次期トヨタ 86過給器使わず、排気量拡大へ
カテゴリー: クルマ
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2016/09/01

2.4L NAに排気量拡大
マイナーチェンジを受けて、後期型にバトンタッチしたトヨタ 86。今後4年のモデルライフをまっとうした後、2020年には世代交代する計画だ。次に用いられるパワートレインは現行ユニットを上回る性能を持つことがわかった。
トヨタとスバルの両陣営が、早くも次期86/BRZの素案作りに向けて動き始めていることが判明した。まだ断片的ではあるが、モデルチェンジの検討ポイントを掴んだので紹介する。
まず、ボディサイズ。“振り回す”ことも念頭において、86/BRZはFR方式を採用しているが、この楽しみを一段と向上させるべく、軽量化とともに車体の縮小化が検討されている。いまのところ、全長は50mm、全高は30mm下げられる見通しだ。
ちなみにプラットフォームには現行モデルのコンポーネントが流用されるものの、軽量化のための対策がいくつも盛り込まれる。

排気量拡大の道を選んだ理由とは
エンジンは水平対向4気筒のままだが、排気量は現在の2Lから2.4Lへと拡大される。想定されているスペックは最高出力238ps/最大トルク26.0kg-m(現行モデル比+31ps/4.4kg-m)だ。
排気量アップによってパワー増強だけでなく、トルクを太らせて乗りやすさと日常ユースにおける燃費改善を実現する目論見もある。「過給器を用いた方が、スポーツカーというキャラクターに似合うのでは」との声もあがりそうだが、NAユニットの継承は苦肉の策でもある。
というのも、ノーズの低さを命にしている86/BRZに、過給器を押しこむのは至難のワザ。いまより重心やノーズ高が上がることを開発陣がよしとするはずもない。こうした理由もあって、エンジン排気量の拡大が取り沙汰されている。
コンバーチブルの夢、復活
86/BRZにはソフトトップを有するコンバーチブルや、派生4ドアの設定も検討されたが、組み立てを担うスバルの生産要件に対する考え方の相違など、越えられないハードルが立ちふさがって、幻に終わってしまった。
しかし、次期86/BRZでは、開発初期から複数のボディ形状が、念頭に置かれているため、剛性などの商品性から生産性に至るまで、あらゆる問題がクリアできるはずだ。悲願のコンバーチブル設定によって、北米西海岸での支持率もいっそう上がるだろう。

※2016年9月1日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません
【SPECIFICATIONS】
■予想発表時期:2020年8月
■全長×全幅×全高:4195×1775×1290(mm)
■搭載エンジン:2L 水平対向4
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