今注目すべきマセラティは“跳ね馬の心臓”をもつ世代! 「フェラーリ時代のMaserati」~【カーセンサーEDGE 2025年3月号】
カテゴリー: 編集部からのお知らせ
2025/01/27
▲2024年に創業110周年を迎えた名門「マセラティ」。今号はフェラーリ傘下だった時代、フェラーリ製エンジンを搭載するなどマニア垂涎のコラボレーションが実現した、1997年から23年間のモデルに注目します110年目から111年目へ。歴史と伝統のマセラティに乗るなら
イタリアの名門自動車ブランド「マセラティ」が誕生し、2024年12月で110年を迎えました。マセラティほど独特な世界観を確立し、世界中のマニアを虜にしてきたブランドもないでしょう。一方で、決して順風満帆な歴史を歩んできたわけではありません。そんな歩みを止めないマセラティの中でも、ユーズドマーケットで隆盛を極めているのは“跳ね馬の心臓”をもつモデルたちです。
遡ること28年前の1997年、マセラティの経営がフィアットからフェラーリへと移り、そして生まれたのが3200GT。さらに、その4年後のマイナーチェンジ版となるクーペとスパイダーから、フェラーリ色が目に見えて濃くなります。
その理由はマラネッロ産エンジンが積まれたからです。エンジン型式名はティーポ「F136」。フェラーリ用とは違いクロスプレーン式でしたが、紛れもなくマラネッロ設計&生産のフェラーリ謹製V8自然吸気エンジンです。
そんなマニア垂涎のコラボレーションも23年間で幕を閉じます。未来のことはわかりませんが、フェラーリの魅力はエンジンそのもの。真に“馬力”を発するあの頃のマセラティの“バクハツ”は、ややほろ苦くも一粒で二度美味しい奇跡の世代なのです。
そこで今号は、そんな時代を「フェラーリ時代のマセラティ」と銘打って大特集。いま、最も“買い”のマセラティをお伝えします。
▲1981年の「ビトゥルボ」の流れをくむ、1992年登場の4代目ギブリ。直線基調なエクステリアとは一線を画す、おおらかな内装が特徴的▼検索条件
マセラティ ギブリ(1993~1998年)× 全国
▲マセラティとフェラーリの橋渡しとなったV8自然吸気エンジンがこのティーポ F136
▲ティーポ F136エンジンを搭載する先代のクアトロポルテ(左)とグラントゥーリズモ(右)。マセラティを得意とする専門店にその選び方を聞きました▼検索条件
マセラティ クアトロポルテ(先代)× 全国▼検索条件
マセラティ グラントゥーリズモ(先代)× 全国
▲フェラーリ製エンジンを初めて搭載したクーペをさらにスポーティに仕立てたのがグランスポーツ
▲グランスポーツはティーポ F136エンジン(4.2L V8自然吸気)に6速セミAT(カンビオコルサ)を組み合わせています▼検索条件
マセラティ グランスポーツ× 全国
▲フェラーリ時代のモデルとの付き合い方を、マセラティの専門店である「ミラコラーレ」に聞きました【関連リンク】
カーセンサーEDGE 2025年3月号
フェラーリ時代のMaserati

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