フェラーリのV6を搭載した最強コラボGT! ’71 フィアット ディーノ 2400 クーペ【名車への道】
2024/11/01

これから価値が上がっていくだろうネオクラシックカーの魅力に迫るカーセンサーEDGEの企画【名車への道】
クラシックカー予備軍たちの登場背景や歴史的価値、製法や素材の素晴らしさを自動車テクノロジーライター・松本英雄さんと探っていく!

自動車テクノロジーライター
松本英雄
自動車テクノロジーライター。かつて自動車メーカー系のワークスチームで、競技車両の開発・製作に携わっていたことから技術分野に造詣が深く、現在も多くの新型車に試乗する。「クルマは50万円以下で買いなさい」など著書も多数。趣味は乗馬。
フォーミュラのポテンシャル、こだわりのテクノロジー
——今回は間違いなく松本さん好みの1台だと思いますよ。
——でしたら、今回のモデルもやっぱり間違いないですよ! 登場した時からすでに「名車」としての未来が決まっていたようなモデルですからね。もったいぶらずに言いますね、フィアット ディーノ クーペです!
——はい、もちろんですよ! ディーノ206GT、246GT/GTSですよね。
——すごいことやりますね……。


——なるほど。でも、なぜフィアットでも搭載したんですか?
——以降、その量産技術をフェラーリは活用したんですね?
——今回のフィアット ディーノは1971年式ですね。

——乗ったことはありますか?
——デザインもいいですよね。
フィアット ディーノ 2400 クーペ
「年間500機以上生産された市販車用エンジンをベースとする」というフォーミュラ2の規定をクリアするため、フェラーリ設計のV6エンジンを搭載。まずは1966年にピニンファリーナデザインのスパイダーが、1年遅れてベルトーネに在籍していたジウジアーロが手掛けたクーペが発表された。1969年には、エンジンを2.4Lとするなどの改良が行われている。


※カーセンサーEDGE 2024年12月号(2024年10月25日発売)の記事をWEB用に再構成して掲載しています
【関連リンク】
日刊カーセンサーの厳選情報をSNSで受け取る
あわせて読みたい
“日本の誇り” 日産 R35 GT-Rは果たしてスーパーカーなのか?【スーパーカーにまつわる不思議を考える】
’07 フェラーリ F430|空力とヘリテージが息づくV8ミッドシップ【名車への道】
光岡 M55とダッジ チャレンジャーは本当に似てるのか問題。アメ車好きにも刺さるのか、ガチ比較してみた!
’73 シトロエン DS|独自のデザインと乗り心地、そのすべてに“哲学”がある【名車への道】
フェラーリの維持費ってどれくらいかかるの? そんなリアルな疑問、専門店に聞いてきた!
~300万では選べない、1000万では高すぎる~ 600万円で探せる一度は乗っておくべきクルマ【カーセンサーEDGE 2025年11月号】
マセラティ MC12ストラダーレ最高額落札の盛り上がりの陰で、マクラーレンの“最終車両”コレクションがひっそりと販売されていた!?
FD3S型RX-7の価格高騰が止まらない……悔しいから少しでも賢く狙う方法を真剣に考えてみた!
【祝! 頭文字D30周年】 主人公・藤原拓海の愛機ハチロクことスプリンター トレノAE86の中古車状況は今どうなってる? モデル概要、狙い方も併せて解説
エントリーモデルとして成功を収めたフェラーリの“V8フロントエンジン”の系譜とは【スーパーカーにまつわる不思議を考える】









