つぶらな丸目ランプがたまらない! クラシカルでかわいらしいオープンカー4選
カテゴリー: 特選車
タグ: ダイハツ / フォルクスワーゲン / ミニ / フィアット / アバルト / オープンカー / コンバーチブル / オープン / ミニコンバーチブル / ニュービートルカブリオレ / 500C / コペン / 595C / ザ・ビートル・カブリオレ / 竹井あきら
2020/06/17
▲中性的でかわいらしいデザインのオープンカーだってあるんです! 丸目ランプがたまらない4モデルをご紹介しますオープンカーはクールでスポーティなモデルだけじゃない!
コロナ以降の生活では車でも換気が推奨されているようですが、最高に換気できて紫外線消毒もばっちりのスーパー安心カーといえばオープンカー……なんて言い訳もできたことだし、夏も近づいて開放感も盛り上がるし、まさにオープンカーの乗り時到来です。
ただ、オープンカーというと『巨人の星』の花形君(お若い方はググってください)的、クールでスポーティなイメージが主流。
▲これはこれで素敵なのですが……それだけに、「ちょっと自分には関係ないかな」と思ってらっしゃるかわいいもの好きのあなた! かわいいオープンカーだってちゃんとあるんです。
数年前のTVCMで多部未華子さんが「なーんてーなめらかー♪」と口ずさみながら海辺をドライブしていた、あの白くてかわいいオープンカーを覚えていますか? あの車こそ、ミニ コンバーチブル。
▲こちらは現行モデルのミニ コンバーチブル。後姿もキュートです! どうです、なかなかでしょう? そんなミニ コンバーチブルを筆頭に、クラシカルで丸目ランプがかわいい4モデルをご紹介します。
じつはこれらファニーでクラシカルなオープンカーは、フロントスクリーンが比較的短く直立しているものが多いので、せっかくオープンなのに頭上はフロントガラスに覆われて開放感がイマイチ……なんて悲劇を回避するのにも有効。特にシートを前に出して運転する小柄さんには最高の選択です。
オープンカーは自由の象徴にして街の華。乗ってる人はもちろん、見ている人も、街の雰囲気までも明るくしちゃうパワーがあります。
さあ、お気に入りの1台を見つけて、開放感を満喫しちゃいましょう!
3代続く人気モデル! 小さな高級車ミニ コンバーチブル
ミニは小さな高級車。そのオープンモデルとなれば贅沢これに極まれりといったところ。内装も走りも、高級ブランドのカジュアルラインとでもいいましょうか、上質かつ濃厚で、プレミアム度抜群の4シーターオープンです。
実際なかなかいいお値段がいたします。現行モデルの新車価格はノーマルグレードのクーパーでも381万円、かっとびモデルのJCWとなれば540万円。これに魅力的なオプションが各種用意されますから乗り出しは推して知るべし。
それでも嫌味な感じがしないのは、このかわいいキャラクターゆえでしょう。
▲こちらが現行モデルの3代目。中古車だと最安価格帯は250万円からソフトトップの開閉はボタンひとつの全自動。時速30km走行時まで15~18秒で開閉できるので、信号待ちでのオープンも可能。
また、前席上部まで開けられるスライディングルーフ機能は時速に関わらず使えるので、高速道路でだって思い立ったらいつでもオープンにできちゃいます。
逆に、急な雨などでもさっと閉められるからこそ、いつでもオープンにしていられるとも言えますね。
▲こちらは1つ前の世代(2代目)。中古車だと、2010年頃のモデルであれば100万円前後で手に入れることができます初代から3代目までボディサイズと収納とパワーがじわじわ増大し、ロールオーバーバーがどんどん見えなくなり、目力が強くなっています。
▲こちらが初代。中古車相場は、最安価格帯だと15年以上前の年式で40万円台から初代、2代目にはMTとAT(CVT)がありましたが、現行3代目はATのみ。
初代から伝統的にボディと幌の色は無数に組み合わせられるので、中古市場も色とりどりです。どうぞ贅沢に悩んでください。
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ミニ コンバーチブル(初代)× 全国▼検索条件
ミニ コンバーチブル(2代目)× 全国▼検索条件
ミニ コンバーチブル(現行/3代目)× 全国安全にクラシカルなスタイルが楽しめる! ニュービートル カブリオレ&ザ・ビートル カブリオレ
愛と自由を求めたフラワーチルドレンに愛されたフォルクスワーゲン ビートル。そのセルフカバーとしてよみがえったニュービートルとザ・ビートルにもオープンモデルがあります。
▲こちらがニュービートル カブリオレ。中古車だと、2006年頃のモデルであれば60万円前後で手に入れることができますニュービートル カブリオレは、ハンドル式のロックを解除した後電動で開くソフトトップを備え、開閉時間は約13秒と素早い。
ザ・ビートル カブリオレの幌はボタンひとつの全自動で開閉可能。なんと全開までに要する時間は9.5秒、閉めるのは11秒と驚異の早さのうえに時速50kmまでOK! 見た目にだまされるなかれ、中身はドイツの精密機械です。
転倒を察知すると飛び出すアクティブロールオーバーバーは後席ヘッドレストと一体化され、ハイテクに支えられて安全にクラシカルなスタイルを楽しめます。
▲こちらがザ・ビートル ガブリオレ。ニュービートルの生産が終了した後、新たに誕生したモデル。そのため中古車相場は最安値でも200万円前後ですが、年式が2014年と比較的新しい物件が狙えます下した幌はトランクの上に鎮座してトランク内に干渉しないので、ニュービートルは201L、ザ・ビートルは225Lの収納スペースを開閉に関わらず確保できるのも便利です。
蛇腹状に畳まれた幌がクラシカルなアクセントになるので、幌カバーなしでのドライブがオススメです。
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フォルクスワーゲン ザ・ビートルカブリオレ× 全国日本生まれで小振りなボディが特徴的! ダイハツ コペン
他の3台が偉大な歴史的デザインアイコンのリバイバルなのに対して、堂々たるオリジナルがダイハツ コペン。2002年日本に生まれたかわいくも力強く輝く2シーターです。
初代コペンは2012年に生産を終了し、2014年に現行の2代目が登場。追って2015年、初代を思わせる丸目のセロがデビューしました。
▲こちらが初代コペン
▲こちらが現行セロ。厳密には、コペン現行モデルの「セロ」というグレードにあたりますどちらも電動で開閉できるハードトップ「アクティブトップ」を搭載し、ロックを外せばスイッチひとつ、約20秒でトップはトランクに格納され、クーペからオープンへと早変わりします(初代にはFRP製トップのデタッチャブルモデルもありますが超希少)。
小さく軽いのでスポーティな走りを楽しむオーナーも多いのですが、ゆるっとオープンドライブを楽しむにももってこい。
なにしろ小さいので、相対的に道幅が広々としてストレスフリーで自由なドライブが楽しめます。
初代は高値安定で、年式に勝る2代目セロより高額な物件も見受けられます。2010年以降は冬のオープンに欠かせないシートヒーターが標準装備なのもうれしいですね。
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ダイハツ コペン(初代)× 全国▼検索条件
ダイハツ コペン(現行型)× グレード「セロ」 × 全国ルパン三世に登場したあの車が復刻! フィアット 500C
▲最後にご紹介するのは、フォルムが特徴的なフィアット 500C映画『カリオストロの城』でルパン三世一味が乗ってたあの車、フィアット NUOVO500を現代風にリバイバルしたのがこちらの500C。
NUOVO500と同じくルーフレールを残したタイプのため、ルーフ部分までなら全速度域で、リアガラスまで全開にするのも時速60kmまで可能と、とても自由度が高くなっています。
動力も操舵性もきゃしゃな車ですが、それすらも身軽なキャラクターにぴったり。もてるすべてを使い切って元気に走る様子に愛おしさもひとしお。
内装も気取らずおしゃれで、中古車も平均130万円ほどとかわいらしい価格となっています
イタリアのカジュアルブランド「Diesel」とコラボした「by Diesel」など、特別な内外装や装備の限定車も多いので、ぜひお気に入りの1台を探してみてください。
▲こちらがDieselとコラボした限定車。中古車マーケットでもなかなかお目にかかれないレアなグレードですひらひらと畳まれた幌を背負った後ろ姿もたまらなくキュートですが、後方視界はゼロに等しいので間違ってもルパンみたいなカーチェイスには巻き込まれないように。
ホットな走りがお好みの方はアバルト 500Cと595Cも要チェックです。
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フィアット 500C × 全国▼検索条件
アバルト 500C × 全国▼検索条件
アバルト 595C × 全国
自動車ライター
竹井あきら
自動車専門誌『NAVI』編集記者を経て独立。雑誌や広告などの編集・執筆・企画を手がける。プジョー 306カブリオレを手放してから次期愛車を物色しつつ、近年は1馬力(乗馬)に夢中。
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