第8回 マツダ ロードスターターボ 【見つけたら即買い!?】
2008/02/13
■“人馬一体”を追求したロードスター唯一のターボモデル
ロードスターと言えば、世界で一番売れた2シーターオープンカーとしてギネスブックにも載るほど、日本のみならず世界中にファンの多い車です。FRという駆動方式と1tほどの軽量なボディとの組み合わせにより、ドライバーに走る楽しさと操る楽しみを与えてくれる数少ない存在でもあります。そんなロードスターシリーズの中で、唯一のターボモデルとなるのが2代目NB型に設定されたロードスターターボです。ターボを装着することで馬力は160psから172psに、トルクは17.3kg-mから21.3kg-mになっています。この数値を見ていただければわかるとおり、ターボは装着しましたが大幅なパワーアップは行われていません。単にエンジンの出力を高めたわけではなく、操る楽しさを重視したフラットなトルク特性となるようチューニングされました。これは速さだけを単純に追求するのではなく、ロードスターが守り続ける、車と人とが対話しながら走りそして楽しさを感じる“人馬一体”をさらに追求した、と言い換えることができますね。


ターボ化されパワーアップしたエンジンとのバランスを考えて、駆動系はクラッチ、ミッション、ドライブ/プロペラシャフトなどがそれぞれ強化部品へと交換されています。それに合わせて、ビルシュタインのダンパーにも専用チューンを施しローダウン化されました。パワーを効率よく伝達するため、17インチの大径タイヤとしました。
内外装も同時に手が加えられています。フロント/リアのエアロパーツはターボ専用の新デザインのものとし、シートもレッド×ブラックのコンビネーションとするなど、よりスポーティな意匠へと変更されました。ボディカラーは専用のベロシティレッドマイカを含む4色が設定され、インテリアの組み合わせは前述のレッド×ブラックの組み合わせのほかに3種類設定されています。


ただでさえ楽しいロードスターが、ターボを付けたことでドライバーにどんな“人馬一体”感をもたらすのか。それは実車を購入して確認してみてくださいね。
実際に物件を見たい人は
『マツダ ロードスター ターボ』
を上の検索窓に入力してみてください。キーワードに合致する物件が一覧で表示されます。
<カーセンサーnet編集部・フクダ>
日刊カーセンサーの厳選情報をSNSで受け取る
第8回 マツダ ロードスターターボ 【見つけたら即買い!?】/旬ネタ
あわせて読みたい
トヨタ スープラ(A90型)生産終了の発表に絶望した人に贈る「代わりコレ、新車在庫がなくなったときに備えてどうですか?」5選
【海外試乗】新型 フェラーリ 12チリンドリ スパイダー|ふりそそぐV12サウンドの中、上質で快感なドライブフィールが堪能できるスーパーオープンカー!
フェラーリ 458の中古車価格約3000万円に絶望した人に贈る「半額ちょっとで買えるコレ、最後のV8自然吸気モデルの代わりにどうですか?」5選
マツダ AZ-1が絶滅危機! 中古車流通量“9台”に絶望した人に贈る「この軽スポーツ、代わりにどうですか?」5選
マツダ スピリット レーシング・ロードスター12Rの予定価格700万円台・限定200台に絶望した人に贈る「半額でコレ、代わりにどうですか?」5選
【試乗】新型 マクラーレン アルトゥーラ スパイダー|驚くべきはその乗り心地! ドライビングフェチが選ぶべきベスト・オブ・スポーツカー
新しくなった車両で今年も参戦!第35回メディア対抗ロードスター4時間耐久レース
【名車への道】’90 マツダ ユーノス ロードスター
【試乗】新型アストンマーティン DB12ヴォランテ|ハイパフォーマンスモデルもゆったり走るのが気持ちいいと思わせる英国流ラグジュアリーオープン!
【海外試乗】新型 フェラーリ SF90 XX スパイダー|公道での快適さと安定感は現行フェラーリで一番! サーキット走行を極めた“最強ロードカー”