【大阪キャンピングカーフェア2024】超初心者女子大生が気になるキャンピングカーをルームツアー
2024/11/09

こんにちは! カーセンサー学生編集部の米田です。
キャンピングカーと聞くと、「いつかは乗ってみたいなぁ」と思っている人も少なくないのではないでしょうか。 私もその一人です。
とはいえ、まだ免許を取って間もないので、キャンピングカーをWEBカタログで調べたとしても何だかピンとこない……。
まずは、キャンピングカーのワクワク感を体験してみたい! ということで、 10/26(土)・10/27(日)に開催された「大阪キャンピングカーフェア2024」に足を運び、実際にキャンピングカーを見てきました。
約230台の中から、「キャンピングカー初心者女子大生視点」で気になった車内をピックアップ!
皆さんにもキャンピングカーのワクワク感をイメージしてもらいたいので、キャンピングカーでのお出かけシュチュエーションを妄想しながら「ルームツアー形式」で紹介していきたいと思います。
キャンピングカーの“ルームツアー”スタート!
こんなイベントに初参加なので、そわそわしながら入場すると、早々お出迎えしてくれたのは、異彩を放つこの子!
ホンダ N-VANがベースのALFLEX「mia picnica」です。

外も中も、真っ赤っか! カスタムコンセプトは「女子の車中泊旅」なんだとか。
▲どこもかしこもめっちゃ赤い!ここまで赤いと見ているだけで、運気が上昇する気がしますね(笑)。運命の1台に巡り合えることを祈願して、徘徊スタートです。
ちょっとその前に、キャンピングカーの種類を紹介。
【キャンピングカーの種別ガイド】
①キャンピングトレーラー:自家用車と繋いでけん引して動かす
②軽キャンピングカー:軽自動車ベースにカスタム。コンパクトかつ低価格
③バンコン:バン・ミニバン・ワゴンなどをベースにした車両
④キャブコン:トラックをベースにシェルを架装したモデル。
⑤バスコン:バスやマイクロバスの大きなボディをベースに利用。
※下にいくほどボディサイズが大きくなります
①落ち着いた雰囲気×多彩な収納で快適大人旅が似合う部屋
200台以上のキャンピングカーがずらりと並ぶ会場に、ワクワクが止まりません。いろんなバリエーションのキャンピングカーがある中、落ち着いた雰囲気で逆に目立っていたのがこちら。トヨタ ハイエースバン ロングがベースの株式会社レクビィの「Place Lv+1」です。
▲ちなみに、現在の国産バンコンのベース車は、トヨタ ハイエースか日産 キャラバンが主流だそうこの部屋の推しポイントは、クラシカルな見た目からは想像できない “収納の多さ” !
▲ロイヤルな雰囲気で重厚感のある大人な空間が「そんな所にも!?」と言いたくなるほど足元から頭上まで、10数個の収納スペースがありました。つい荷物の多くなりがちなキャンプ使いでも問題なさそう。
そして、「雑多な空間が落ち着くよね」と言い訳をして部屋を片付けない私にもピッタリです。
▲収納棚のデザインもステキ
▲運転席の上はまるでロフトのような空間が! 収納にも、隠れ家的スペースにもいいですね
▲エアコンの質感も空間にマッチしていて、細かなこだわりを感じました気になるベッドですが、シートをはめ込むだけで完成します。キャンピングカー初心者なので、ベッド作りももちろん初体験です!



意外と簡単に完成! ものの1分で就寝スペースを確保することができました。
さっきの紅茶が似合うリビングバージョンとは、雰囲気が変わってまたお洒落。
もしも、このキャンピングカーでお出かけするとしたら、収納スペースにお気に入りのグッズをたくさん詰め込んで、日本の絶景スポットを巡る大人の長旅をしてみたい! 広々ベッドとエアコン完備で夜も快適。好きがいっぱい詰まった素敵な旅行になること間違いなし!
②海沿いでコーヒーを飲みたくなる西海岸風の軽キャンパー!
か、かわいいーー!!! と思わず声を上げてしまったのが、こちらの軽トラベースのキャンピングカー。MYSミスティックの「Mini-Pop Bee」です。
眩しいほど爽やかで鮮やかな青色が特徴的! 機能性や内装が重視されがちなキャンピングカーですが、たまには第一印象の “ときめき”から入ってもいいですよね。
▲ルーフ全体がそのままの形で立ち上がるポップアップは日本でこれだけとか! このキャンピングカー、見た目だけじゃないんです。 軽トラックがベースなのに、中に入ってみると余裕を感じられる空間設計には驚き! これって本当に軽トラキャンパーですか? とスタッフさんに尋ねてしまうほどです。
ルーフが大きく持ち上がるため、テントのようなワクワクもあります。もちろん就寝スペースは十分に確保し、定員はなんと4人!
▲ポップアップルーフを上げると収納スペースが出現
▲こちらがダイニングスペース 部屋も青と白を基調とした、海を感じさせる西海岸風のデザインがステキ!
機能も充実していて、ソーラーパネル・大型インバーター・冷蔵庫・電子レンジ・キッチン、そして入り口空間にはポータブルトイレも! これなら本格的に軽トラ生活ができちゃいます。
▲ミニミニサイズの水道もいとおしさを感じます(笑) 外装に合わせたカスタムの可能性も感じられる、可愛くて最強な1台でした。私もそんな女性になりたいものです。

▲外にはなんと、サイドテーブルにサイドオーニングまで!まったりしたいなぁ もしもこのキャンピングカーと出かけるとしたら、海が似合う西海岸テイストのキャンピングカーなので8月の朝の湘南に行きたい! 外にあるテーブルとサイドオーニングを準備して、豆をひいてアイスコーヒーを飲みたい! 氷を山ほど入れ、キンキンに冷えたヤツ。(猫舌なもんで……)
③“旅をしながら暮らす”をかなえる欧州スタイル
広い会場で大きな存在感を放っていたのが、フィアット デュカトがベースのキャンピングカー。 デュカトは2022年に日本仕様車が初導入された大型バンです。(とにかくデカい……)欧州では長年販売されており、現地では馴染みのバンになります。
初心者ながら、この大物の存在だけは知っていました。というのも私はインパルス板倉さんの大ファン。板倉さんのYouTubeチャンネルでハイエース車中泊の動画をよく見ています(楽しそうなんですよね)。
そんな板倉さんが、番組でデュカトに乗っていて、このカッコいい見た目が印象に残っていたんです。
▲正規ディーラーのホワイトハウスが展開してる「ヴェローナ」というモデル! 広々とした2段ベッドが特徴的 それでは、気になる車内を見ていきましょう。
まずは、助手席に座ってみるとなんとこのシート回転します! これのおかげで、複数人でダイニングを囲めちゃいます。

▲くるりと簡単に回転してダイニングに様変わり ダイニングルームの様子はこんな感じ。車内とは思えない広々とした空間が快適すぎます。
▲ダイニングめちゃくちゃ広い! さらに驚きなのはこのキッチン。私のカメラの画角には入りきらないほど、作業スペースは広々としていました。しっかりとしたコンロまで完備。両開き冷蔵庫や、収納スペースもあるので本格的なごはんが作れそう。スゴイ……。
▲ふた口コンロにシンクまで! すごすぎる
▲ライトはスイッチひとつで変更可能。ぽちぽち
▲簡易式トイレとシャワールームも完備!もしもこのキャンピングカーと出かけるとしたら、大自然を満喫する旅に行く! 友達を連れて張り切ってテントも設営するも快適装備のデュカトに「やっぱり室内がいいよね」と部屋の中でダラダラ過ごすことになりそう(笑)。でも快適装備があるからこそ、安心して大自然への旅に挑戦できますよね。
④推しに会いに行ける推し部屋!?
こちらのキャンピングカーのキャッチコピーは「選べる個性、世界に1台、あなただけのおもちゃ箱」!?気になる言葉に惹かれた私は、思わず車に乗り込みました。
▲株式会社フィールドライフの「Balocco」。ダイハツのハイゼットがベース まず気になったのはこのポップアップルーフ。赤の差し色がなんともお洒落さんですね。天井にある2つの持ち手を上に押し出すだけ、1秒で展開することができました。
このポップアップルーフは縫製作業を含め、自社で生産管理しているこだわりっぷり。さらに100%UVカット! 日焼けが気になる私にとっては嬉しいポイントです!
▲外から鮮やかな赤色が見えます二重窓の形も、個人的なお気に入りポイント! 横長の窓は景色が見れて開放感がありますね。風が気持ちよさそうです。夏のプレイリストを流しながら、イケメンと海沿いを走りたかった……。などと過ぎゆく青春に思いをはせてしまいました。

車内はというと、テーブルを外してソファを展開すると、ベッドになります。大の字で寝ても余るくらいの広々スペース! ちなみにこちらは標準仕様ですが、異なる質感やデザインのカスタムも用意。壁紙の変更可能です。自分の好きを詰め込めることから “おもちゃ箱”なんだそう!
▲軽自動車ベースでも広々したベッドがあるなんて!もしもこのキャンピングカーと出かけるとしたら私の生きがいである“推し活”に使いたい! 遠征先でのホテルの確保は面倒なので、ドライブでゆっくり会場に向かってそのまま車中泊。Baloccoのボディカラーは8色なので、もちろん推しカラーをチョイスします!
キャンピングカーは夢を詰め込んだ素敵空間!
女子大学生の視点から、気になる4台を紹介させていただきました。
私自身、キャンピングカーにふれること自体が初めての経験だったので、イベントに行っても楽しめるかちょっぴり不安でしたが、約230台というバラエティに富んだラインナップは何もかもが新鮮で楽しくて仕方ありませんでした!
イベント会場に着いた10時から閉会の17時まではあっという間に過ぎ去っていきました。合間にキッチンカーのごはんも山ほど楽しみました(笑)。
実際にふれることで、「もしもこのキャンピングカーと出かけたら?」といった夢や理想も膨らみましたし、未来の私が使用しているシーンが目に浮かんできてウェブサイトだけでは分からない魅力を知れました。
イベントに行ってみたいと思っている方の参考までに、キャンピングカーフェスの雰囲気をお伝えすると、来られていたお客さんはファミリー層が多く、特に公共交通機関での移動が難しいワンちゃん連れの人たちがたくさん来られていました。(ワンちゃんが可愛くて癒されました。) また、メーカーの方から直接キャンピングカーについて教えていただけるので、知識がない方ほどイベントでじかにいろいろ話を聞いてみるのが良いと思います。
キャンピングカーのイベントにご興味がある方はぜひ足を運んでみてください!! ふれるだけでワクワクするキャンピングカーの魅力がきっと伝わってくるはずです。
【記事について】
この記事は、近畿大学経営学部松本ゼミ所属の米田唯乃が、企画やインタビュー、執筆を担当しました。

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