’91 BMW 735i|ドライバーズカーの実力とラグジュアリーなスタイルを兼ね備えたフラッグシップ!【名車への道】
2025/03/31

これから価値が上がっていくだろうネオクラシックカーの魅力に迫るカーセンサーEDGEの企画【名車への道】
クラシックカー予備軍たちの登場背景や歴史的価値、製法や素材の素晴らしさを自動車テクノロジーライター・松本英雄さんと探っていく!

自動車テクノロジーライター
松本英雄
自動車テクノロジーライター。かつて自動車メーカー系のワークスチームで、競技車両の開発・製作に携わっていたことから技術分野に造詣が深く、現在も多くの新型車に試乗する。「クルマは50万円以下で買いなさい」など著書も多数。趣味は乗馬。
無駄のないエレガントさと重厚感を兼ね備えたフラッグシップらしいスタイル
——そのことですけど、最高に状態のいい車があるからオーナーに取材のお願いしておいて、って松本さん言ってませんでしたっけ?
——それですよ! 松本さんに言われてたんで、その7シリーズを買ったカーセンサーの若手編集部員に伝えておきました。
——松本さんのおすすめもあって、彼は2代目7シリーズの735iに決めたわけなんですね。でも、あの年代に手を出すのはちょっと勇気がいりますよね?


——彼の話もいいですが、松本さんはどうしてこの車を勧めたんですか?
——なるほど。でも、スパダ氏が手掛けた他のモデルと比べると少しおとなしい感じがするんですけど。
——その取りまとめは誰がやったんですか?

——エンジンはどうなんですか? 735iですから3.5Lの6気筒ですよね?
——“シルキーシックス”の代名詞ですよね、635CSiとかに搭載されている。
——まさにフラッグシップにふさわしい一台ですね。
BMW 735i
7シリーズとして2代目となるフラッグシップサルーン、E32型は1986年に登場。重厚なスタイルの初代から、フロントノーズを低くしたウエッジシェイプのスポーティなスタイルに一新。空力性能もCd値0.32と大幅に向上している。なお、当初は直6エンジンのみであったが、1988年にはドイツ車では戦後初となるV12を搭載した750i/750iLが登場している。


※カーセンサーEDGE 2025年5月号(2025年3月27日発売)の記事をWEB用に再構成して掲載しています
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