第190回 スバル インプレッサ WRX NB-R 【見つけたら即買い!?】
2011/12/07
■「STI」ほどではない、ほどほどスポーティな4ドアセダン
2代目スバルインプレッサは、丸目の前期型、涙目状の中期型、鷹目状の後期型とエクステリアが大きく変化したモデルでした。グレード体系も複雑で、前期型では「WRX」の名前が「4ドアセダン」を示すグレード名となっていました(中期型からはワゴンにもWRXを設定)。今回は前期型WRXに設定されたスポーティグレード、NB-Rをご紹介します。発売されたのは2001年12月。WRX NBをベースにしており、2Lの水平対向4気筒DOHCターボエンジンを搭載。ミッションは5MTと4ATのラインナップでした。新車時価格は245.3万~259.6万円。特別仕様車という扱いではありますが、中期型にマイナーチェンジする前の2002年10月まで販売されています。
装備は基本的に走行性能を向上させるためのものが中心ですが、STIほどではない、ほどほどのスポーツ仕様となっています。NB-R独自の装備となる、倒立式の4輪ストラット・スポーツサスペンションやベンチレーテッドディスクブレーキ(フロント:16インチ対向4ポット、リア:15インチ対向2ポット)が採用されています。
エクステリアも精悍なルックスになっており、専用の大型リアスポイラーやフォグランプカバー(フォグランプ自体はディーラーオプション)、アルミ製のフロントフードなどを装備。タイヤサイズも17インチにアップし、アルミホイールが装着されました。インテリアは専用のブラックシートにアルミ製のスポーツペダル(MT車)となっています。
さらにHIDのロービームランプをメーカーオプションとして設定。デュアルSRSエアバッグやEBD付き4センサー4チャンネルABS、プリテンショナー&ロードリミッター付きフロント3点式ELRシートベルトと、安全装備も充実しています。
12月6日時点でカーセンサーネットに掲載されているインプレッサWRX NB-Rの中古車は9台。価格は58万~118万円とかなりお手頃になってきていますが、走行距離が多い中古車がほとんどなのが悩ましいところ。5万kmを下回るものはわずか2台にとどまっています。修復歴車も2台あるので、コンディションの良いものを手に入れるには待ったなしの状況です。
インプレッサを選ぶからには走りにこだわりたい。だけどSTIは扱いが難しそうだし、価格も高い…という方には、NB-Rは意外とちょうどいい選択肢です。興味をもった方は下の検索窓に「インプレッサ WRX NB-R」と入力して、検索してみてください。
日刊カーセンサーの厳選情報をSNSで受け取る
第190回 スバル インプレッサ WRX NB-R 【見つけたら即買い!?】/旬ネタ
あわせて読みたい
【悲報】日産 GT-R(R35型)が生産終了……今こそ中古車状況をチェック&賢い狙い方を考察!
BMWのMとは違う“絶妙”な味を堪能できるオススメの「BMWアルピナ」モデル5選【2025年最新版】
【悲報】新型カングーから樹脂バンパーが消滅! 絶望したあなたに贈る「代わりにコレ、どうですか?」5選
Cクラスはもはや大きすぎる……ならお得に買えるCLAクラスかAクラスセダンはどう? モデル比較、オススメの狙い方を解説
Aクラスセダンの販売終了アナウンスに絶望したあなたに贈る「代わりにこのイケてるセダン、どうですか」5選
えっ、現行型ジムニーが100万円台前半から買える? 流通台数も4000台を突破した中古車状況、オススメの選び方を解説!
【試乗】新型 ランボルギーニ ウルスSE|普段使いはほぼモーター! スーパーカーの速さを備える800psのスーパーSUVはハンドリングも燃費も上々
憧れのベンツデビューなら、Eクラスワゴンを狙うべし! 中古車平均価格が1年で130万円下落中のプレミアムワゴン、オススメの選び方は?
ついに憧れのレクサス LXが買いやすくなってきた! 1年間で140万円近く下落した高級SUV、中古車状況やオススメの狙い方を解説!
こんなに素敵な北欧セダン ボルボ S60が総額200万円台から購入可能! どんな選び方がオススメ?