ダイハツ ムーヴ(旧型)【購入アドバイス&ライバル車比較編】
2009/04/08
ライバルとの切磋琢磨によりダイハツの屋台骨を支える存在に
OVERVIEWモデル概要
小型車並みの質感や静粛性を達成したが、車両価格も上昇
ベーシックとカスタム、2系統を用意するムーヴだが、ベーシックは「生活革新!エキサイティングミニバン」がコンセプトで、内外装ともカジュアルかつ落ち着いた雰囲気。一方、カスタムのコンセプトは「モバイル世代のラジカルボックス」で、ドレスアップカー風の外観とモノトーンの内装が特徴。どちらも質感や静粛性などは小型車並みを達成しているが、トップグレードの価格は160万円を超えていた。GRADE VARIATIONSグレードバリエーション
グレード名 | トランスミッション | ひと言解説 |
---|---|---|
L | 4AT/5MT | デビュー時からモデル末期まで存在。アルミホイールなどが標準で装備されないベーシック系の廉価グレード |
X | 4AT | デビュー時からモデル末期まで設定。前期型では唯一、脱着式ダストボックスを採用するなど、充実装備が魅力 |
R | 4AT | デビュー時から2004年12月まで設定されたスポーティグレード。流通量は最も少なく、探すのは難しそう |
カスタムL | 4AT/5MT | デビュー時から存在するカスタム系の廉価グレード。カーテンエアバッグやナビなどの装備が設定されていない |
カスタムX | 4AT/5MT /CVT |
デビュー時から末期まで設定。唯一CVTを設定していたが、2006年3月に廃止となっている。流通量は最も豊富 |
カスタムR | 4AT/5MT | デビュー時から末期まで設定された、3気筒ターボ搭載モデル。5MTは4WD車のみに用意されている |
カスタムRS リミテッド |
4AT | デビュー時から2004年12月まで設定された最上級グレード。ディスチャージヘッドランプを標準装備していた |
BUYER’S GUIDE購入アドバイス
購入時のチェックポイント
積載性の高いモデルだけに
ラゲージのチェックは必須
荷物の出し入れが頻繁に行われていたことを想定して、ラゲージのヘタリ具合は確認したい。リアシートの動作がスムーズか、ハッチのヒンジに問題がないかなど、実際に動かしてチェックを。リコール情報で対象台数が多いのがシートベルトの不具合。2002年12月から2003年1月までに生産された車両の一部に見られ、整備手帳でパーツが交換されているか確認しよう。狙い目グレード
相場のボリュームゾーンを
見極めた上で選ぶのが◎!
中古車相場は70万円が一つの目安。予算を抑えたいなら、この価格帯よりも下の物件が多い2004年式以前で探してみよう。だが、経年による劣化は免れないので、予算に余裕があるなら2005年式以降の後期モデルを狙いたい。ただし装備が省略されたLやカスタムLは避けたいところ。なお、どの年式もベーシック系よりカスタム系のほうが圧倒的に多く、探しやすい。RIVAL MODELSライバル中古車徹底研究
ダイハツ ムーヴのライバル3モデルをピックアップ。旧型のワゴンR、現行型のゼスト、ステラなどボックスタイプの軽トールワゴンが揃い踏みだ
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ダイハツ ムーヴ(旧型)【購入アドバイス&ライバル車比較編】/旬ネタ
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