【名車への道】‘05 アルファロメオ 147GTA
2020/10/01

■これから価値が上がるネオクラシックカーの魅力に迫る【名車への道】
これからクラシックカーになるであろう車たちの登場背景、歴史的価値、製法や素材の素晴らしさを自動車テクノロジーライター・松本英雄さんと探っていく企画「名車への道」。

自動車テクノロジーライター
松本英雄
自動車テクノロジーライター。かつて自動車メーカー系のワークスチームで、競技車両の開発・製作に携わっていたことから技術分野に造詣が深く、現在も多くの新型車に試乗する。『クルマは50万円以下で買いなさい』など著書も多数。趣味は乗馬。
こんなに凝縮したアルファ ロメオはもう出ないんじゃないかな
——今回ですが、結構長いこと探していたモデルが出てきたので、それにしました。
——鋭いですね。アルファ ロメオの147GTAにしてみました。意外と状態の良い車、ないんですよね。あ、こちらの個体がそうですね。白、いいですね。
——147ってかなり売れたモデルですよね?
——なんか……5ドアモデルもありましたよね?


——それはちょっと面白い傾向ですね。
——147もデ・シルヴァ氏の作品でしたっけ?
——GTAの話もおねがいします!
——なるほど。「オーバーフェンダー=イカツイデザイン」ってイメージでしたけど、イタリア人が作るとまた違った雰囲気になるってことですね。

——やっぱりエンジンのポテンシャルは素晴らしいんですか?
——そうなんですか? 確か古いV6の3.2Lエンジンですよね。
——確かレースにも使われてましたよね?
——すごいエンジンじゃないですか……。
——相当味の濃いアルファですね。


アルファロメオ 147GTA
2003年に登場した、コンパクトな3 ドアハッチバックに、大排気量3.2L NAエンジンを搭載。伝説の GTAの名を冠した、147のハイパ フォーマンスモデルだ。エクステリア は前後トレッドを拡大し、エアロパー ツを装着することで迫力を増した。 撮影車両は6MTとなる。
※カーセンサーEDGE 2020年11月号(2020年9月26日発売)の記事をWEB用に再構成して掲載しています
【関連リンク】
日刊カーセンサーの厳選情報をSNSで受け取る
あわせて読みたい
【試乗】新型 アストンマーティン ヴァンキッシュ|V12を積んだ新たなFRフラッグシップは、リアルスポーツからGTまで劇的に変化する乗り味を得た!
【試乗】新型 ヒョンデ インスター ラウンジ|かわいい見た目に安心感を兼ね備えたコンパクトEV
6月は北イタリアでスポーツカー三昧! “モーターヴァレー”のスーパーカーブランドが一堂に会する一大イベントとミュージアムへの誘い【スーパーカーにまつわる不思議を考える】
“SUV疲れ”した人に贈る「代わりに、実用性も備えるスタイリッシュフォルムが新鮮なコレ、どうですか?」5選
~その使命は感情を揺さぶる存在であり続けること~ スーパーカー論【カーセンサーEDGE 2025年7月号】
【試乗】新型メルセデスAMG G63|改良により心地よさという価値が付加された新たなGクラス
【試乗】新型 テスラ モデルY|もはや走りにも文句はなくなり全方位進化でBEV最強の1台へ!
【試乗】新型 アウディ A5|堂々たるサイズの新ネーミング基幹車種、ベーシックモデルも必要十分に実用的!
【試乗】新型メルセデス・ベンツ Gクラス EQテクノロジー|電気の力でよりスポーティに、より高級に
【試乗】新型 ヒョンデ インスター|軽自動車の十八番を奪うBEV! 愛らしいスタイルでも快適性はクラス以上!