自然の中でたくましく、かっこよく遊ぶ「ブッシュクラフト」の達人は、車もだいぶたくましい!
2017/12/09
▲選りすぐりのギアを開発・販売する専門メーカー「Bush Craft Inc.」の代表を務める相馬拓也さん。愛車は、日本を代表する本格クロスカントリー4WD、ランドクルーザーだ。1980年代末から90年代にかけて生産された80系と呼ばれるシリーズで、今も高い人気を誇る人間が太古の昔から培ってきた術を駆使する
ある種のキノコを乾燥させ、叩いて薄く伸ばした火種と火打石を使い、火を起こす。着火剤などのキャンプ用品に頼ることなく、相馬さんは焚火を始めた。
「生きるうえで、なによりも火が大切だった大昔、人は工夫しながら火や火種を持ち歩いていました。今日は猪の肉を持ってきたので、焼いて食べようと思っています」
▲自作したカトラリーなども入れた箱は、もともと砲弾を入れるためのもの先人の知恵に学び、極力自然にあるものを利用して行う原始的なキャンプスタイルをブッシュクラフトという。相馬さんは火起こしやナイフワークなどのノウハウを、独学で身に付けた。
「もともとアウトドアにどっぷり浸かっていたわけではなく、むしろ都会の生活を謳歌するタイプでしたが、クレー射撃の選手として銃を所持していて、そのまま狩猟をやるようになったのがきっかけで、どんどん深みにハマっていったという感じです」
運転免許を取得したのもその頃で、初めて手に入れたのが、ランクルだったという。
「今乗っているのは2台目なんです。1台目は買って3ヵ月でクロスカントリー中に潰してしまいまして(笑)。改めて買い直してパーツを移植して、さらに手をかけていったら、こんな車になってしまいました!」
オフロードを走るうえで一番重要な足回りは、前後ダブルショック化やデフロックシステムなどで徹底的に強化し、迷彩色のボディには、スコップやジャッキ、シュノーケルなどが付いた、究極仕様だ。
「モデルチェンジするごとに快適装備が増えてSUV化していくなか、この80系はクロカン好きの間で“最後のランクル”といわれる名車です。本物ならではの機能を磨き上げるだけでなく、ドレスアップという意味でも楽しんでいるんです」
▲走行不能になったときに土を盛るスコップ。まだ、必要な状況になったことは一度もないとか。その代わり、キャンプでは大活躍
▲運転席から角度を調整できるサーチライト
相馬さんがランクルをカスタマイズすることには、自然と共存するブッシュクラフトの楽しさを、少しでも多くの人に知ってほしいという願いも込められている。
「ブッシュクラフトは、死なないためのサバイバル術とは違います。だから、自分のレベルで遊べる。車も含めて、もっとかっこよく遊びましょう!」
▲ダブルショック化し、タイヤは抜群のオフロード走破性を誇るスーパースワンパーを装着。空気の圧力で前後のデフロックを作動させる装置も後付けした
▲後席を取り外したラゲージにコット(布を張ったベンチ状のベッド)を置いて寝ることも
※本記事は、カーセンサー 2018年2月号(2017年12月20日発売)の記事をWEB用に再構成して掲載しています
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