


——デザインが最大の特徴だと思ってましたが、中身も素晴らしいってことですね。これは誰がデザインしたんですか?
——なるほど。じゃあそのドイツ人の教授がいなかったら……。
——「数学的な芸術」って具体的にはどんなことなんですか?
——でも、空力だけでル・マンに勝てたわけじゃないんですよね? 他には何が良かったんですか?
——まさに偉人ですね。前身となったDタイプも、やっぱり優れた車だったんですか?

——Eタイプもレースシーンで活躍したんですよね?
——それはすごいことですね。
——ちなみに松本さん、Eタイプは乗ったことがあるんですか?
——さすがですね。どうでした?
——やっぱり名車と呼ぶに相応しいですね。
ジャガー Eタイプ シリーズ1
1961年にジュネーブショーで公開された、ロングノーズ/ショートデッキの流麗なクーペ&ロードスター。デザインはCタイプやDタイプを手がけたマルコム・セイヤー。シリーズ1は3.8L(後に4.2L)直6エンジンを搭載。販売の中心であったアメリカ市場の保安基準やニーズに合わせ様々な改良が行われ、シリーズ3まで進化。1975年に生産を終了している。


▼検索条件
ジャガー× 全国※カーセンサーEDGE 2023年11月号(2023年9月27日発売)の記事をWEB用に再構成して掲載しています
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