トヨタ アルファードのサイズは? 駐車場に入る大きさ? 新型から歴代モデルの全長・全幅・全高や室内寸法、重量、中古車価格やライバル車種比較も紹介!
2024/09/11
▲2023年6月にフルモデルチェンジをした4代目となるアルファード。ここでは歴代アルファードのボディサイズを見ていきます初代から4代目までアルファードのサイズを徹底解説
4代目が登場したアルファード。中古車市場では引き続き2代目、3代目が高い人気を誇っています。
そこで、歴代アルファードとライバルモデルのサイズを中心に比較して、詳しく紹介します。
▲現行型アルファード試乗時の様子目次
- 4代目アルファードのサイズ・重量
- 4代目アルファードの内寸
- 4代目アルファードの乗車人数
- 4代目アルファードのシートアレンジ
- 4代目アルファードの積載量
- 4代目アルファードの中古車価格・流通量
- 3代目アルファードのサイズ・重量
- 3代目アルファードの内寸
- 3代目アルファードの乗車人数
- 3代目アルファードのシートアレンジ
- 3代目アルファードの積載量
- 3代目アルファードの中古車価格・流通量
- 2代目アルファードのサイズ・重量
- 2代目アルファードの内寸
- 2代目アルファードの乗車人数
- 2代目アルファードのシートアレンジ
- 2代目アルファードの中古車価格・流通量
- 初代アルファードのサイズ・重量
- 初代アルファードの内寸
- 初代アルファードの乗車人数
- 初代アルファードのシートアレンジ
- 初代アルファードの中古車価格・流通量
- 【Q&A】アルファードは駐車場に止めやすい?
- 【Q&A】アルファードは運転しやすい?
4代目アルファードのサイズ・重量
▲2023年6月に登場した4代目アルファード。発表直後からディーラーに多くの購入希望者が訪れ、すぐに工場出荷時期めどが「詳しくは販売店にお問い合わせください」となりました現行型である4代目アルファードのボディサイズは全長4995mm×全幅1850mm×全高1935mm。全長が5mに迫る長さになり、全高も3代目より高くました。一方で、全幅は先代のサイズをキープしています。
▲3代目と比較して全長が長く伸びた4代目アルファード。パワートレインは2.5Lガソリンエンジンとハイブリッドで、駆動方式はFFと4WD(ハイブリッドはE-Four)ですデビュー時のグレード構成はシンプルで、ガソリンモデルとハイブリッドモデルの「Z」と「エグゼクティブラウンジ」の2種。グレードによるボディサイズの違いはありませんが、エグゼクティブラウンジでオプションの19インチタイヤを装着すると、全高が10mm高くなります。
▲上級グレードのエグゼクティブラウンジ価格的に、4代目アルファードのライバルと言えるのはメルセデス・ベンツのVクラス。両車のサイズおよび車重を見比べてみましょう。
| 3代目Vクラス | ||
| 全長(mm) | 4905~5385 | |
| 全幅(mm) | 1928~1930 | |
| 全高(mm) | 1880~1960 | |
| 重量(kg) | 2280~2550 |
| 3代目Vクラス | ||
| 全長(mm) | 4905~5385 | |
| 全幅(mm) | 1928~1930 | |
| 全高(mm) | 1880~1960 | |
| 重量(kg) | 2280~2620 |
アルファードはVクラスよりは全幅が80mm狭くなっています。全高はほぼ変わりませんが、ポップアップルーフを備える「マルコポーロ ホライゾン」グレードが設定されている分、Vクラスの方が背が高くなっています。
一方で全長はそれなりの差があります。というのもVクラスには標準ボディとロングボディ、さらにエクストラロングボディが設定されているからです。
Vクラスの標準ボディと比べると全長が80mm長いものの、ロングボディでは155mm、エクストラロングボディでは390mmも短くなります。
車重を見るとアルファードの方が軽量です。これはボディサイズの他、Vクラスではガソリンエンジンよりも重いディーゼルターボエンジンを搭載していることなどが要因でしょう。
▲3代目Vクラスの外観4代目アルファードの内寸
4代目の室内寸法は以下のとおりです。
| 室内長(mm) | |
|---|---|
| 室内幅(mm) | |
| 室内高(mm) |
| 室内長(mm) | |
|---|---|
| 室内幅(mm) | |
| 室内高(mm) |
4代目アルファードは、リアのスイッチ類やエアコン吹き出し口を天井部に集約した「スーパーロングオーバーヘッドコンソール」を採用したため、室内高が3代目より40mm低くなっています。ただ、一段低くなるのは中央部だけなので、2列目席の居住性に大きな影響はないでしょう。
▲4代目アルファードの室内。ムーンルーフの左右独立シェード、窓から入ってくる日差しを遮ることができるパワーサイドサンシェードなど、多数の快適装備が採用されました4代目アルファードの乗車人数
4代目アルファードは、全グレードで2列目がパワーオットマン付きのキャプテンシートになっています。そのため、乗車人数はすべて7人乗りです。
2列目シートはZが合成皮革のエグゼクティブパワーシート、エグゼクティブラウンジは回転格納式テーブルやリアマルチオペレーションパネルなどが付く「エグゼクティブラウンジシート」です。
▲こちらは豪華装備のエグゼクティブラウンジシートです対するライバルモデルのVクラスも、乗車人数は全グレード7名です。
ちなみに3人がけの3列目席は、背もたれを倒してフルフラットにしたうえでオプションのラゲージルームセパレター(ブラック内装選択時は標準装備)と組み合わせると、3人が寝られるベッドになります。
▲3代目Vクラスの2列目シート4代目アルファードのシートアレンジ
4代目アルファードのシートアレンジは、カタログでは以下8種類を提示しています。ただ、福祉車両の場合は4代目に限らず、シート右側のみの対応となります。
| 前列をノーマルポジション | |
| 2列目と3列目のヘッドレストを取ってフルリクライニング | |
フルフラットモード |
1列目と2列目のヘッドレストを取ってフルリクライニング |
| 3列目を跳ね上げ格納 | |
| 2列目を前に移動+3列目を跳ね上げ格納 | |
モード |
2列目を後方にスライド+リクライニングとオットマン使用 |
| スーパーリラックスモード+3列目を跳ね上げ格納 | |
| 2列目左右の片方だけスライド |
| 前列をノーマルポジション | |
| 2列目と3列目のヘッドレストを取ってフルリクライニング | |
| 1列目と2列目のヘッドレストを取ってフルリクライニング | |
| 3列目を跳ね上げ格納 | |
| 2列目を前に移動+3列目を跳ね上げ格納 | |
| 2列目を後方にスライド+リクライニングとオットマン使用 | |
| スーパーリラックスモード+3列目を跳ね上げ格納 | |
| 2列目左右の片方だけスライド |
トピックとなるのは「リラックス+荷室モード」です。3列目の格納は3代目と同じく左右跳ね上げ方式ですが、4代目から後端でも3列目の跳ね上げが可能となりました。
これによって2列目を一番後ろまでスライドした状態でリクライニングしても、3列目席と干渉しなくなったのです。
▲リラックス+荷室モード。くつろぎながら荷物もたっぷり積めるので、家族旅行などにはもってこいのモードです
▲こちらトライアングルモード。前出した2列目と3列目の間にもう片方の2列目を配置すれば、前後の席と会話しやすいですし、2人の子供のお世話を同時にすることも可能ですなお、カタログ外のアレンジは走行できなかったり、注意事項があったりするケースがあります。もし気になるアレンジがあるなら、事前にディーラーや販売店に確認しましょう。
4代目アルファードの積載量
4代目アルファードの荷室容量は、公式ページ内にある「よくある質問」で公開されています。いずれもシートバック上端までで測定されたものです。
3列目席使用時(一番後ろ):110L
3列目席使用時(一番前):575L
3列目席格納時(2列目一番後ろ/エグゼクティブラウンジシート):864L
3列目席格納時(2列目一番後ろ/エグゼクティブパワーシート):860L
また、荷室長は以下のとおりです。
3列目席使用時(一番後ろ):65mm
3列目席使用時(一番前):195mm
3列目席格納時(2列目一番後ろ/エグゼクティブラウンジシート):940mm
3列目席格納時(2列目一番後ろ/エグゼクティブパワーシート):895mm
3列目席格納時(2列目一番前/エグゼクティブラウンジシート):1160mm
3列目席格納時(2列目一番前/エグゼクティブパワーシート):1115mm
一方でライバルモデルであるVクラスの荷室容量は標準ボディで720~4500L。Vクラスのシートは脱着式になっていて、2列目と3列目のシートをすべて取り外すことで、広大な空間が出現します。
4代目アルファードの中古車価格・流通量
4代目アルファードの中古車情報は次のとおりです。データは2024年9月5日現在のもので、カーセンサーにおける平均車両価格や掲載台数などをまとめました。
| 掲載物件数 | 約260台 |
|---|---|
| 平均走行距離 | 約0.3km |
| 車両平均価格 | 約915万円 |
| 総額の価格帯 | 809.9万~1700万円 |
| 掲載物件数 | 約260台 |
|---|---|
| 平均走行距離 | 約0.3km |
| 車両平均価格 | 約915万円 |
| 総額の価格帯 | 809.9万~1700万円 |
▼検索条件
トヨタ アルファード(4代目)3代目アルファードのサイズ・重量
▲2015年1月に登場した3代目アルファード。リアサスペンションを従来型のトーションビーム式から高級車で採用されるダブルウィッシュボーン式に変更し、ボディ剛性を高めたことで乗り味が上質になりました3代目アルファードのボディサイズは、全長4915~4950mm×全幅1850mm×全高1920~2240mm。重量は1920~2240kgです。まさに威風堂々としたサイズで、デビュー時はトヨタ最大級のミニバンでした(2019年12月に全長5300mm、全幅1970mmのグランエースが登場)。
▲3代目アルファードの前期型。なお前期型ではエグゼクティブラウンジのみミリ波レーダー方式のプリクラッシュセーフティを標準装備し、その他はオプション扱いでした3代目アルファードは2018年1月から後期型となりますが、前期型と後期型で大きさも重量も異なり、後期型の方が少し大きく重くなっています。
▲3代目アルファードの後期型。外観だけでなく、性能が高められたトヨタセーフティセンスが全グレードで標準装備になるので、使い勝手も増していますそんな3代目アルファードのライバルとなるのは、同じラージサイズミニバンである日産の3代目エルグランドでしょう。まず3代目アルファード前期型と年式の近い、2014年1月から2020年9月まで販売された3代目エルグランド中期型で見比べてみましょう。
| 3代目エルグランド中期型 | ||
| 全長(mm) | 4915~4980 | |
| 全幅(mm) | 1850 | |
| 全高(mm) | 1815 | |
| 重量(kg) | 1910~2160 |
| 3代目エルグランド中期型 | ||
| 全長(mm) | 4915~4980 | |
| 全幅(mm) | 1850 | |
| 全高(mm) | 1815 | |
| 重量(kg) | 1910~2150 |
全幅には大きな違いはないものの、全長はライダーなどのカスタムモデルがあるエルグランドが長く、全高はアルファードの方が高くなっています。
一方で重量には差があります。アルファードにはハイブリッドの4WDであるE-Fourも設定されているため、ハイブリッド車自体が用意されていないエルグランドより重くなっています。
次に、3代目アルファード後期型と、2020年10月以降の3代目エルグランド後期型を比べてみましょう。
| 3代目エルグランド後期型 | ||
| 全長(mm) | 4965~5020 | |
| 全幅(mm) | 1850 | |
| 全高(mm) | 1815 | |
| 重量(kg) | 1930~2130 |
| 3代目エルグランド後期型 | ||
| 全長(mm) | 4965~5020 | |
| 全幅(mm) | 1850 | |
| 全高(mm) | 1815 | |
| 重量(kg) | 1930~2130 |
アルファードの後期型は前期型より全長と全高がアップし、エルグランドの後期型も中期型より全長が伸びています。つまり、全長はエルグランドが長いものの、背の高さはアルファードが上というのは前期型から変わりませんでした。
▲こちらが3代目エルグランドの後期型。2020年10月から2024年9月現在まで販売されるモデルです3代目アルファードの内寸
3代目アルファードの室内空間は前期型と後期型、ハイブリッドとガソリン仕様、標準仕様とエアロ仕様すべてで共通です。室内長3210mm×室内幅1590mm×室内高1400mmとなっています。
ちなみに、3代目は後述する2代目より全高が10mm低くなりましたが、低床パッケージにより2代目と同等の室内高が確保されています。ただし、オプションのツインムーンルーフを装着すると、室内高が20mm低くなります。
▲SグレードやGグレードなどに採用されるリラックスキャプテンシート。中央寄りに横スライドすることで、最大830mmのロングスライドが可能で、ゆったり足を伸ばすことができますライバルモデルの3代目エルグランドは中期型で大きな改良が入り、室内高が拡大されました。しかし、中期型と後期型は同じ寸法となっています。
では3代目アルファードと3代目エルグランドの中/後期型の内寸も見比べてみましょう。
| 3代目エルグランド中/後期型 | ||
| 室内長(mm) | 2905~3025 | |
| 室内幅(mm) | 1580 | |
| 室内高(mm) | 1300 |
| 3代目エルグランド中/後期型 | ||
| 室内長(mm) | 2905~3025 | |
| 室内幅(mm) | 1580 | |
| 室内高(mm) | 1270~1300 |
内寸は3代目アルファードが全面で有利。全幅は同じでしたが、室内幅はアルファードの方が少し長いのもポイントです。
▲こちらがエルグランドの室内。室内高は低いが十分な広さが確保されています3代目アルファードの乗車人数
3代目アルファードには2列目席がベンチシートの8人乗りと、2列目がキャプテンシートの7人乗りがあります。
8人乗りはハイブリッドだとエントリーグレードのX、ガソリン車は2.5Lエンジンを搭載するXとG、2.5LのエアログレードとなるSに設定されています。なお、ガソリン車のXには7人乗りの設定はありません。
また、後期型は2.5LのGに8人乗りの設定が廃止されて7人乗りのみになりました。
注目は7人乗りのキャプテンシートの種類。ハイブリッドのSR CパッケージとG Fパッケージ、2.5LガソリンのS Cパッケージ、3.5LガソリンのSA CパッケージとGFには大型ヘッドレストや大型アームレストが装備されるエグゼクティブパワーシートが搭載されています。
▲アルファードのエグゼクティブパワーシート。2列目にゆったり座ることができますライバルモデルの3代目エルグランドにも7人乗りと8人乗りが設定されています。
前期型と中期型の標準仕様は8人乗りのみの設定。ハイウェイスターのベースグレードとアーバンクロムには7人乗りと8人乗りが用意され、その他は7人乗りのみになります。
後期型はハイウェイスター系のみの設定になっていて、乗車人数は上記の構成が継承されています。
▲エルグランドにも高級感のあるキャプテンシートが用意されています3代目アルファードのシートアレンジ
3代目アルファードはシートアレンジが多彩です。カタログで提示されていたアレンジは、通常乗車を含めばモデルライフを通じて10種類です。
アレンジ数が多い要因は、1列目のシート種類にあります。前期型と2019年12月までの後期型には4代目には未設定の「助手席スーパーロングスライドシート」が用意され、1160mmというスライド量を生かしたアレンジが提示されています。
そんな3代目アルファードのカタログで提示されたアレンジは次のとおりです。
| 全席をノーマルポジション | |
フルフラットモード |
2列目と3列目のヘッドレストを取ってフルリクライニング |
フルフラットモード |
1列目と2列目のヘッドレストを取ってフルリクライニング |
| 3列目を跳ね上げ格納 | |
| 2列目を前に移動+3列目を跳ね上げ格納 | |
モード |
2列目を横にスライドしたうえで後方にスライド+リクライニングとオットマン使用 |
| 助手席と2列目左側を後方にスライド | |
リラックスモード |
助手席と2列目を後方にスライド+リクライニングとオットマン使用 |
モード |
助手席と2列目を方違にスライド |
ラゲージモード |
2列目を前方にスライド+3列目左側を跳ね上げ格納 |
| 全席をノーマルポジション | |
| 2列目と3列目のヘッドレストを取ってフルリクライニング | |
| 1列目と2列目のヘッドレストを取ってフルリクライニング | |
| 3列目を跳ね上げ格納 | |
| 2列目を前に移動+3列目を跳ね上げ格納 | |
| 2列目を横にスライドした上で後方にスライド+リクライニングとオットマン使用 | |
| 助手席と2列目左側を後方にスライド | |
| 助手席と2列目を後方にスライド+リクライニングとオットマン使用 | |
| 助手席と2列目を方違にスライド | |
| 2列目を前方にスライド+3列目左側を跳ね上げ格納 |
3代目ではグレードによって備えるシートが違うため、可能なアレンジも異なります。
例えば「助手席前拡大モード」「大人3人リラックスモード」「ダブルトライアングルモード」「エクストラロングラゲージモード」の4種類は、助手席スーパーロングスライドシートとリラックスキャプテンシートを備えるS Aパッケージのみ展開できます。
▲こちらがダブルトライアングルモード。助手席が1列目と2列目、2列目左側が2列目と3列目の間に挟まることで前後の会話がしやすく、小さな子供のお世話もしやすくなっています
▲こちらはエクストラロングラゲージモード。車両左側に最大2150mmの室内長を確保でき、自転車などの大物も積載することが可能です一方で「エグゼクティブラウンジ」系グレードでは2列目をフルフラットにできないため、フルフラットモードは2種類とも展開できません。
また、名称が違っても4代目と同内容のモードがありますが、「スーパーリラックスモード」は同名称でも内容が異なります。3代目の同モードは、リラックスキャプテンシートを採用するグレードのみ展開可能です。
3代目アルファードの積載量
アルファードの荷室容量は以下のとおりです。
全モデル:205L
リラックスキャプテンシート:1346L
ベンチシート:1388L
※エグゼクティブパワーシートとエグゼクティブラウンジシートは非公表
リラックスキャプテンシート:2207L
ベンチシート:2691L(2列目席チップアップ)
▲床下にあるアンダーボックスを活用すれば高さのある荷物も積載可能一方、3代目エルグランドの荷室容量は以下のとおり。なお、これは3列目席を使用しシートを一番前までスライドした際の容量です。
前期型:300L
中/後期型:600L
▲3列目に240mmのスライド機構を搭載したことで、床面のアンダーボックスを活用してゴルフバッグが積めるように改良が加えられたエルグランドの3代目・中期型3代目アルファードの中古車価格・流通量
3代目アルファードの中古車情報は次のとおりです。なお、データの取得条件や内容は4代目アルファードと同様です。
| 掲載物件数 | 約3990台 |
|---|---|
| 平均走行距離 | 約4.7万km |
| 車両平均価格 | 約470万円 |
| 総額の価格帯 | 173.6万~2216.6万円 |
| 掲載物件数 | 約3990台 |
|---|---|
| 平均走行距離 | 約4.7万km |
| 車両平均価格 | 約470万円 |
| 総額の価格帯 | 173.6万~2216.6万円 |
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トヨタ アルファード(3代目)2代目アルファードのサイズ・重量
▲2008年5月にトヨペット店の専売モデルとして登場した2代目アルファード。ネッツ店からは押し出しが強いデザインが与えられた兄弟車のヴェルファイアが発売されました2代目アルファードのボディサイズは全長4850~4885mm×全幅1830~1840mm×全高1890~1950mm。車重は1850~2190kgです。
ボディサイズは標準グレードとなるXとG、エアログレードのSで異なります。また、前期型と2011年11月以降の後期型で、わずかに大きさと車重が異なります。
▲初代のイメージを残しながらシャープさが強調された2代目アルファード前期型。当初のパワーユニットは2.4L 直4と3.5L V6のガソリンでした
▲フロントライト内部がブラック塗装されて引き締まった印象になった後期型。このタイミングで2.4Lハイブリッド車が別モデルとして登場しました2代目アルファードのライバルモデルは、同時期に発売された3代目エルグランドの前期型です。ここでもサイズと重量を比べてみましょう。
| 3代目エルグランド前期型 | ||
| 全長(mm) | 4915~4980 | |
| 全幅(mm) | 1850 | |
| 全高(mm) | 1805~1815 | |
| 重量(kg) | 1900~2160 |
| 3代目エルグランド前期型 | ||
| 全長(mm) | 4915~4980 | |
| 全幅(mm) | 1850 | |
| 全高(mm) | 1805~1815 | |
| 重量(kg) | 1900~2160 |
並べてみると2代目アルファード前期型はエルグランドより一回り大きく見えますが、背の高さ以外はエルグランドより小さくなっています。そのため、車重はじゃっかんエルグランドより軽くなっています。
さらに、2代目アルファードの後期型と3代目エルグランド前期型(2010年8月~2011年10月)も比較してみましょう。
| 3代目エルグランド前期型 | ||
| 全長(mm) | 4915~4945 | |
| 全幅(mm) | 1850 | |
| 全高(mm) | 1805~1815 | |
| 重量(kg) | 1900~2050 |
| 3代目エルグランド前期型 | ||
| 全長(mm) | 4915~4945 | |
| 全幅(mm) | 1850 | |
| 全高(mm) | 1805~1815 | |
| 重量(kg) | 1900~2050 |
2代目アルファードの後期型は前期型より全長と全高が伸びています。ただ、3代目エルグランド前期型と比べると全長と全幅が小さく、全高が高いという結果は変わりません。
一方で、車重は後期型からハイブリッド車が設定された影響で、アルファードの方が重くなっています。
▲3代目エルグランド。前期型の外観2代目アルファードの内寸
2代目アルファードの内寸は室内長3160mm×室内幅1585mm×室内高1360~1400mm。後述する初代よりフロアの高さが低くなったことで、室内高が10mm、室内長は75mm拡大されています。
内寸は基本的に全グレード共通なのですが、ツインムーンルーフ装着の有無によって室内高にグレード間での差が生まれています。具体的にはツインムーンルーフが標準装備となる350G Lパッケージ、ハイブリッドSR Cパッケージは室内高が40mm低くなります。
▲2代目アルファードの室内。ハイブリッドSR Cパッケージ以外のグレードでも、ツインムーンルーフをオプションで装備したら室内高が40mm低くなるため、室内空間にこだわる人は留意しましょうそんな2代目アルファードと、ライバルモデルの3代目エルグランド前期型も内寸を比べてみましょう。
| 3代目エルグランド前期型 | ||
| 室内長(mm) | 3020 | |
| 室内幅(mm) | 1580 | |
| 室内高(mm) | 1275 |
| 3代目エルグランド前期型 | ||
| 室内長(mm) | 3020 | |
| 室内幅(mm) | 1580 | |
| 室内高(mm) | 1275 |
このように内寸では2代目アルファードが全体的にリードしており、特に室内高が有利となっています。
2代目アルファードの乗車人数
2代目アルファードの乗車人数はグレード別に以下のようになっています。
X:8人乗り
G/S:7人乗り、8人乗り
G Lパッケージ/S Cパッケージ:7人乗り
X:8人乗り
S/240G:7人乗り、8人乗り
S Cパッケージ/350G/350G Lパッケージ/ハイブリッド全車:7人乗り
7人乗りは当然、2列目がキャプテンシートになっています。
▲特別仕様車である2代目アルファード 240S タイプゴールドIIの2列目シートそして3代目同様に、2代目も上級グレードは2列目席にエグゼクティブパワーシートを装備しています。エグゼクティブパワーシート搭載グレードは以下のとおりです。
・S Cパッケージ
・350G Lパッケージ
・ハイブリッドG Lパッケージ
・ハイブリッドSR C パッケージ
対する3代目エルグランド前期型は前述したとおり、標準仕様が8人乗り、ハイウェイスターのベースグレードとアーバンクロムが7人乗りと8人乗り、その他には7人乗りが設定されています。
2代目アルファードのシートアレンジ
2代目アルファード のシートアレンジは、通常乗車を含めて7種類がカタログに掲載されています。
| 全席をノーマルポジション | |
フルフラットモード |
2列目と3列目のヘッドレストを取ってフルリクライニング |
フルフラットモード |
1列目と2列目のヘッドレストを取ってフルリクライニング |
| 3列目を跳ね上げ格納 | |
| 2列目を前に移動+3列目を跳ね上げ格納 | |
モード |
2列目を横にスライドしたうえで後方にスライド+リクライニングとオットマン使用 |
| 2列目を後方にスライド+リクライニングとオットマン使用 |
| 全席をノーマルポジション | |
| 2列目と3列目のヘッドレストを取ってフルリクライニング | |
| 1列目と2列目のヘッドレストを取ってフルリクライニング | |
| 3列目を跳ね上げ格納 | |
| 2列目を前に移動+3列目を跳ね上げ格納 | |
| 2列目を横にスライドした上で後方にスライド+リクライニングとオットマン使用 | |
| 2列目を後方にスライド+リクライニングとオットマン使用 |
2代目のアレンジは、名称は違ってもほとんどが3代目4代目と同じアレンジです。
例えば、エグゼティブパワーシートの7人乗りで展開できる「エグゼクティブモード」は4代目の「スーパーリラックスモード」に該当します(3代目のエグゼティブパワーシート以上を採用するグレードでも展開可能)。
ただ、2代目では最大ラゲージモードが8人乗りでしか展開できない点には注意ください。
2代目アルファードの中古車価格・流通量
2代目アルファードの中古車情報は次のとおりです。なお、2代目アルファードはガソリン車とハイブリッド車が別扱いであったため、平均車両価格と平均走行距離を分け、データを抽出しています。
| 掲載物件数 | 約970台 |
|---|---|
| 平均走行距離 | ガソリン車:約9.5万km ハイブリッド車:約9.5万km |
| 車両平均価格 | ガソリン車:約119万円 ハイブリッド車:約185万円 |
| 総額の価格帯 | 42万~278万円 |
| 掲載物件数 | 約970台 |
|---|---|
| 平均走行距離 | ガソリン車:約9.5万km ハイブリッド車:約9.5万km |
| 車両平均価格 | ガソリン車:約119万円 ハイブリッド車:約185万円 |
| 総額の価格帯 | 42万~278万円 |
▼検索条件
トヨタ アルファード(2代目)▼検索条件
トヨタ アルファードハイブリッド(2代目)初代アルファードのサイズ・重量
▲2002年5月に登場した初代アルファード。トヨペット店ではアルファードG、ネッツ店ではアルファードVというネーミングになっていました90年代後半から始まったミニバンブームも後押しして大ヒットした初代アルファード。トヨタの最上級ミニバンとして登場し、同時期に発売されていた同じトヨタのミニバンである2代目エスティマより一回り大きかったのが特徴です。
気になるボディサイズは、モデルライフを通じて全長4840~4865mm×全幅1805~1830mm×全高1935mm。車重は1780~2050kgです。
▲初代アルファード前期型。当初は2.4Lエンジンと3Lエンジンが用意され、2003年7月に2.4Lガソリンとモーターによるハイブリッド車が別モデルとして発売されました
▲2005年4月からの後期型。FFレイアウトで、背が高くても乗り降りが楽なのも従来のラージサイズミニバンと異なり、人気を博しましたそのライバルモデルは、ほぼ同時期にデビューした2代目エルグランド。初代アルファードとラージサイズミニバンの盛り上がりをけん引した人気車で、大きなボディと押し出し感のあるデザインが特徴でした。
▲2002年5月~2004年7月までの2代目エルグランド前期型。後期型は2004年8月~2010年7月までの生産でした初代アルファードと2代目エルグランドはともに前期型と後期型でサイズと車重が異なり、どちらも後期型の方がじゃっかん大きくなっています。まずは両車の前期型を比べてみましょう。
| 2代目エルグランド前期型 | ||
| 全長(mm) | 4795~4850 | |
| 全幅(mm) | 1795~1800 | |
| 全高(mm) | 1910~1920 | |
| 重量(kg) | 1990~2160 |
| 2代目エルグランド前期型 | ||
| 全長(mm) | 4795~4850 | |
| 全幅(mm) | 1795~1800 | |
| 全高(mm) | 1910~1920 | |
| 重量(kg) | 1990~2160 |
カステムモデルのみエルグランドの方が全長が長くなっていますが、全体としてはアルファードの方が大きく、軽くなっています。では後期型も続けて見てみましょう。
| 2代目エルグランド 2代目後期型 | ||
| 全長(mm) | 4835~4880 | |
| 全幅(mm) | 1795~1815 | |
| 全高(mm) | 1910~1920 | |
| 重量(kg) | 2010~2200 |
初代後期型 |
エルグランド 2代目後期型 |
|
| 全長(mm) | 4835~4880 | |
| 全幅(mm) | 1795~1815 | |
| 全高(mm) | 1910~1920 | |
| 重量(kg) | 2010~2200 |
初代アルファードは一部グレードの全長が20mm伸長。2代目エルグランドも全長が30~40mmほど伸び、一部グレードで全幅も15mm大きくなりました。車重はグレードによって微増しています。
結果、両車のサイズ感は前期型とほとんど同じで、その差もさほど変わっていません。
初代アルファードの内寸
初代アルファードの内寸は室内長3085mm×室内幅1585mm×室内高1355~1390mmで、前期型と後期型で寸法に違いはありません。
▲床面を低くできるFFレイアウトを生かした初代アルファードの室内はデビュー当時、“ミニバン最大級”とうたわれました室内高は基本が1390mmで、ツインムーンルーフを標準装備するMZ Gエディションのみ35mm低くなっています。もちろん他グレードでもツインムーンルーフをオプション装備した場合は、室内高が低くなります。
▲2代目エルグランドは室内幅の広さが特徴対する2代目エルグランドは車体下にドライブシャフトが通るFRレイアウトを採用しています。そのためか、両車の室内寸法は次のような違いがあります。
| 2代目エルグランド | ||
| 室内長(mm) | 2920 | |
| 室内幅(mm) | 1665 | |
| 室内高(mm) | 1325 |
| 2代目エルグランド | ||
| 室内長(mm) | 2920 | |
| 室内幅(mm) | 1665 | |
| 室内高(mm) | 1325 |
このように室内長と室内高は初代アルファードがリードしていますが、室内幅は2代目エルグランドが広くなっています。
初代アルファードの乗車人数
初代アルファードの乗車人数は以下のとおりです。
AX/MX:8人乗り
AS/MS/MZ:7人乗り、8人乗り
初代アルファードには2列目のエグゼクティブシートの設定はなく、7人乗りはすべて普通のキャプテンシートでファブリックと本革の違いで差別化がされています。
▲初代アルファードのキャプテンシート。アームレスト付きで、7人乗りの上級グレードにのみオットマンが用意されています一方で、ライバルモデルの2代目エルグランドは8人乗りが基本で、最上級グレードのXLのみが7人乗りです。
初代アルファードのシートアレンジ
初代アルファードのシートアレンジは、通常乗車を含めて7種類がカタログに掲載されています。先に理由と説明すると、2代目以降にないアレンジが多いのは2列目の仕様が異なるからです。
キャプテンシートに付属するオットマンはシートから切り離して使うタイプであり、6対4分割シートも前方への可倒式でシートバックにテーブルが備っています。
さらに7人乗りと8人乗りの両方に回転式の2列目シートが採用されており、3列目と対面させることも可能。これらの装備によって 、ユニークなシートアレンジが用意されました。
| 全席をノーマルポジション | |
ロングシートスライド &リクライニング |
2列目と3列目のヘッドレストを取ってフルリクライニング |
| 全席のヘッドレストを取ってフルリクライニング | |
スペースアップモード |
3列目を跳ね上げ格納 |
シートバックテーブル |
8人乗り2列目の前に倒す |
| 2列目を回転させて後ろ向きに設置 | |
収納式オットマン |
7人乗り2列目のオットマン使用 |
| 全席をノーマルポジション | |
| 2列目と3列目のヘッドレストを取ってフルリクライニング | |
| 全席のヘッドレストを取ってフルリクライニング | |
| 3列目を跳ね上げ格納 | |
| 8人乗り2列目の前に倒す | |
| 2列目を回転させて後ろ向きに設置 | |
| 7人乗り2列目のオットマン使用 |
この中で注意したいのはセカンドシート回転対面です。8人乗りなら全グレードで可能ですが、7人乗りではガソリン車のエアログレードである「MS」と「AS」、そしてサイドリフトアップシート装着車のみ展開できます。
初代アルファードの中古車価格・流通量
初代アルファードの中古車情報は次のとおりです。なお、データの取得条件や内容は2代目アルファードと同様です。
| 掲載物件数 | 約170台 |
|---|---|
| 平均走行距離 | ガソリン車:約10.5万km ハイブリッド車:約10.6万km |
| 車両平均価格 | ガソリン車:約46万円 ハイブリッド車:約74万円 |
| 総額の価格帯 | 32万~188万円 |
| 掲載物件数 | 約170台 |
|---|---|
| 平均走行距離 | ガソリン車:約10.5万km ハイブリッド車:約10.6万km |
| 車両平均価格 | ガソリン車:約46万円 ハイブリッド車:約74万円 |
| 総額の価格帯 | 32万~188万円 |
▼検索条件
トヨタ アルファード(初代)▼検索条件
トヨタ アルファードハイブリッド(初代)【Q&A】アルファードは駐車場に止めやすい?
歴代最小となる初期型前期でも全長4800mm以上×全幅1800mm以上×全高1900mm以上のアルファードですが、平置き駐車場なら基本的には問題なく止められます。
国土交通省では普通乗用車の駐車マスを「幅2.5m×奥行き6.0m」と目安として挙げています。このサイズならどの世代のアルファードでも駐車可能ですし、大柄な3代目と4代目には駐車に役立つ安全装備が充実しているので、安心して止められるはずです。
一方で、機械式駐車場は止められない可能性が高いでしょう。入庫サイズは駐車場によってマチマチですが、「全長5000mm以下×全幅1850mm以下×全高1550mm以下×重量2000kg以下」であることが一般的です。アルファードはいずれの世代・グレードでも全高がサイズオーバーしています。
機械式駐車場が多い都市部の一部エリアを拠点とする場合は考慮が必要ですが、それ以外の場合はそこまで神経質になることはないでしょう。
▲4代目アルファードに採用されたトヨタチームメイト[アドバンストパーク]なら、スマートフォンによるリモート操作で駐車も可能です【Q&A】アルファードは運転しやすい?
アルファードはラージサイズミニバンなので、小回りや見切りは当然コンパクトカーほど良くありません。しかし、アイポイントが高いので視界が良く、ボディがスクエアなので車幅を確認しやすいため、見た目以上に運転がしやすくなっています。
走行性能も高く、直進安定性は抜群。パワフルなので、高速道路でのドライブも楽ちんです。特に、3代目以降は高級セダン並みと言っても過言ではないでしょう。
そうは言っても「大きいから運転するのが不安……」という方もいらっしゃるかもしれませんが、第2世代のトヨタセーフティセンスが全車に標準化された3代目後期や現行の4代目ではあれば安心できると思います。
▲アルファードの乗り心地はトップクラス。特に3代目以降は安定性や静粛性が高まっているので、高速道路などの走行中に不安を抱くことは少ないでしょう※記事内の情報は2024年9月5日時点のものです。

自動車ライター
高橋満(BRIDGE MAN)
求人誌編集部、カーセンサー編集部を経てエディター/ライターとして1999年に独立。独立後は自動車の他、音楽、アウトドアなどをテーマに執筆。得意としているのは人物インタビュー。著名人から一般の方まで、心の中に深く潜り込んでその人自身も気づいていなかった本音を引き出すことを心がけている。愛車はフィアット500C by DIESEL
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