【福祉車両】日産 デイズルークス 助手席スライドアップシート|ほぼ“普通の軽”だから気軽に選べる助手席・回転&昇降モデル
2019/09/25

日産 デイズルークス 助手席スライドアップシート
足腰が弱っていたり、車いすを利用する両親を病院や施設に送り迎えする際に便利なのが、電動回転&昇降シートを備えた福祉車両だ。
日産 デイズルークス 助手席スライドアップシートは、助手席が回転&昇降することで、足腰の弱い方や車いすを利用する方の乗り降りをスムーズにしてくれる。
一方で車いす仕様車と違い、見た目や機能は他のデイズルークスとほぼ同じ。本来前席がベンチシートのところ、運転席と助手席がセパレートしている程度だ。
そのため普段の買い物や子供の送迎にも使える、一人二役モデルといえる。

細かな配慮がなされた助手席シート
回転&昇降シートは車いすからの移乗がしやすいように、車いすと同じ座面の高さまで降りる。足腰が弱くて屈むのが苦痛な方も、これならお尻から座りやすい。
足を載せるステップも備わるが、大きな足の方も載せやすいようにシート下の部分が凹んでいる。

シートには乗降時や乗車時につかまって体を支えられるアームレストが備わる。アームレストは折りたたみ式だから普段はしまっておけるし、シートの見た目や座り心地も運転席とほぼ同じ。

シートスライドはできないが、リクライニングは可能だから、介助が不要な方も普通に使えるシートだ。
回転&昇降させる際にはリモコンを操作すれば、約12秒でシート操作が完了する。リモコンを収納しておくポケットがシートの背もたれのドア開口部側に用意されているので、リモコンをなくしにくいし、取り出しやすい。

もしリモコンがパッと見つからなくても、助手席ドアのアームレストにも回転&昇降スイッチがあるので安心だ。シートの下にスイッチがある福祉車両と比べて屈まずに操作できる点もうれしいところ。

ラゲージには車いすを収納するための専用ゴムネットが用意されている。車いすを収納しない場合は小さくたたんでおけるので、普段の買い物でも普通にラゲージを使うことができる。


また、このゴムネットを使えば前席と後席の間にも収納できる。この位置ならスライドドアから入れられるので、後席に誰も座らないときはこの方が便利だろう。
エマージェンシーブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)や踏み間違い衝突防止アシストは標準装備。
人気のスポーティモデルのハイウェイスターやターボモデル、4WD車もあるなど選択肢も多い。普段は買い物の足として使い、両親の送迎にも使える車を探している人にオススメの1台だ。

ライター
ぴえいる
『カーセンサー』編集部を経てフリーに。車関連の他、住宅系や人物・企業紹介など何でも書く雑食系ライター。現在の愛車はルノーのアヴァンタイムと、フィアット パンダを電気自動車化した『でんきパンダ』。大学の5年生の時に「先輩ってなんとなくピエールって感じがする」と新入生に言われ、いつの間にかひらがなの『ぴえいる』に経年劣化した。
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