【ベージュ×SUV】アウトドアシーンで激映え! 茶色系SUV5選
カテゴリー: 特選車
タグ: トヨタ / ホンダ / スズキ / ダイハツ / SUV / クロスオーバーSUV / カジュアル / かわいい / エモい / フルタイム4WD / キャンプ / ロッキー / ジムニーシエラ / ヴェゼル / クロスビー / ライズ / ヤリスクロス / 田端邦彦
2022/06/11
▲アウトドアで活躍するSUVと、ベージュ系カラーの相性は抜群!大地を思わせるベージュ系ボディカラーは今、注目の的
これまで日本車はなぜか白や黒、銀などモノトーンカラーが多かった。高級感を追求するとそうなるのか、はたまた目立ちすぎるのを好まない国民性のためか……。
しかし、そんな風潮も変わってきたようで、最近は自然界の色をモチーフとした“アースカラー”が大人気。もともと中古車市場で、80~90年代の四駆やちょっと地味めのビジネスバンやSUVなどをアースカラーに全塗装し、オシャレな車に生まれ変わらせるのがムーブメントに。
それがきっかけとなり、新車のカラーラインナップでもSUVを中心にアースカラーを用意する車種が増殖。中でも今、大地をイメージさせる“ベージュ系カラー”が空前のブームとなっている。
この記事では、中古車で買えるベージュ系SUVをまとめて紹介。
アウトドア好きの人、ちょっと個性的な国産SUVが欲しい人など、ベージュ系カラーの車が欲しい人はぜひ参考にしてほしい。
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スズキ ジムニーシエラ(現行型)× ダイハツ ロッキー(現行型) × トヨタ ライズ(現行型) × トヨタ ヤリスクロス(現行型) × ホンダ ヴェゼル(現行型) × スズキ クロスビー(現行型) × ブラウン系スズキ ジムニーシエラ(現行型)|無骨な外観にベージュがぴったり
▲軽自動車のスズキ ジムニーにオーバーフェンダーを装着し、エンジンも大排気量化した小型車版がジムニーシエラ
四角いフォルムと丸目ヘッドライトがチャームポイント。かつてのLJ型、SJ型を思わせるノスタルジックな風貌で登場し、異例の大ヒットとなったのがジムニーシエラだ。
ジムニーの小型車版として、ワイドなオーバーフェンダーを装備しているのが外観上の特徴。オフロードで地面と干渉しにくい前後バンパー形状、タイヤ交換などの作業がしやすい台形ホイールアーチなど、機能性とデザイン性を見事に両立したボディワークとなっている。
ベージュ系カラーは「シフォンアイボリーメタリック」という名称が付いていて、「JC」「JL」の両グレードに用意。ブラックのバンパーやオーバーフェンダー、フロントグリルとの組み合わせた個性的なツートーンのカラーリングは、本格四駆らしいタフネスさを感じさせるものだ。
上級グレードとなる「JC」では、メーカーオプションで屋根を黒くする「ブラックツートーンルーフ」を選択することもできる。
▲インテリアも外観と同じく直線基調としたシンプルなデザインだ現行型の登場から3年以上が経過しているが、中古車平均価格は270万円台と依然として高めの水準をキープ。新車では長い期間、納車待ちとなる状況が継続していること、もともと中古車としての需要が高いことなどが理由だろう。
現在、現行型ジムニーシエラは約630台の中古車が流通しており、そのうち「シフォンアイボリーメタリック」は10分の1ほど。潤沢と言えるほどではないが、他の車種に比べてベージュ系の割合は多い方だ。
ベージュ系に限った価格帯は、総額240万~380万円となっている。
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スズキ ジムニーシエラ(現行型)× ブラウン系ダイハツ ロッキー/トヨタ ライズ(現行型)|環境にも配慮されたコンパクトSUV
▲SUVらしい力強さを感じるロッキーの外観。基本設計はライズと共有されているダイハツ ロッキーは、5ナンバー規格に収まるコンパクトなボディサイズながら、キリッと精悍な顔つき、エッジの効いたボディラインがデザイン上の特徴のコンパクトSUV。
トヨタ ライズはその兄弟車で、基本的な設計やラインナップはほぼ同じだが、フロント&リアまわりのデザイン、装備内容などは細かく差別化されている。
パワーユニットには1Lガソリンターボエンジンの他、2021年11月の変更では1.2Lガソリンエンジンおよびそのハイブリッド仕様も設定された。ハイブリッド車は環境意識の高い人にもオススメできる1台だ。
▲大型の台形グリルがフロントマスク下部に配置されるライズ。精悍な顔つきが印象的だツートーンカラーも含め、全11色ものボディカラーが用意されているのも特徴のひとつ。カラーラインナップはロッキーとライズで多少の違いがあるが、「ナチュラルベージュマイカメタリック」は両車にラインナップされている。
アクティブな印象でありつつ高級感もある独特な色合いで、ロッキー&ライズのキャラクターによく似合っている。
▲見晴らしや取り回しの良さもロッキー&ライズの美点だ(写真はライズの内装)中古車市場での流通量ではロッキーが740台ほどなのに対して、ライズは2200台弱と選択肢はライズの方が圧倒的に多いが、「ナチュラルベージュマイカメタリック」は両車とも5%未満。
ライズは流通量が多い分、ベージュ系カラーを選びやすい状況にある。ちなみに「ナチュラルベージュマイカメタリック」はどのグレードでも選択可能だ。
中古車平均価格はロッキーが195万円前後、ライズもほぼ同じ、という状況だ。発売から2年強であることを考えると、順当な価格推移と言えるだろう。総額の価格帯ではロッキーが170万~270万円。ライズが総額160万~280万円となっている。
エンジン別の割合では、どちらもデビュー当初からラインナップされていた1Lガソリンターボエンジンが圧倒的。1.2Lガソリンエンジン、ハイブリッドはごく少数となっている。
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ダイハツ ロッキー(現行型)× ブラウン系▼検索条件
トヨタ ライズ(現行型)× ブラウン系トヨタ ヤリスクロス(現行型)|力強さがより増す濃い目のベージュ色
▲外観はヤリスがベースになっているとは思えない迫力
コンパクトカーであるトヨタ ヤリスをSUV化。車高アップ&SUVテイストの外観としただけでなく、ボディサイズも拡大してファミリーで使える車に仕上げられたヤリスクロス。
欧州トヨタでデザインされた有機的なボディラインが個性だ。2020年8月に発売され大ヒットモデルとなったが、通常、国産車ではあまり見かけないボディカラーが用意されているのも人気の理由。そのひとつにベージュもある。
ソリッドなベージュカラーと、ブラックアウトされたフェンダーアーチなどの組み合わせは、アウトドアギア感抜群の配色。ヤリスクロスのたくましさが強調されるカラーリングだ。ちなみに、上級グレードではルーフがブラックマイカとなるツートーンカラーも用意されている。
▲ボディ幅が拡大されているヤリスクロスだが、車内幅やインテリアのデザインはヤリスと共通大人気車種だけあり、中古車市場での流通台数も900台以上。ヤリスクロスのパワーユニットには1.5Lガソリンエンジンの他にハイブリッドも用意されており、現在の中古車市場ではガソリン車とハイブリッドがおよそ半数ずつという比率になっている。
中古車平均価格は251.8万円とかなり高めの水準となっているが、これは納期の問題で中古車の需要が高まっていることに加え、中古車市場の物件が上級グレードに集中しているためでもあるだろう。
ベージュ系に限れば、ガソリン車は総額190万~280万円、ハイブリッド車は総額250万~330万円という価格帯となっている。
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トヨタ ヤリスクロス(現行型)× ブラウン系ホンダ ヴェゼル(現行型)|プレミアム感あるベージュ系カラーが特色
▲精悍な印象のデザインと、高級感あるサンドカーキ・パールの風合いが新鮮5ナンバー規格に収まるコンパクトサイズなのに、スタイルはプレミアムクロスオーバーの手法そのもの。初代とは全くイメージの異なる姿で登場し、世間をあっと言わせたのが2代目となる現行型のホンダ ヴェゼルだ。
走行用と発電用、ふたつのモーターとエンジンを組み合わせ、エンジンは発電と高速巡航時にしか使わないフルハイブリッドシステム「e:HEV」を採用するなど、メカニズムも個性的。
そんなヴェゼルに用意されるベージュ系カラーは「サンドカーキ・パール」で、新車時は通常色よりも3万8500円高い設定となっている。「e:HEV PLaY」はルーフがブラックとなるツートーンカラーだ。ベージュといえば普通はアクティブさ、ナチュラルさをイメージするが、「サンドカーキ・パール」は高級感を前面に出しているのがユニーク。
ちなみに、ヴェゼルは外板色によって新車価格がすべて違う、独自の価格設定を採用。そこからもカラーリングへのこだわりが分かるだろう。
▲内装デザインはシンプル。上質感に重きが置かれている登場から1年少ししかたっていない2代目ヴェゼルだが、中古車市場にはすでに500台以上が流通している。
中古車平均価格は290万円前後とやや高めだが、ほとんどが走行距離1万km未満の物件なので現段階では致し方ないところだろう。むしろ、新車とほとんど変わらないコンディションの物件が狙えるチャンスかもしれない。
全物件のうち、「サンドカーキ・パール」の割合は他の車種と同様の5%前後。ブラックなどより新車価格が高いことを考慮すると、まずまずの人気と言えるだろう。ガソリン車とハイブリッドの比率はおよそ半々で、「e:HEV Z」「e:HEV PLaY」など上位グレードの割合が多くなっている。
価格帯は総額240万~410万円。
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ホンダ ヴェゼル(現行型)× ブラウン系スズキ クロスビー(現行型)|レトロモダンな外観とベージュカラーがベストマッチ
▲淡い茶色とブラックのカラーリングがオシャレ。ちなみに「キャラバンアイボリーパールメタリック」とブラック・ルーフのツートーンは現在廃止され、中古車でしか手に入らない
トールワゴンとSUVの良いトコ取り。軽自動車ハスラーの小型車版(でも設計は全く別)とも言えるスズキのクロスビーは、これまでありそうでなかったカテゴリーの車だ。
ボクシーなフォルムと丸くて愛らしいヘッドライトはどこか欧州車を思わせるテイスト。ボディカラーのラインナップも独特で、モノトーン、ルーフを別色としたツートーン、ルーフとボディサイド下部を塗り分けたスリートーンと3タイプのバリエーションがある。
ベース系カラーとなる「キャラバンアイボリーパールメタリック」はツートーンとスリートーンに設定。ツートーンの場合、ルーフは白もしくは黒、バンパーはシルバー、ピラーやサイドガーニッシュは黒、ヘッドライトまわりはクローム。
スリートーンの場合はさらにボディサイド下部がブラウンとなる。これだけ異なるカラー、素材のパーツを組み合わせながら、ひとつのデザインとして成立させているのはお見事!
▲インパネカラーパネルの塗色も外板色に合わせてコーディネートされるクロスビーの登場から4年少しとなる現在。中古車市場での流通台数は500台前後で安定している。中古車平均価格は180万円前後とやや高め。最上級グレードとなる「ハイブリッドMZ」にシェアが集中しているためだろう。
「キャラバンアイボリーパールメタリック」は中古車市場に流通している全物件のうち、約18%とかなり高い割合。カフェラテを思わせるかわいらしい色合いが、クロスビーの個性にマッチしているからに違いない。
価格帯は総額170万~260万円となっている。
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スズキ クロスビー(現行型)× ブラウン系▼検索条件
スズキ ジムニーシエラ(現行型)× ダイハツ ロッキー(現行型) × トヨタ ライズ(現行型) × トヨタ ヤリスクロス(現行型) × ホンダ ヴェゼル(現行型) × スズキ クロスビー(現行型) × ブラウン系※記事内の情報は2022年6月3日時点のものです。

自動車ライター
田端邦彦
自動車専門誌で編集長を経験後、住宅、コミュニティ、ライフスタイル、サイエンスなど様々なジャンルでライターとして活動。車が大好きだけどメカオタクにあらず。車と生活の楽しいカンケーを日々探求している。プライベートでは公園で、オフィスで、自宅でキャンプしちゃうプロジェクトの運営にも参加。
この記事で紹介している物件
トヨタ
ライズ 1.2 Z 禁煙車 純正9型ナビ 全周囲カメラ レーダークルーズ ドラレコ スマートキー ビルトインETC オートハイビーム オートライト オートエアコン 衝突被害軽減システム コーナーセンサー LEDヘッド
本体価格208.0万円
支払総額218.9万円
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